【廃車にかかる費用は⁉︎】安く抑えるコツやおすすめサービスも紹介

車 費用

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「車を廃車にする」という瞬間は、意外にも突然訪れることがあります。

車両事故や突然の故障、保険の有効期限が切れてしまった時など・・。

「廃車にするのって、費用はどのくらいかかるの?」
「どこに行って、どんな手続きをすればいいの?」
「業者にお願いしたいんだけど、おすすめのサービスが知りたい!」

このような疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、廃車の手続きが必要になった時に備えられるように、廃車にかかる費用や、お得に廃車にする方法について詳しく解説します。

知っていないと損をしてしまうことや、お願いする業者次第で、お得に廃車の手続きができる点など、余すことなくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

CarMe編集部

新車・自動車ニュースのWEBマガジン「CarMe[カーミー]」を運営。
「カーライフを楽しむ全ての人に」を理念に掲げ、編集に取り組んでいます。

CarMe編集部
Chapter
廃車の費用はいくら?普通車で約6万円|軽自動車は約4万円
廃車の費用項目ごとの相場
廃車に思わぬ費用が発生する場合も
廃車にかかる費用の内訳
車を「廃車」にすることの意味|廃車登録には2種類ある
廃車の費用を安く抑えるポイント4選!
廃車費用が無料⁉︎買取業者をお得に利用する裏ワザ!
廃車手続きでは還付金を受け取れる場合がある!
【厳選】イチオシの廃車買取サービスを3社ご紹介!
自分にあった廃車の手続き方法で費用をお得に浮かせよう!

廃車の費用はいくら?普通車で約6万円|軽自動車は約4万円

最初に、気になる廃車費用の相場を見ていきましょう。

トータルで普通車は約6万円|軽自動車は約4万円

トータルの廃車費用は、下記のとおりです。
  • 普通車  約6万円
  • 軽自動車 約4万円
当然、この金額より増減することはありますので、大体の目安として考えておきましょう。自分の車にかかる廃車費用を考える上で、ポイントになるのは「解体費用」と「代行手数料」です

解体費用は「その車両に再利用可能な資源や部品がどのくらいあるか」というのがポイントになります。

そのため年式が新しく、状態が良い方が廃車にかかる費用は安くなります。

また代行業者に依頼する場合は、どの業者に頼むのかがポイントです。

新車を購入するからと言って、カーディーラーに購入と同時にお願いするのが一概にベストとは限りません。

複数の業者を比べることをおすすめします。

廃車の費用項目ごとの相場

解体費用:1〜2万円程度

車を解体する費用は車両の大きさや年式によって変動し、依頼する業者によっても若干変わります。

解体車両から再利用可能なパーツが豊富に取れる場合は、その分料金を安くしてくれる業者もあります。

運搬費・レッカー費:1〜2万円程度

廃車にする車を解体工場まで運ぶ費用です。

移動する距離が長いほど料金は上がりますが、おおむね1〜2万円で見ておきましょう。

事故などの理由で長距離を移動する場合は、費用が高額になってしまう可能性もあります。

リサイクル料金:軽自動車は8千円前後、普通車は1〜1.7万円程度

また、外車や大型車は2万円前後です。

リサイクル料金は、車体の大きさによって料金が大きく変わります。

正確な料金を知りたい方は「自動車リサイクルシステム」のHPで確認することができます。

事務手数料:普通車は約800円、軽自動車は約400円

廃車登録時の必要書類発行などの料金。

他の費用と比べれば微々たるものですので、書類の発行に千円弱かかると見ておきましょう。

廃車代行手数料:0〜5万円程度

廃車の手続きをメイン業務としてではなく、付随サービスとして扱っているようなカーディーラーや、中古車販売店などは、手数料が比較的高い傾向にあります。

解体業車や廃車買取専門店の方が、手数料が安い傾向にあります。

廃車に思わぬ費用が発生する場合も

廃車時に、思わぬ費用が発生する場合があります。それは「自動車税」です。

自動車税は5月頃になると納付書が送られてきますが、「どうせ廃車にする予定だし、未払いのままでいいや」というように滞納してしまうと、廃車手続きの際に納付を要求されます。

