自作してみたいキャンプ道具15選|100均の活用方法についても紹介

蒔きを燃やしている様子

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キャンプ道具を揃えると高価ですが、自作すればオリジナリティーがある、自分にとって使い勝手のいいものを作れます。100均やホームセンターで素材を用意すれば、鍋敷きや調味料入れといった小物から、テーブルや椅子といった大きなものまで作れます。
Chapter
キャンプ道具を自作するメリットとは?
自作してみたいキャンプ道具15選
1:鍋敷き
2:蚊取り線香ホルダー
3:カトラリーケース
4:ガーランド
5:トライポッド
6:ゴミ箱
7:棚
8:サイドテーブル
9:キッチンテーブル
10:ローテーブル
11:椅子
12:キッチンラック
13:スツール
14:クーラーボックス
15:クーラーボックススタンド
キャンプ道具の自作に役立つおすすめ工具
DURATECH 多機能ナイフ
キャンプ道具を自作しよう!

キャンプ道具を自作するメリットとは?

キャンプ道具は、テントやタープなどを中心に、お金がかかるものです。キャンプ道具一式を揃えると、総額で25~30万円かかる場合もあるとされています。道具によっては自作することで節約できるメリットがあります。

自作のキャンプ道具は個性を演出できるため、キャンプ場などで、周りの人と同じ道具がかぶらないこともメリットの一つでしょう。

自作してみたいキャンプ道具15選

キャンプ道具を自作することで、自分の欲しい色や形、デザインのものを入手できるのがメリットです。市販品のアイテムが自分のスタイルに合わないときも手作りすれば自分に合ったものが手に入ります。

1:鍋敷き

100均で販売されている角棒をベースに、鍋敷きを作れます。必要な角棒は10mm×21mmの太さで、長さが450mmのものを2本、木工用のこぎり、平型ヤスリ、カッターナイフ、定規と鉛筆を用意します。

長さ150mmに切って4本用意し、切り口をヤスリで整えます。井型に組み合わせられるように角棒同士が重なる部分を鉛筆でマークし、その部分の厚みが半分になるように削ります。使うときは井型になるように現場で組んで使うといいでしょう。

2:蚊取り線香ホルダー

木皿をベースにして、蚊取り線香ホルダーを作れます。用意するのは、直径16cmの市販の木皿とM6×60mmのさら小ネジ、M6×30mmのスペーサー、M6×22mmのワッシャー2枚、M6のステンレスアイナットです。

電動ドリルで木皿の中心に穴を開けます。木皿の下からさら小ネジをねじ込み、木皿の上からスペーサー、ワッシャー2枚、アイナットを通します。

蚊取り線香ホルダーを使うときはアイナットを外し、ワッシャー1枚だけを外して蚊取り線香の中心部を通します。ワッシャー2枚の間に蚊取り線香を入れるスタイルで使います。

3:カトラリーケース

キャンプでフォークやスプーン、ナイフを持ち運びやすいカトラリーケースを作ってみてはいかがでしょうか。用意するものは、横80cmから縦40cmの布地、40cmの長さの紐です。

布地の表側を内側に二つ折りにし、裏返せるように2辺を縫って裏返します。裏返した後、さらにその辺を縫います。先ほど二つ折りにした部分を上にして、反対側を8.5cm折り、折った間、右端の縦方向の真ん中あたりに紐を縫い込みます。

折った部分は、3cmごとにミシンで縫い目を入れて、カトラリーを入れるポケットにします。これで、カトラリーを入れて、巻くようにして収納できるケースが完成です。

4:ガーランド

ガーランドは花輪を意味する言葉で、キャンプサイトで三角形の旗が並んだタイプのものを見かけることがあるでしょう。自作するには、100均で売られているスピンドル紐と好みの布、手芸用ボンドを用意します。

布を高さ28cm、幅12cmのひし形に切り、高さ14cmの二等辺三角形になるように折ります。折る部分に紐を通し、手芸用ボンドであとの2辺を固定します。紐の長さいっぱいに二等辺三角形の布を取り付けていけば完成です。

5:トライポッド

焚火の上でダッチオーブンなどを吊るすのに使うのが、トライポッドです。用意するものは、直径9.5mmで長さ1mのステンレスパイプ4本、両端がループとなったワイヤー、25mm径のパイプ指示金具、S字フックです。

4本のステンレスパイプを互い違いにし、パイプ支持金具で留めます。これで4脚で立てられ、そこにワイヤーを吊るして、S字フックを取り付けることでダッチオーブンを吊るして使えます。

6:ゴミ箱

キャンプでのゴミ箱は、コンパクトに収納できて、なおかつ周囲からゴミが見えないように自作したいものです。100均で販売されているワイヤー製のゴミ袋ホルダーと、防水コートのアウトドア用ゴミ袋を組み合わせ、ダブルクリップでワイヤー部分に固定すれば完成です。

7:棚

キャンプ時の身の回りの道具を置くための棚を、100円均のすのこを組み合わせることで簡単に作れます。

用意するものは、すのこ3枚と蝶番2つ、蝶番を固定するための木ネジです。2枚のすのこは両端の板を残し、真ん中の板を取り除きます。この2枚を蝶番と木ネジで固定します。

もう1枚のすのこを半分にカットして、はみ出ている横桟を切断します。蝶番で固定した2枚のすのこを2辺に、その横桟に半分に切ったすのこを棚板となるように置きます。

8:サイドテーブル

キャンプ道具として飲み物を置いたり、焚火する際の作業台としたりするのに便利なサイドテーブルも、木材を用意すれば自作できます。

厚さ15mm、幅30mmで45cmの長さの木材4本を脚とします。脚はクロスするように2本を組み合わせます。同じく厚さ15mm、幅30mmで長さ32cmの木材を4本用意し、天板の骨部分にします。

