キャンプ
ヴィンテージランタンと一緒 with VIBLANT Vol.1 『コールマン 200A 1958』
更新日:2024.09.09
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奥深く普遍的魅力をもつヴィンテージランタン。シーン最有力の専門ショップ『VIBLANT』から、「今手に入る」注目のヴィンテージランタンをサルベージ。『ヴィンテージランタンと一緒』では生涯の友となるバリューあるランタンとの豊かな暮らしをご提案。
文・アウトドアライター&クリエイター夏野 栄
文・アウトドアライター&クリエイター夏野 栄
ヴィンテージランタンの魅力
~質実剛健で、ある種のロストテクノロジー~
ヴィンテージカー、ヴィンテージ自転車と同じく、ヴィンテージランタンにはある種のロストテクノロジーのロマンがあります。
年代が進むにつれコストカットや効率化の波はランタンにも及びました。ユーザーも価格面等恩恵を受けたある意味正当進歩ではありつつ、そこには失われた価値も。車と同じくメタルパーツが樹脂になったり、メンテ不可なパーツに置き換えられていたり。そんな経緯を経てランタンも現在にいたります。
1980年代以前のランタンでは内部のパーツはほぼ真鍮製。モノをイジる人ならピンとくると思います。そう「磨けば治る」し「パーツを造れば」ずっと使えます。生涯の相棒にもなる“モノ”。
ヴィンテージカー、ヴィンテージ自転車と同じく、ヴィンテージランタンにはある種のロストテクノロジーのロマンがあります。
年代が進むにつれコストカットや効率化の波はランタンにも及びました。ユーザーも価格面等恩恵を受けたある意味正当進歩ではありつつ、そこには失われた価値も。車と同じくメタルパーツが樹脂になったり、メンテ不可なパーツに置き換えられていたり。そんな経緯を経てランタンも現在にいたります。
1980年代以前のランタンでは内部のパーツはほぼ真鍮製。モノをイジる人ならピンとくると思います。そう「磨けば治る」し「パーツを造れば」ずっと使えます。生涯の相棒にもなる“モノ”。
また現行品の場合、買えるアイテムは基本的に「みんな一律」。とくに人気のコールマンなんてキャンプ場で被りますよね。それがヴィンテージランタンなら膨大な種類から選べるため「人と被らない」だってできちゃいます。また遠い過去の注目もしなかった「ある1年」に、ランタンの製造年から想いをはせるなんていう楽しみも。そんなふかーい味わいあるヴィンテージランタンと暮らしを共にしてみませんか?
VIBLANT最有力ヴィンテージランタン専門店
VIBLANTは二子玉川にあるヴィンテージランタン専門店。一点もののヴィンテージアイテムがメインなので行く度にラインナップが違うという常にドキドキできるショップ。宝探しが楽しめます。
希少なコレクションとして展示されていてもおかしくないような品がまるで現行品のように平然と並ぶ店内は、気さくな店主石角さんのキャラそのもの。敷居の高いコレクターズショップではなく誰でもウェルカムな空気のショップなので、ライトユーザーでも気軽に立ち寄れます。
実は石角さん、コールマンに10年以上も勤務されていた方。そしてやっぱり大の冒険好き。僕の釣り仲間でもあります。ランタンに留まらない野外のお話を多数もっている方なのでぜひ絡んでみてください。
希少なコレクションとして展示されていてもおかしくないような品がまるで現行品のように平然と並ぶ店内は、気さくな店主石角さんのキャラそのもの。敷居の高いコレクターズショップではなく誰でもウェルカムな空気のショップなので、ライトユーザーでも気軽に立ち寄れます。
実は石角さん、コールマンに10年以上も勤務されていた方。そしてやっぱり大の冒険好き。僕の釣り仲間でもあります。ランタンに留まらない野外のお話を多数もっている方なのでぜひ絡んでみてください。
さらにVIBLANTはコールマンメンテナンス認定店でフォローアップも万全。元コールマン社員でランタンのプロである石角さんが直々にランタンをメンテする最強サービス。安心してヴィンテージランタンの世界に入れるショップなのです。