自動車税は、廃車登録が完了する当月分までを支払う義務があります

悪質な滞納と判断されてしまうと、延滞料金まで加算される可能性があります。

自動車税を払っていない場合や、支払いを忘れていることに気がついた場合は、すぐに支払い手続きをしましょう。

廃車にかかる費用の内訳

車両を廃車登録するときは、様々な費用が発生します。

まずはどんな費用がかかるのか、内訳を見ていきましょう。

車の解体費

今後使用することのない車両を廃車にするときは、車体を解体し、スクラップにする必要があります。

解体は個人で行うことはせず、車両を解体したことを証明する「解体証明書」を発行できる専門の工場に持ち込みます。

解体にかかる料金は車体の大きさや年式で差があり、大型の車で年式が古いほど料金が高くなる傾向にあります。

車両運搬費・レッカー費用

廃車にする車両が自走できない場合や、業者に廃車手続きを代行する際、車両の移動にかかる料金です。

自走できない状態には以下のような場合があります。
  • 事故車両
  • 車が動かない
  • 車検切れ
  • 自賠責保険の有効期限切れ
レッカー費用は、移動距離に応じて計算される場合がほとんどです。

リサイクル料金

車両を廃車処分する際に、適正な方法で処理されるために必要な費用を「リサイクル料金」と言います。

車両を解体するときにでるゴミや廃棄物(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類)をリサイクルするために利用されており、車両の所有者に支払い義務があります。

平成17年以降に新車登録された車両は、リサイクル制度に基づき、最初の所有者が車両の購入時にリサイクル料金を支払っています。

それ以前に登録されている車両で、リサイクル料金が未払いの車両は、廃車登録時にこの料金を納付する必要があります。

リサイクル料金の支払い状況は「リサイクル券」が保管されているかどうかで判断できます。車検証と一緒に保管するのが一般的です。

「自動車リサイクルシステム」のHP内で必要情報を入力して、支払い状況を確かめることもできます

事務手数料

廃車登録は2種類の方法があり、それぞれで事務手数料は若干異なります

また、普通車か軽自動車かによっても違いがあります。

以下のうち、必要な書類の費用が発生します。
  • 印鑑証明書代 300円
  • 収入印紙代  350円
  • 自動車検査証返納届(軽自動車) 350円
廃車登録の際にどの料金が発生するかは、管轄の運輸支局に問い合わせて確認することもできます。

軽自動車の場合は、軽自動車検査協会に問い合わせましょう。

業者に依頼する場合の代行手数料

廃車に関する手続きは、専門の業者に依頼することも可能です。

代行をお願いできる業者には、以下のようなサービスがあります。
  • カーディーラー
  • 中古車販売店
  • 車両解体業車
  • 廃車買取専門店
このような業者に依頼することで、全ての手続きを丸投げすることができます

車を「廃車」にすることの意味|廃車登録には2種類ある

廃車の費用についてご紹介しましたが、そもそも廃車にするとはどういう意味があるのでしょうか。

手続きの種類や、手順について解説していきます。

廃車手続とは?

廃車にするということを分かりやすくするなら「この車両で公道を走行することはありません」と登録することと言い換えることができます。

廃車に関するよくある質問の中に、下記のようなものがあります。

「なんで廃車登録をする必要があるの?」

「車の置き場所があれば、解体せずにそのまま置いておけば後々便利じゃない?」

この質問に解答するには、廃車登録をする場合としない場合の違いを説明する必要があります。

その違いは「車両に対して税金が発生するか否か」という点です。

廃車登録した車両には、自動車税や重量税などの税金がかかりません。

また後々その車両で走行する可能性がある場合には、一時的に廃車の状態にする方法もあります。

それでは次に、廃車の登録種類について見ていきましょう。

永久抹消登録

永久抹消登録は今後走行の予定がない車両に対して、永久的に廃車にするための登録方法です。

永久抹消登録は車両の解体が条件とされており、解体の証明ができる「移動報告番号」や「解体報告記録」の日付などの情報が必要です。

軽自動車の場合は「解体返納」と言い、普通車同様の手続きを行う必要があります。

一時抹消登録

一時抹消登録は一時的に廃車として登録したい場合に行う手続きです。

再び車両として走行する際は「中古新規登録」という手続きを行うことで廃車を解消できます

何らかの都合により、長期間車を使用しない場合などに行われる登録方法で、海外出張や長期入院などの際に利用すると便利です。

一時抹消登録は車両解体の必要がなく、必要書類を提出するだけで手続きできますので、個人で行うことが容易です。

軽自動車の場合は「自動車検査証返納届」と言い、普通車同様に書類手続きのみで完結します。

普通車と軽自動車で手続きの場所が異なる

廃車手続きを行う場所は、普通車と軽自動車で下記のとおり異なりますので注意が必要です。
  • 普通車  → 管轄の陸運支局
  • 軽自動車 → 軽自動車検査協会

