ハイラックスが日本で復活!実車で感じた新型のポイント! 

トヨタ ハイラックス

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ハイラックスが日本で復活!早速チェックしてみました。2017/10/30
Chapter
海外仕様のハイラックスと比較!外装はどう変わった?
新型ハイラックスのグレードは二つ!
実車で感じた走行性能・安全性能は!新型ハイラックスの試乗でレビュー
まとめ

海外仕様のハイラックスと比較!外装はどう変わった?

新型ハイラックスは世界で販売されるグローバルモデルです。日本に導入されるハイラックスはタイで生産されます。各国のモデルで違いがあります。
日本以外では、ダブルキャブ、シングルキャブ、エクストラキャブの3種類が用意されます。ダブルキャブは日本と同じ、4枚ドアで乗車定員は5人。シングルキャブは、日本には導入されていませんが、荷台が長く、ドア2枚の乗車定員2人、エクストラキャブは、ドア2枚と観音開きドアで乗車定員4人。

シングルキャブはバンパーが黒の樹脂のみになりますが、ダブルキャブ、エクストラキャブは、黒樹脂バンパー以外に、ボディ同色バンパーが存在します。
同じダブルキャブのカラードバンパーで比較した場合ですが、フォグランプベゼルがあるかないかが一番の違いですね。
他にはアルミホイールの形状の違い、サイドアンダーミラーの有り無しです。
サイドアンダーミラーは日本の法規上、装着しないといけない部分でもありますので、ここは日本独自かもしれないですね。
サイドステップが標準で装備されるのも、日本導入モデルのみのようですね。
乗車定員や全長については、同じダブルキャブ同士では変わりはないようです。
しかし、日本を含め、他の国のハイラックスも迫力の違いはなく、しいて言うなら、フォグランプベゼルがある日本モデルが、若干迫力があるように見えるとこでしょうか。


新型ハイラックスのグレードは二つ!

新型ハイラックスには2つのグレードがあります。
ベースグレードとなるXと、その上位グレードとなるZグレードです。
■X
■Z
走行性能の違いはほとんどないですが、主に快適装備に対して違いがあります。

Zでは、LEDヘッドライト&フロントフォグランプが装備されますが、Xではハロゲンヘッドライト&フロントフォグランプとなります。
これは標準装備で決められており、XにオプションでLEDヘッドライト&フロントフォグランプを装着することはできません。
■ハロゲンヘッドライト&フロントフォグランプ
■LEDヘッドライト&フロントフォグランプ
エアコンの違いですが、Zにはオートエアコンが標準装備されます。オートエアコンは温度さえ設定してしまえば、風量、風向きは自動で行ってくれる優れものです。

対してXはマニュアルエアコンが装備されます。マニュアルエアコンは温度、風量、風向きなど、状況に応じて、自分で設定しなくてはなりませんが、慣れてしまえば、難なく使えます。
もちろん、オートエアコン、マニュアルエアコンともに、エアコンの性能に差はありません。

クルーズコントロールですが、Zに標準装備されます。
これは高速道路などで、アクセルを離しても、設定したスピードで走れる装置で、長距離の高速移動で役に立ちます。
Xで選択できないのは残念です。

実車で感じた走行性能・安全性能は!新型ハイラックスの試乗でレビュー

新型ハイラックスですが、走行時の安全装置も装備されています。
ミリ波レーダー+単眼カメラを用いた、プリクラッシュセーフティシステムと、レーンディパーチャーアラートがZに標準装備されます。

これは、衝突の回避や、衝突時の被害軽減をサポートする自動ブレーキシステムで、レーンディパーチャーアラートは車線のはみだしの可能性をドライバーに知らせるシステムです。
衝突安全のシステムだけに、Zだけでなく、Xグレードにも標準装備してほしかったシステムですね。

Xでは、オプションでも選択できない形となっています。

新型ハイラックスのエンジンですが、直4の2.4リッター2GDFTVエンジンが搭載されます。これはよりクリーンに、なおかつパワフルなディーゼルエンジンとなります。

2GD-FTVエンジンはトルクが40.8kgf・mもあり、これはガソリンエンジンでいうと、4リッター並みのトルクです。

このエンジンと6速ATとの組み合わせで、街中の扱いやすさ、高速走行時のストレスのない巡行を実現できるようになっています。

高速走行時でも、下からトルクが溢れんばかりに湧いてくるのと、6速ATとの相性の良さで、アクセルをベタ踏みするような状況にはまずならないと思います。

まとめ

新型ハイラックスですが、快適装備でZグレードとXグレードとの差はいいと思いますが、プリクラッシュセーフティーなどの、安全装備に関しては、両グレードで差をつけてほしくなかったのが気になる点です。
Xグレードはスポーツなどで、使い倒すことを考えての安全装置の非装着かもしれません。

ラリーカーのベース車両がそうであるように。
ボディの大きさや、乗り降りのしづらさを除けば、日常使用にも十分耐えうる車だと思いますので、街中やアウトドアフィールドで、ハイラックスが溢れることを期待したいと思います。
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