2018年には名古屋にもショップができたので西日本エリアの方も遊びに行ってみてはいかがでしょう。
VIBLANT 東京 HP
VIBLANT x NATURETONES 名古屋 HP
2018年には名古屋にもショップができたので西日本エリアの方も遊びに行ってみてはいかがでしょう。
VIBLANT 東京 HP
VIBLANT x NATURETONES 名古屋 HP
ヴィンテージランタン『コールマン 200A 1958』
今回VIBLANTのヴィンテージランタンの広い海からサルベージしたヴィンテージランタンは『コールマン 200A 1958 2月製』今から約60年前のガソリンランタンです。
コールマン200A 1958の特徴
200A 1958はこの世代の「前期」モデル。ランタンの帽子の部分であるベンチレーターが、1963年以降の後期モデルに比べて縦が少し高くなっています。
またタンクに貼ってあるコールマンのロゴは、枠が黄色い「イエローデカール」と呼ばれるバージョン。ポンプノブの根元にあるポンプキャップはDリングでの固定ではなく、ネジで固定されているのが特徴です。
またタンクに貼ってあるコールマンのロゴは、枠が黄色い「イエローデカール」と呼ばれるバージョン。ポンプノブの根元にあるポンプキャップはDリングでの固定ではなく、ネジで固定されているのが特徴です。
200Aは愛されるスターランタン
コールマンの200Aはヴィンテージランタンの中でも最も人気モデルの一つ。1950~1983年まで発売されていた販売期間の長さからもいかに愛されているランタンかという点がうかがえます。ランタン界における米国アニメの某ネズミのようなポジション。スターです。
1958年モデルはオレンジよりの暖かい赤
200Aは製造年によってカラーも変わります。今回発掘した『200A 1958』は1953~1961年まで続いた世代のモデル。前世代の中心の黒カラーがなくなりオールレッドのカラーリング。全体的にややオレンジがかった赤で柔らかいイメージのキャラクターです。「強い赤」よりもレトロムード漂う「ボケぎみの赤」が好きな方にハマると思います。
人気の200A、1958年バースデーの方はお早めに
『バースデーランタン』という言葉はご存知でしょうか。長い歴史あるランタン、その膨大なアーカイブスから自分の誕生年と同じ製造年のランタンをバースデーランタンといいます。同学年の相棒のような親近感を抱けるという醍醐味。
今回掘り出した200Aは2月。月までハマるバースデーランタンはそうありません。1958年の2月生まれの方がいらっしゃいましたらお早めにチェックを。もちろんバースデーと関係のない方にもおすすめの古き良きスター。全体に温かみあるカラーがチャーミングですよ。
今回掘り出した200Aは2月。月までハマるバースデーランタンはそうありません。1958年の2月生まれの方がいらっしゃいましたらお早めにチェックを。もちろんバースデーと関係のない方にもおすすめの古き良きスター。全体に温かみあるカラーがチャーミングですよ。
ヴィンテージランタンと一緒に暮らしてみませんか
時が刻まれたヴィンテージランタンは、お部屋のプロップとして置くだけでもポッと明かりが灯るような温もりがあります。ヴィンテージランタンはすべて一点もの、出会えた時に手に入れないと次はいつ出会えるか解りません。まるで運命の出会いのように。そんなオンリーワンの存在であるヴィンテージランタンと、共に歳を重ねてみませんか。
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文・アウトドアライター&クリエイター夏野 栄
山岳部出身のアウトドアライター。数多くの紙面やWEBなどの媒体で活躍。湘南の牛舎ガレージのアートディレクション廉プロデュース担当も務める。自転車ビルダーでもある。
文・アウトドアライター&クリエイター夏野 栄
山岳部出身のアウトドアライター。数多くの紙面やWEBなどの媒体で活躍。湘南の牛舎ガレージのアートディレクション廉プロデュース担当も務める。自転車ビルダーでもある。
(提供元:LANTERN)