廃車手続きの手順

一時抹消登録の場合は、陸運支局か軽自動車検査協会に行き、書類手続きのみで簡単に廃車登録ができます。

永久抹消登録は、以下の流れで手続きをします。
  1. 事前に用意できる必要書類を準備する(車検証、リサイクル券など)
  2. 車両を解体工場へ持ち込む(自走できない場合はレッカー手配)
  3. 解体を証明する書類の取得(移動報告番号、解体証明書など)
  4. 陸運支局or軽自動車検査協会にて廃車手続き
  5. 廃車証明書の発行で手続き完了
以上の手順で進めていけば、個人で廃車手続きを行うことも可能です。

しかし、慣れていないと相当の時間と労力を要するので、あまりおすすめはできません。

廃車の費用を安く抑えるポイント4選!

廃車の費用は意外と高くついてしまうもの。

少しでも費用を安く抑えるためのポイントをご紹介します!

再利用可能な部品をフリマアプリで売る

リサイクル可能な部品や資源は、解体時に業者で処理してもらうことも可能ですが、自分で部品取りをして売った方がお得です。

フリマアプリなどで売られている代表的なパーツには、カーナビやオーディオ、タイヤ、マフラーなどがあります。

ただし、取り外すのに専門的な知識が必要な部品もあるので注意しましょう。

車両を自分で持ち込み運搬費を浮かせる

運搬費用は、自分で車両を持ち込むことで値引きができる場合があります

自走ができない場合でも、知人に牽引をお願いして車両を持ち込むなど工夫することもできます。

安全に車両を持ちこめる、且つ時間に余裕があるという方は、可能な部分は自分で行動することで費用を抑えられます。

代行業者を利用しない

代行業者を利用せずに全ての工程を自分自身で行えば、費用は最小限で済みます

費用面でお得な方法である反面、不慣れな作業を自分で行う労力と、膨大な時間が犠牲となります。

廃車手続きは慣れていないとほぼ一日要しますので、あまりおすすめできませんが、以下のような方であれば代行業者を利用しないのも一つの手です。
  • 時間に余裕がある
  • 最安値で廃車の手続きをしたい
  • 自分で処理することで廃車の流れを知りたい
  • 過去に廃車の手続きを行ったことがある
  • 知人に関係業者がいる

代行業者を厳選する

廃車費用内訳の中でも高額な代行費用。この部分を工夫することで、廃車費用は0円にすることも可能です。

ポイントはこちらから依頼することで、業者も得となるようなwinwinの関係になるサービスにお願いすることです。

詳細は次の章で見ていきましょう。

廃車費用が無料⁉︎買取業者をお得に利用する裏ワザ!

廃車の費用を限りなくゼロに近づける裏ワザが存在します。

それが「買取専門業者」の利用です。買取業者には大きく分けて二つのパターンがあります。

廃車買取専門業者

文字通り「廃車」を専門に買い取っている業者のため、中古車買取業者よりも幅広い状態の車両を受け入れてくれます。

中古車買取業者は、利用客から買い取った車両は原則「車」として再販売します。それに比べ、廃車買取専門業者は買い取った車両を「資源や部品」として分解して販売します。

廃車が予定される車は大抵、既に走行車両としての価値が低くなっているはずですので、中古車として再利用するのは難しい場合がほとんどです。

廃車をメインで扱っているサービスであれば、何かしらの価値を見出して、0円以上で買い取ってくれるケースも非常に多いのです。

廃車買取業者にお願いすると以下のようなメリットがあります。
  • 廃車にかかる費用が0円になる可能性がある
  • 査定次第ではいくらかの買取価格がつく場合も
  • 廃車の手続きを代行してもらえるので手間が省ける
廃車買取サービスの中には、査定を無料で行ってくれる業者もあります。

中古車買取専門業者

テレビのCMなどでもよく見かける、中古車を専門とした買取業者です。

事故などによる壊滅的な故障で、廃車にするしかないと思える車両でも、ごくわずかな可能性ではありますが、中古車買取をしてもらえる場合があるんです。

希少価値がついている車種や、需要の高い車種は査定を依頼してみる価値があります

知らないと損をする還付金

実は廃車登録をする際は、還付金を受け取れる場合があります。

詳しくは次の章で見ていきましょう。

廃車手続きでは還付金を受け取れる場合がある!

