【グレードZの内装を徹底チェック】ハイラックスのインパネ部分

トヨタ ハイラックス

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2017年9月12日に国内販売が開始されたトヨタハイラックス。二つあるグレードのXとZについて、比べながら紹介していきたいと思います。基本グレードのXに対し、様々な豪華装備や安全装備が装着されたものがZグレードになります。

2017/10/2


Chapter
ハイラックス グレードZ インパネ画像レビュー
特徴①先進的な印象のコックピット
特徴②エアコンにもXグレードとの違いが

ハイラックス グレードZ インパネ画像レビュー

主な違いとしては、ステアリングの素材、メーターの種類、インパネのスイッチ類、空調の操作系、ミラーのカラーなどがあげられます。まずXグレードのステアリングは、ウレタンの素材となります。それに対し、Zグレードは本革ステアリングが奢られます。

Xグレードのステアリングスイッチと、Zグレードのステアリングスイッチに関しても、メーターの種類の違いから、数と種類に違いが見られます。メーターについてですが、Zグレードは自発光式のオプティトロンメーターが奢られ、マルチインフォメーションディスプレイも装備されます。それに対し、Xグレードは、一般的なアナログメーターが装備され、マルチインフォメーションディスプレイより、機能が劣るマルチファンクションディスプレイが装備されます。

ここでいうアナログメーターとは、自発光式とは違い、ライトスイッチとの連動で、メーター照明がつくタイプのことです。スイッチ類に関しても、XグレードとZグレードとでは、違いがあります。ドアミラー格納装置がZグレードには標準装備されますが、Xグレードでは装備されません。

空調のスイッチとなる、操作パネルに関しても、二つのグレードでは差があります。Xグレードにはダイアル操作のマニュアルエアコンが装備されますが、Zグレードではオートエアコンが装備されます。Zグレードのステアリング周りの装備として、クルーズコントロールスイッチもあげられます。

ミラーに関しては、前述しましたが、Xグレードには、黒塗装の電動ミラーが装備され、Zグレードでは、メッキ加工の電動格納式ミラーが装備されます。

特徴①先進的な印象のコックピット

Zグレードには自発光式のオプティトロンメーターが奢られ、このメーターにはセンター部分に、マルチインフォメーションディスプレイが装備されます。自発光式メーターとは、エンジン始動時に、ライトスイッチの状態に関係なく、常時発光しているメーターのことで、昼間でもくっきりと見やすく表示されます。このメーターは日本で売られている車の上位グレードにはかなりの割合で装着されています。

マルチインフォメーションディスプレイには、燃費や、ギアポジション、車両情報や、安全装備の状態など、多彩な表示がされます。しかも多彩な表示にも関わらず、ステアリングスイッチを操作することによって、簡単な使いやすさがあります。エンジン始動時には、オープニング画面が、マルチインフォメーションディスプレイに表示されます。ちなみにオープニング画面は、ハイラックスのロゴと車体の絵が浮かび上がります。

特徴②エアコンにもXグレードとの違いが

エアコンについてですが、もちろん、XグレードにもZグレードにも標準で装備されます。さすがにエアコンがオプションの車は、今の世の中なかなかないと思いますが。

但し、両グレードでは、エアコンの種類に違いがあります。Xグレードでは、自分で風量や風向きをダイアルで操作する、マニュアルエアコンが装備され、上位グレードのZグレードでは、温度を設定すれば、風量や風向きは自動で設定されるオートエアコンが標準で装備されます。

両グレードの違いは、エアコン以外にもあります。車のキーの違いについてですが、Xグレードはワイアレスドアロックリモートコントロールとなり、エンジン始動は物理キーを差し込み、ひねる昔ながらの方法で行います。対してZグレードは、スマートエントリーが標準装備され、カギを持っているだけで、スイッチを押せば、ロックの施錠および解除ができ、エンジン始動に関しても、カギを用いずに、プッシュスタートで行います。

インパネ周りの加飾についてですが、Xグレードでは、シフトノブ周りや、エアコン吹き出し口周りを黒を基調としたプラスチックで覆われますが、Zグレードに関しては、シフトノブ周り、エアコン吹き出し口、ドアパネルなど、シルバーの加飾で覆われます。

Xグレードと、上位グレードのZグレードとでは、インパネ部分の見た目でも結構な違いがあります。Xグレードは黒を基調とした、漢の仕事場といった感じで、必要最小限の装備や加飾でまとめられ、上位のZグレードはシルバーの加飾やオートエアコン、自発光式メーターなど、より高級感を演出しています。どちらがいいかは個人の好みの問題ですが、Zグレードに関しては、価格に見合う装備でまとめられていると感じました。

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