灯油ランタンとは?おすすめの灯油ランタン13選と選ぶ際のポイント

ランタン AC画像

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灯油ランタンとは液体燃料を使い加圧式やフェアーハンド式などの方法で燃焼させ炎の灯りを楽しむものです。

発売当初から形を変えず長年生活の中で実用的に使われてきたという歴史があり、デザインもレトロ感漂うおしゃれなものが多いです。

ここでは選び方のポイントを紹介します。

監修・erry

エリー

旅が好き!ドライブが好き!虫嫌いママと虫大好きな二人の息子達。息子達に助けてもらいながら、自分達らしいCAMPをしているファミリーキャンパーです。遠方のキャンプ場にも毎年新たな素敵な場所を求め旅をしています!

エリー
Chapter
灯油ランタンとは?
灯油ランタンの魅力
やさしい色味の灯り
燃料コストが安い
暖房としても使える
灯油ランタンの種類と仕組み
圧力式ランタン
フェアーハンド式ランタン
おすすめの灯油ランタンを選ぶ際のポイント4つ
1:明るさの数値
2:メンテナンスがしやすいもの
3:用途に合ったサイズ
4:圧力式かフェアーハンド式か
おすすめの灯油ランタン13選
おすすめを参考にお気に入りの灯油ランタンを見つけよう

灯油ランタンとは?

灯油ランタンとは、灯油やパラフィンオイルなど液体燃料を使って明かりを灯すランタンのことです。

1度給油すると7時間くらい燃焼するコスパの良さと、「1/f(エフ分の1)揺らぎ」といわれる心地よい揺れの炎を見ているだけで癒されると人気があります。

そのうえ小さな灯油ストーブとして暖房の役割も果たします。

燃料をガス化して燃やす圧力式と、アルコールランプのように芯口を燃やすフェアーハンド式の2種類があるので、用途や好みによって選ぶとよいでしょう。

灯油ランタンの魅力

灯油ランタンには、電気で光るライトなどにはない特有の魅力があります。今回は灯油ランタンの魅力を以下の3つご紹介します。

・やさしい色味の灯り
・燃料コストが安い
・暖房としても使える

やさしい色味の灯り

灯油ランタンの1番の魅力は、灯りの色味であると言っても過言ではありません。灯油ランタンの灯りは、ヒーリング効果のある3000K(ケルビン)の電球色に最も近いと言われています。

また、灯油ランタンの炎は程よい変化のリズムで揺れています。そのため、脳の視床下部に作用して自律神経のバランスを整えてくれるという驚きの効果もあります。

燃料コストが安い

灯油ランタンの燃料である灯油は、ガソリンスタンドなどで購入できます。タンクの容量にもよりますが、最大20時間程度持続するものや8分目まで燃料を入れるだけで一晩中持続するものもあります。ガソリンランタンやガスランタンに比べ、燃費が良くなっています。また、灯油自体も安価なため、コストを安く抑えることができます。

暖房としても使える

灯油ランタンは照明器具としての役割だけでなく、暖房器具としても活用ができます。冬キャンプの厳しい寒さを防ぐほどの効果はありませんが、春や秋などの少し肌寒い時期に体を温めてくれます。

ただし、テント内での使用は一酸化中毒を引き起こす恐れや、倒れて引火する可能性もありますので、使うときは十分に注意しましょう。

灯油ランタンの種類と仕組み

灯油ランタンは、大きく分けて「圧力式ランタン」と「フェアーハンド式ランタン」の2種類があります。それぞれ異なる仕組み、特徴があります。順番に解説していきます。

圧力式ランタン

圧力式ランタンは、燃料タンクの内部に圧力をかけて灯油を気化させ、光を発生させます。具体的な順番は、予熱→気化→燃焼の順に進んでいます。

実際に使用する際の手順としては、燃料やマントルのセッティング後、圧力計を見ながらポンピングをします。その後、ライターやマッチなどで火をつけて、予熱作業をします。

内部が十分に暖まったら、燃料バルブを開いて点火します。圧力式ランタンは光量の多いものが多く、周囲を明るく照らしてくれます。

フェアーハンド式ランタン

フェアーハンド式ランタンは、ドイツのランタンメーカーである「フュアーハンド(Feuer Hand)」の製品で採用されている仕組みを用いている灯油ランタンです。特徴として、平たい炎で、安定して灯し続けられる点が挙げられます。