廃車登録をすると、事前に納めていた税金や保険金の還付を受けられる場合があります。

何のお金が、どのくらい還付されるのか解説します。

自動車税

普通車の自動車税は、毎年1年分の税金を5月上旬に送られてくる納付書で支払いしています。

納めている自動車税は、その年の金額を事前に前払いしていますので、廃車の登録が完了した翌月から支払い分が還付されます

支払い期間は、その年の4月から翌年の3月ですので、還付額の計算式はこのようになります。

納付税額÷12(1ヶ月分の税額)✖️廃車処理完了の翌月から3月までの月数

軽自動車を所有している場合に納付する「軽自動車税」には、還付制度がありませんのでご注意ください。

重量税

重量税は車検時に支払いをしている税金です。

新車は3年分、新車以外は2年分を事前に前払いしていますので、自動車税同様、廃車登録が完了した翌月からの支払い分が還付されます

新車以外(2年ごとの車検)で重量税を支払っていた場合の計算式は以下の通りです。

納付税額÷24(1ヶ月分の税額)✖️車検の有効期限が切れるまでの残りの月数

自賠責保険

自賠責保険は加入が義務付けられている保険で、任意の保険会社でそれぞれの規定に基づき支払いをしています。

こちらは車を手放す時に解約することになりますので、解約返戻金を受け取れます。

保険会社によって詳細の規定が異なりますので、廃車にすることが決まった際は、事前に契約している保険会社に問い合わせをしておくとスムーズに手続きを済ませることができます。

【厳選】イチオシの廃車買取サービスを3社ご紹介!

株式会社カーネクスト

カーネクスト

どんな車でも0円以上で買取

  • どんな車でも0円以上で買取
  • 廃車手続きの代行が無料
  • レッカーが必要な場合も無料
カーネクストは全国各地の自動車関連業者と提携しているので、幅広いエリアで対応可能です。

自社オークションを運営しており、業者間の中間手数料分を買取価格に還元しています。

また、海外への輸出販路も多数あるので、どんな車でも0円以上での買取が可能なのです。

買取実績
2008年創業
手数料
無料
0円以上買取保証
申込方法
WEB、電話
電話対応時間
8〜22時(年中無休)
引取対応日時
平日、土曜日
キャンセル料
3万円
対応エリア
全国対応(一部離島を除く)

株式会社エイチームライフデザイン

ナビクル廃車買取

廃車、事故車の専門買取業者

  • 事故車の買取に強い
  • 廃車手続きの代行が無料
  • 還付金の受け取りが可能
ナビクル廃車買取は廃車や事故車に強い買取業者です

カーネクストと同様、どんな車でも0円以上の買取を保証しています。

「ナビクル」はエイチームライフデザイン内で車事業を多角的に展開しており、廃車買取を含めた以下のサービス事業があります。
ナビクル:中古車の買取サービス。一括査定が可能
ナビクル廃車買取:廃車専門の買取サービス
ナビクル新車NET:新車の販売サービス。試乗が可能
車の取引に対するノウハウが社内に充実しているのもメリットと言えるのではないでしょうか。

買取実績
-
手数料
無料
0円以上買取保証
申込方法
WEB
電話対応時間
-
引取対応日時
-
キャンセル料
-
対応エリア
全国対応(一部離島を除く)

株式会社タウ

事故車買取のタウ

全国どこでも無料で査定してくれる

  • 廃車として買い取る場合の手続き代行が無料
  • 全国どこでも無料査定
  • 中古車販売もしており、乗り換え検討もできる
事故車買取のタウは累計の取扱台数が100万台を突破している、大手の事故車買取業者です。

世界中のオークションと連携しており、販路が多いため、高値での引取りを可能にしています。

買取実績
累計取扱台数100万台
手数料
無料
0円以上買取保証
申込方法
WEB、電話、LINE
電話対応時間
24時間受付(年中無休)
引取対応日時
-
キャンセル料
買取額の10%
対応エリア
全国対応(一部離島を除く)

自分にあった廃車の手続き方法で費用をお得に浮かせよう!

上記でおすすめさせていただいたサービスは、基本的に無料で出張査定をしてくれる上に、査定に満足いかなかった場合のキャンセル費用などは一切かかりません。

その上、買取価格がつかない車両でも無料で廃車手続きを代行してくれるため、廃車を検討している皆さんにとって、デメリットはありません。

廃車の手続きを自分で行うのも一つの手段ですが、手間と時間がかかってしまいますし、場合によっては業者にお願いするよりも、費用がかさんでしまうこともあります。

どの方法で廃車手続きをするのか迷っている方は、一度「廃車専門買取業者」のHPをご覧ください。

「こんな状態の車両でも値段がつくの?」と驚かれることでしょう。

商品詳細
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