【キャンプの達人】車への上手な収納・積み込み<積載>の方法(後編)

ランタン 車への上手な収納・積み込み

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キャンプに行くときは積み込めたのに、帰る時には何故か入らない…。これは初心者キャンプのよくある話ですね。前回お送りした、『キャンプ道具の上手なまとめ方(前編)』に続く第二弾として、今回は上手な車の積み込み(積載)方法を3つのポイントに分けてお届けします。

文・中道 麦

Chapter
【ポイント1】積み込みするキャンプ道具を並べる
【ポイント2】積み込む順番を考える
①クーラーボックスは手前が良い
②キャンプ場に着いた時をイメージしよう
③固いものと柔らかいものを分ける
④重たいキャンプ用品を先に積む
【ポイント3】積み込み時の注意点
①ビニールシートを敷く
②縦に並べる
③ワレモノに注意
おまけ 編集長の2年前と今

【ポイント1】積み込みするキャンプ道具を並べる

準備ができたキャンプ用品を順に積み込んでいませんか?

まずは慌てずに、積み込みするキャンプ用品を並べてみましょう。ここでチェックすることは、忘れ物がないか?です。

積み込みを終えた後に、「あれ?○○持ってきた?」となってしまうと、せっかく積み込んだ荷物を下ろすことになります。

【ポイント2】積み込む順番を考える

忘れ物がなければ、実際に積み込んで行きます。が、ここで積み込みがうまくいかない人のよくあるパターンは、「パズルのように積み込むことだけを考える人」。それだけだと、あとあと困ることが発生します。ここでは、積み込みの際に覚えておきたい4つのセオリーを紹介します。

①クーラーボックスは手前が良い

買い物をしてからキャンプ場に向かうことはよくある話です。氷をコンビニで買い足したりもします。そんな時に、クーラーボックスを奥に仕舞いこんでしまうともう大変!

買い物した食材や飲み物、そして氷などを冷やすことができなくなってしまいます。クーラーボックスは必ず手前に置き、そして開閉できるようなスペースを作ることも重要です。

クーラーボックスは最後に積みましょう!

②キャンプ場に着いた時をイメージしよう

例えば、雨の不安があるときなどは、タープやシェルターなどを先に設営し、荷物が濡れない場所を確保したいですよね。小さい子どもがいるキャンプは、チェアやテーブルを先に設営する方が良いかもしれません。

キャンプに行く時の天気やメンバーで順番が変わると思いますので、積み込み時にちゃんとイメージして積み込みましょう!

③固いものと柔らかいものを分ける

車のトランクスペースは、真四角ではないです。柔らかい荷物(寝袋や衣類)などは、キャンプ用品とキャンプ用品の間に挟むこむように積載すると隙間を埋めながら、緩衝材の役割をしてくれます。そのため、積み込み順番は固いものが先がいいでしょう。

④重たいキャンプ用品を先に積む

重たいキャンプ用品をトランクの上の方に積み込むと重心が不安定になります。
ミニバンやSUVなどのトランクをキャンプ場で開けた途端に荷崩れが・・・。

キャンプ前にキャンプ用品が破損することのないように、重たいキャンプ用品をトランクの下の方に積載し、重心を下げることを意識しましょう。

【ポイント3】積み込み時の注意点

①ビニールシートを敷く

ビニールシートでなくてもOK。何か1枚敷くことをオススメします。

雨で濡れたキャンプ道具を積み込みする時の防水対策と、トランクのキズ対策が目的です。

②縦に並べる

横向きに積み重ねるのではなく、縦に横並びに積載することで荷下ろしが楽になります。

③ワレモノに注意

ランタンなどのワレモノはもちろん車の窓にも注意が必要です。固いものが直接当たらないように、寝袋やマット、衣類などの柔らかいものを間に挟み、緩衝材として使用しましょう。

おまけ 編集長の2年前と今

2年前と比べ、キレイに積載できるようになりました。

筆者も荷崩れや、なかなかトランクが閉まらないことなど、多くの失敗を繰り返してきました。そんな私から積み込みの苦手な方に送るアドバイスは、積み込みを終えたら、写真を撮っておきましょう。

どういう手順で積んだのか、最終形はどうなったのか?を写真に残しておくことで、帰りの積み込みが楽になりますよ。

とはいえキャンパーによって、持っているキャンプ用品や車、家族構成が違いますので、いっぱいキャンプに行って、自分にあった積載方法を見つけてみてください。

(提供元:LANTERN
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