実際に使用する際は、はじめに灯油を入れて内部の芯に染み込ませます。その後、時間が経ったら、芯に火をつけて炎を発生させます。温められた空気が上昇して排出され、上昇気流を発生させます。その結果、新鮮な空気が取り込まれ、空洞を伝ってタンクの下部へ下降します。この仕組みのおかげで、継続して燃焼し続けられます。燃費が非常に良いことが特徴で、最大20時間以上点灯できるモデルもあります。

おすすめの灯油ランタンを選ぶ際のポイント4つ

燃料のコスパが良いだけでなく、アンティーク調でおしゃれなデザインの灯油ランタンが注目されています。

ランタンを選ぶ際に注意したいポイントは以下の4つあります。

・明るさの数値
・メンテナンスがしやすいもの
・用途にあったサイズ
・圧力式かフェアーハンド式か

どんなことに注目するといいのかを順番に解説していきます。

1:明るさの数値

ランタンの明るさはルーメン(lm)・キャンドルパワー(CP)・カンデラ(cd)などの単位で表されます。

統一された表示ではないので少しわかりにくのですが、よく使われるルーメンというのは光の量を表しています。

光源から放たれる光が放射状に伸びるときの無数の線の集まりを光束といい、その光の束の量を測ったものをいいます。

灯油ランタンをメインの照明として使うには1,000ルーメン以上のものが適しているとされています。

ちなみに手元を照らす明かりとしては200〜300ルーメン程度が目に優しく適しているといいます。

2:メンテナンスがしやすいもの

灯油ランタンはたくさんのパーツから造られているので、メンテナンスが難しそうなイメージがあるでしょう。

一般的に圧力式のものはパーツが多くてメンテナンスが大変で、フェアーハンド式ものはパーツが少ないので簡単にメンテナンスができるといわれます。

しかし圧力式のものでもシンプルな構造のものがあり、簡単にメンテナンスできるものもあります。

自分ができる範囲内のメンテナンス作業を基準に灯油ランタンを選ぶこともひとつの方法です。

燃料や火を扱うものなので、きちんとメンテナンスをして安全に使いたいものです。

3:用途に合ったサイズ

灯油ランタンには大きなものから小さなものまでたくさんの種類があります。

例えば、広い場所で明かりが欲しい場合は、大きなホヤのランタンが適しています。

長時間明かりが欲しいけれど、オイルのつぎ足しが面倒と考える場合は、オイルタンクの容量が大きいものを選びましょう。

用途に合わないランタンを選ぶと、燃料を何度もつぎ足すことが面倒に感じたり、重くて持ち運びに不便を感じたりすることになります。

用途や目的にあったサイズの灯油ランタンを選ぶようにしましょう。

4:圧力式かフェアーハンド式か

圧力式の灯油ランタンは、灯油を入れ、ポンピングという作業で灯油を気化させて点火することで明かりをとります。十分な光量があることが特徴です。

フェアーハンド式の灯油ランタンは、アルコールランプのような仕組みで、灯油が芯を上がって上の部分で燃焼し、雨や風に強いことから船舶や軍用として利用されていました。

圧力式は点火までに多少の手間がかかりますが、しっかりとした明るさが欲しいときに選ぶといいでしょう。

圧力式より明るさは劣りますが、扱いやすさを重視するならフェアーハンド式のものがおすすめです。

おすすめの灯油ランタン13選

キャンプだけでなく、部屋やカフェなどのインテリアとしても人気がある灯油ランタンですが、さまざまな種類や大きさのものが販売されています。

軽量で実用的なものからアンティーク調でおしゃれなものまで、おすすめの灯油ランタンを13種類紹介します。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

ブロンズ UK-507

2,173円〜(税込)

レトロなデザインと炎のゆらめきに癒されます

レトロでおしゃれな飽きのこないデザインで、大きさが大・中・小とあり、カラーもブロンズ、ブラック、カーキ、レッドの4色の中から選べます。

本体は軽くて持ち運びがしやすく、リングを回すだけで簡単に火力調整ができます。

キャンプだけでなく自宅の庭やベランダなどで楽しむのもおすすめです。

監修コメント
コストパフォーマンス抜群、持ち運びに助かる超軽量なキャプテンスタッグの防災用ランタンです。
こちらの商品はパラフィンオイルと灯油(家庭暖房用)が使用可能となっています。
キャンプでは電気や電池を使わず使用できるのは魅力的ですし、いざという時の災害時にも家庭に1つあると助かる品物です。
光量はそれなりですが、静かな夜にLEDランタンなどでは味わえない炎の揺らぎを見て癒されるのにはぴったりです。