脚2本を横で固定するための板を、厚さ10mm、幅40mmで長さ37cmのものを2本、天板の板を厚さ10mm、幅40mmで長さ53cmで8本用意します。それぞれを面取りし、木ネジで固定して組み立てます。

9:キッチンテーブル

市販の折り畳み脚を活用すれば、気軽にキャンプ道具のキッチンテーブルを自作できます。材料は、90cm×45cmのべニア板2枚、蝶番4枚と蝶番用のネジ、仕上げ用のニスです。

べニア板は角を1cmほどのこぎりで切り、やすりで丸く仕上げます。2枚を蝶番で連結し、たたんで持ち運べるようにします。折り畳み脚を取り付けて完成です。

10:ローテーブル

100均で売られているまな板スタンドを使えば、簡単にローテーブルが自作できます。材料はまな板スタンド2つ、木の板4枚、蝶番3つ、取っ手金具1つです。

木の板4枚を蝶番3つで固定し、折りたためるようにして取っ手金具を端に取り付けます。使用時にまな板金具2つの上に、拡げた木の板を載せて完成です。移動時はキャンプ道具としてコンパクトに持ち運べます。

11:椅子

帆布と木材で折りたたみ椅子を自作できます。用意する木材は脚が28mm×45mm、長さ50cmのものを4本、座面用に28mm×45mmの木材で長さ28cmのものを1本、33.8cmのものを1本用意します。

脚の補強板として、19mm×45mmの木材で長さ39.4cmを2本、33.6cmを2本用意します。あとは、幅850mm×280mmの帆布と木材の固定のための鋲を用意します。

脚の木材を2本と座面用の木材、28cmのものと33.8cmのものをそれぞれコの字に組み合わせてネジで固定します。コの字の脚を組み合わせてボルト・ナットで固定し、折りたためる構造にします。

さらに脚の補強板を取り付けて、座面に帆布を鋲で固定します。最後に、脚の設置部分が水平になるようにカットして完成です。木材と帆布の組み合わせがキャンプ道具らしいイメージです。

12:キッチンラック

塩ビ管と木材による天板で、簡単にキッチンラックが自作できます。塩ビ管とTSチーズ、TSエルボの組み合わせでコの字内側にさらに1本パイプを通した形状とし、2組作ります。

塩ビパイプ剥き出しではおしゃれにはならないため、アイアンペイントを使い、鉄骨風に仕上げます。そこに木材の天板を取り付ければ、キャンプ道具らしいキッチンラックの完成です。

13:スツール

100均で売られているスツールをベースに、オリジナルのスツールを作ります。スツールの座面の布に手を加えるだけで、キャンプ道具のイメージにできます。

100均で売られているスツールの座面の布を外し、外した布と別に好みのデザインの布を用意、サイズを合わせて切断します。外した生地の上に張替え用の布をミシンで縫い、さらに生地をスツールのパイプにミシンで縫って固定すれば完成です。

14:クーラーボックス

市販の発泡スチロールのクーラーボックスをベースに、キャンプ道具らしく、木材でオリジナリティーを出します。用意するのは、桐の集成材、市販の発泡スチロール製のボックスです。

まず、発泡スチロール製クーラーボックスの外側を平らになるように出っ張っている部分、文字などを削ります。

クーラーボックスの外形サイズに合わせて桐の集成材をカット、クーラーボックスの外側で、ゴム系接着剤を使い箱状に組み立てます。釘打ち、防腐・防水効果のある塗料を塗って完成です。

15:クーラーボックススタンド

クーラーボックスをクーラーボックススタンドに置くと、汚れないばかりか、地面から熱が伝わらないため保冷力もアップします。

作り方はとてもシンプルで、簡単に自作できます。幅90mm、長さ45cmの木材を2枚用意し、直角に交わるように真ん中を、幅の半分となるように切り欠きを作ります。使うときに現場で組み合わせ、「+」のカタチにして、クーラーボックスを載せます。

キャンプ道具の自作に役立つおすすめ工具

DIYでキャンプ道具を作る際には、工具が必要になります。そこで、ここではキャンプ道具の自作に役立つおすすめ工具をご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。

DURATECH 多機能ナイフ

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2,480円〜(税込)

様々なツールをコンパクトに搭載した多機能ナイフ

ナイフだけでなく、ペンチやプライヤー、ニッパー、プラスマイナスドライバーなど、アウトドアや日常で使用することができるツールをコンパクトに1つにまとめた多機能ナイフです。

栓抜きや缶切りも付いているので、キャンプ道具の自作に役立つだけでなく、キャンプなどのアウトドアでも幅広く活用できるでしょう。

耐久性にも優れ錆びにくく、ポケットサイズで持ち運びにも便利でおすすめです。

メーカー
HANGZHOU UNITED ELECTRIC MANUFACTURE CO.,LTD
ブランド
Duratech

キャンプ道具を自作しよう!

市販品のキャンプ道具もよいですが、自作すれば高くて買い揃えられないものも用意できます。また、自作することで、自分の好みに合ったスタイルのキャンプ道具を手に入れられるでしょう。

100均の製品やホームセンターの素材などで、鍋敷きや蚊取り線香ホルダーのような小物、テーブルや棚など大きいものまで自作できます。自作のキャンプ道具で、よりキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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