純正部品の供給が少ない旧車に断熱ガラス「クールベール」がアリな理由とは?意外にお得な選択肢に迫る。

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2018年の関東地方は短すぎる梅雨に終わりました。6月の下旬からうだるような暑さが始まり、青空駐車の車内は地獄そのものです。
そこで、CarMeで寄稿する自動車ルポライターが意を決して25年オチのロードスターに「クールベール」を導入することに?
ちょっと贅沢すぎるとも言えるこの選択は吉と出るのでしょうか?

Chapter
交換の経緯、そしてベース車両は
お値段は??
交換 ガラス以外の周辺部品もリフレッシュ
気になる効果は?
旧車にクールベール

交換の経緯、そしてベース車両は

中間膜に赤外線(IR)カット剤を練り込み、いわゆる太陽光線による人体へ最もジリジリ感を感じさせる赤外線波長領域を約90%以上カット。さらに日焼け·シミの原因である紫外線(UV)も約99%カットするというフロントガラスで、これからやってくる暑い夏に高い効果を発揮してくれることは間違いなしというオートグラス株式会社がリリースしている「クールベール」。
すでに当サイトでも数回に渡ってご紹介しているだけにご存知の方も多いと思います。その取材の度に効果を目の当たりにしてしまった筆者。ついにクールベールの導入に踏み切ることになりました!
登録から25年が経過した愛車のロードスター。かっこよく写真は撮れていますが、よくよく見てみると・・・。

フロントガラスは車検に通らないレベルではないものの、無数の飛び石による傷が入っており、日の当たり具合によっては目障りに感じるレベルとなっていました。
また、ウインドウを囲うゴムモールやワイパー部分のプラスチックのカウルも劣化していてみすぼらしい状況となっており、リフレッシュも兼ねて一気に交換してしまおう! という作戦です。

ちなみに、ちょっとしたフロントガラスの小傷であっても、内側から指で少し圧をかけると・・・。
その亀裂は一気に広がります。
これはあまり知られていませんが、自動車のフロントガラスは外側に膨らんでいるので、外からの圧には強いのですが、内側には弱いのです。
転ばぬ先の杖、わずかな傷でも命取りになる前に交換がオススメです。

では早速交換開始です。


クールベール交換ギャラリー

お値段は??

2018年6月現在の参考価格は、

・フロントガラス 56,160円 (ミラーベース仕様ガラスの参考定価)
・モール類 5,880円
・ワイパーカウル 9,290円
・交換工賃 24,000円

※価格は定価表記となります

クールベールは純正フロントガラス同等の価格設定となっているため、万が一飛び石などで車両保険を使って直す場合も選択できるというのも嬉しいポイントですね(今回、車両保険は未使用)。

交換 ガラス以外の周辺部品もリフレッシュ

交換後は予想通りガラスモールがツヤツヤのムチムチで、ワイパーカウルのゴムモールも以前はベロベロだったのがビシっとしたので、クルマ自体がしっかりした印象になりました。
さらにクールベールならではのシェード部分もニヤニヤポイント。ロードスターにはシェード付ガラスの設定がなかったので、分かる人だけ分かる仕様となりました。

気になる効果は?

ロードスターは幌車なので駐車中はいくらフロントガラスがクールベールでも車内の温度の上昇は避けられないと思っており、実際に駐車中は効果の実感はできなかったです・・・。

しかし、走行中は別。明らかにフロントガラスからのジリジリする日差しの強さが和らいでいたのは嬉しい誤算。いわゆるオープンカーは夏には不向きなのですが、クールベールで走行中の快適度が大幅にアップしました。

旧車にクールベール

クールベールのラインナップは、約30年前のロードスターはもちろん、もっと古いS30系フェアレディZやハコスカなども用意されているので、レストアやリフレッシュの際に利用するのもいいかもしれませんよ。
純正部品が供給されにくい昨今、意外な駆け込み寺になりそうな気がしますね。

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