メーカー
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
ブランド
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
モデル名
UK-507
梱包サイズ
cm; 486 g
商品モデル番号
UK-507
商品の重量
486 g

フュアーハンド(FEUERHAND)

ベイビースペシャル 276(サプリーム) スパークリングアイロン 12564

6,949円〜(税込)

シンプルな構造と実用性で長く愛されている逸品

1890年代にドイツで誕生して以来、世界中のさまざまな地域で灯油ランタンとして愛用されています。

優しい光が20時間以上も続く燃費の良さが特徴です。

濃いブロンズ色が高級感を醸し出すので、部屋やカフェなどのインテリアとして使うのもおすすめです。

メーカー
フュアーハンド(FEUERHAND)
ブランド
フュアーハンド(FEUERHAND)
モデル名
12564
商品モデル番号
12564

Petromax

HK500 圧力式 灯油ランタン px5m ブラス Polished

36,000円〜(税込)

200以上の細かなパーツで構成される美しいフォルムが魅力

100年以上の歴史を持つドイツの老舗アウトドアブランドが、世界で初めて開発した加圧式の灯油ランタンです。

発明された当初のまま、ほぼモデルチェンジされずに現在も製造されています。

ドイツ製ならではの高い性能と洗練されたデザインが、世界中のファンが長く愛してやまない理由といえるでしょう。

監修コメント
キャンパーの憧れである高級感と存在感抜群のペトロマックスのHK500。
光量も400Wというかなりの明るさを誇るのでメインランタンとしても最適です。
灯りが付いていなくても、美しく輝くペトロマックスは空間を盛り上げてくれるギアになる事、間違いなしでしょう。
また別売りのトップリフレクターをつける事により、下方向に光を反射させることができます。
取り外しも容易なのでその時の雰囲気で決められそうです。

メーカー
PETROMAX
ブランド
Petromax
商品モデル番号
PMX-9001-000

フュアーハンド(FEUERHAND)

276 ジンク

4,200円〜(税込)

少々の風でも消えない安定した燃焼力

ドイツ製ならではのシンプルな造りと実用性に優れています。

本体はさびにくいメッキ処理がされており、シンプルで誰にでも扱いやすく、少々の風でも消えることなく安定して燃焼し続けます。

メーカー
フュアーハンド(FEUERHAND)
ブランド
フュアーハンド(FEUERHAND)
梱包サイズ
cm; 496 g
商品の重量
496 g

Dietz (デイツ)

ハリケーンランタン-デイツ78黒金

6,100円〜(税込)

手作りのホヤによるゆらめきと優しい灯りで癒しを

1840年米国ニューヨークで創業したR.E.DIETZ社のオリジナルランタンです。

現在は米国以外で製造されています。

ホヤは手作りされていて多少のばらつきはありますが、しっかり厚みがあるので安心です。

コンパクトサイズですがタンク容量が大きく、長時間燃焼するのでキャンプなどに向いています。

また防災用にしてもいいでしょう。

監修コメント
豪華な金色のメッキのコンビネーションモデルのDIETZハリケーンランタンです。
カッコ良い見た目が特徴的で、高火量でとても明るく、炎がホヤ内部のメッキ部分に反射してキラキラした華やかな雰囲気を作り出してくれます。
明るく、長時間燃焼、適度な大きさとバランスが良く、煌びやかに灯してくれるハリケーンランタンは注目です。
オイルの入れすぎは漏れる危険性もあるのでお気を付け下さい。

モデル名
BEL012-BK-G
サイズ
約265×150mm(リング含まず)
重量
約0.5kg
材質
ブリキ
芯幅
4分芯
使用燃料
灯油
タンク容量
340cc
連続燃焼時間
約20時間

(イスイ)YISHUI

灯油ランタン

1,929円〜(税込)

手作りで味わい深く温かみのある雰囲気

キャンプや夜釣りの照明としてはもちろんのこと、手作りで味わいのあるレトロな雰囲気がお部屋やカフェ、雑貨屋などのインテリアとしてもぴったりです。

またアンティーク調を好む人へのプレゼントとしてもおすすめです。

メーカー
fengshui sale
ブランド
(イスイ)YISHUI
商品モデル番号
WB0057

YOGOGOshop

灯油ランタン

2,690円〜(税込)

一人キャンプにおすすめの小型ランタン

レトロ調でシンプルなデザインは、ゆらめく炎がいっそう暖かく感じられるでしょう。

シンプルな構造で扱いやすく明るさも調整でき、機能も十分備わっています。

小型のランタンは一人キャンプのお供におすすめです。

ブランド
YOGOGOshop
商品モデル番号
VY-DWFX-B5JM

BUNDOK(バンドック)

オイル ランタン シルバー BD-277SL

2,000円〜(税込)

レトロ調デザインが可愛い高コスパなオイルランタン

レトロ調のデザインが目を惹くオイルランタンで、比較的安価な値段で生火が楽しめます。

お手頃な価格ですが、利用者からの満足度は高いので、まずはオイルランタンを試してみたい方におすすめです。

また、軽量で持ち運びがしやすいため、キャンプグッズに入れてもさほど重くなることはありません。

メーカー
カワセ(Kawase)
ブランド
BUNDOK(バンドック)
‎サイズ
16長さ x 12幅 x 25高さ cm
‎重量
0.37㎏
素材
合金鋼

Coleman(コールマン)

ワンマントルランタン(ケース付) 286A740J

18,800円〜(税込)

ホワイトガソリンを燃料にしているから明るい!

ホワイトガソリンを燃料にしているため大光量で明るく、気温が低い冬でも安定した光が楽しめます。

オイルランタンの光の弱さを懸念している方は、130Wの光量を放つこの製品をぜひ試してみてください。

また、ロングライフデザインを受賞しており、実際の利用者からも長く使えると好評を得ている商品です。

メーカー
コールマン(Coleman)
‎サイズ
16長さ x 16幅 x 31高さ cm
‎重量
599g

Thous Winds

パラフィンオイルランタン

7,980円〜(税込)

耐食性と靭性に優れたステンレス素材だから美しい状態を長く保てる!

SUS304ステンレス鋼素材を使用しており、耐食性と靭性に優れているので、長期間使えます。

連続使用可能時間は最大で10時間なので、寝ている間も光が消える心配はありません。

また、トップカバーは取り外し可能なので、簡単にお手入れができるのも魅力です。

メーカー
Thous Winds
‎サイズ
8.4長さ x 7.5幅 x 19.4高さ cm
‎重量
370g
素材
SUS304ステンレス鋼

Thous Winds

燃料式 キャンプランタン

12,980円〜(税込)

職人の手作業で磨かれているからレトロな雰囲気を味わえる

職人の手によって丁寧に作られており、表面にはエイジングが施されているので、より雰囲気がある空間を作り出します。

表面の素材にはニッケルメッキを採用し、耐久性に優れた外装になっています。

上部には空気孔があるため、通気性が良く、匂いも発生しにくいです。

メーカー
Thous Winds
‎サイズ
18長さ x 16幅 x 42高さ cm
‎重量
930g

ヴァストランド(VASTLAND)

オイルランタン キャンプ アウトドア用品 替え芯付き

1,780円〜(税込)

手のひらサイズの小さめランタンだから間接照明に最適

手の平に乗せられる小さめサイズのランタンで、LEDにはない温かくて小さい光に癒されるでしょう。

メイン照明としての光量はないものの、睡眠時やリラックスしたい時に眺めるランタンとして最適です。

別売りのパラフィンオイルを使用すれば、煤が出にくく、お手入れが簡単なのも魅力です。

メーカー
ヴァストランド(VASTLAND)
‎サイズ
12長さ x 9.5幅 x 18.6高さ cm

RAKUGEAR

オイルランタン、ケース付き

3,800円〜(税込)

マットブラックのシックな質感を味わえる

マットブラックのシックなデザインが特徴で、キャンプの夜にアンティークな雰囲気をプラスできます。

ケースが付属しているので、持ち運びや保管がしやすく、着火方法もシンプルなので、初心者におすすめなオイルランタンです。

燃焼時間は驚異の20時間以上で、長時間の使用にも最適です。

メーカー
RAKUGEAR
‎サイズ
15.5×12.8×25.0cm
‎重量
約460g
素材

おすすめを参考にお気に入りの灯油ランタンを見つけよう

灯油ランタンは灯油やパラフィンオイルなどの液体燃料を使って明かりを灯すもので、目の前にある炎のゆらめきに魅力を感じる人が多くいます。

多くの種類の中から灯油ランタンを選ぶには、いくつかポイントがあります。明るさにこだわるか、メンテナンスのしやすさにこだわるか、用途で選ぶか、圧力式かフェアーハンド式のどちらかで選ぶかなどです。

目的や用途に合ったお気に入りの灯油ランタンと見つましょう。

また、キャンプなどに備えてランタンを車に常備しておくといいでしょう。

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