ハリアーの車検はいくら？費用の相場を徹底解説！料金が安くなるポイントも紹介

更新日：2024.09.27

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洗練されたデザインと走りの良さを兼ね備えた、トヨタの人気SUV、ハリアー。上質な乗り心地と静粛性、そして力強い走りで、ビジネスからプライベートまで幅広く活躍する車種です。2022年10月には待望のプラグインハイブリッド車（PHEV）も登場しました。

ハリアーには、ほかにハイブリッド車とガソリン車がありますが、プラグインハイブリッド車とハイブリッド車はエコカー減税の対象です。車検費用もかなり安くなります。定期的に必要な費用が安くなるのは、うれしいですよね！

今回はハリアーの車検費用の相場や内訳、車検費用を安く抑えるポイントを、徹底解説します。

ハリアー（ガソリン車）の車検費用相場

車検費用	内訳
65,250円～80,850円※	基本料		13,000円〜28,600円
	法定費用	自賠責保険料	17,650円（24か月）
		重量税	32,800円
		印紙代	1,800円

※車検基本料の相場は大手車検業者(マッハ車検、ホリデー車検、らくらく車検、コバック車検、車検の速太郎、アップル車検)の車検基本料金より算出

※別途整備料金がかかる場合があります

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Chapter: ハリアーの車検費用の内訳とは？; ハリアーの年式・グレード別の車検費用相場; ハリアーの年式別の車検費用相場; ハリアーのモデル・グレード別の車検費用相場; 車検費用を安く抑える方法; 楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する; 車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する; ハリアーの車検費用が高いと感じたら、買い替えも検討してみては; ハリアーの車検費用相場のまとめ

ハリアーの車検費用の内訳とは？

車検費用は、大きく分けて3つの要素で構成されています。

まず1つめは「基本料金」で、これは業者や、受けるサービスによって異なります。2つめは「法定費用」です。これは車種やグレードに応じて一律に定められている費用で、どの業者でも同じ金額になります。

最後の「整備料金」は、車の状態によっては高額になることも。

ハリアーの車検にかかる具体的な費用の内訳を、詳しく見ていきましょう。

車検基本料金

車検基本料金には、主に以下の項目が含まれます。

車検点検料
検査料
車検代行手数料
人件費
代車料　など

基本料金は車種によっても変わります。一般的に、軽自動車は比較的安く、大型車や高級車ほど高額になる傾向があります。ハリアーは大型車に分類されるため、基本料金も少し高めに設定されています。

また、古い車や走行距離が長い車ほど、点検項目が増えて費用が上がる傾向です。

基本料金は、業者によっても大きく異なります。これは各業者が提供する点検・検査の内容やサービスの違いによるものです。単純に金額だけで判断するのではなく、自分のニーズに合った業者を選びましょう。

法定費用：自賠責保険料

ハリアーをはじめとする自動車所有者には、加入が義務付けられている保険があります。それが自賠責保険、つまり自動車損害賠償責任保険です。この保険の主な役割は、交通事故で他者に傷害を与えた際の補償です。

保険料の算出には、主に以下の2つの要素が影響します。

車両の種類
使用目的

一般的に、軽自動車が最も経済的で、普通自動車、大型車の順に保険料が上昇します。また、業務用車両は一般車両と比べて走行距離が長く、事故の可能性が高いと判断され、保険料が割高になる傾向があります。

ハリアーは個人用の乗用車に分類されるので、自賠責保険料は比較的抑えめです。この場合、保険料を左右する主な要因は保険の適用期間となります。

個人用乗用車の場合、保険期間は1カ月から最長37カ月まで選択可能です。具体的な保険料は地域ごとに設定されており、本州の場合、1カ月だと5,740円、37カ月で24,190円となっています。長期の保険を選択すると、月額換算では割安になるのが特徴です。

法定費用：重量税

重量税は、車両の重量に基づいて課税されます。車両が重いほど、税額は高くなります。

しかしエコカー減税制度が適用される車種では、税額が軽減されています。ハリアーの場合、プラグインハイブリッド車とハイブリッド車は、100%減税の対象です。

以下のモデルが該当します。

Z（プラグインハイブリッド車・E-Four）
Z“Leather Package”（ハイブリッド車）
Z“Leather Package”（ハイブリッド車・E-Four）
Z（ハイブリッド車）
Z（ハイブリッド車・E-Four）
G（ハイブリッド車）
G（ハイブリッド車・E-Four）

重量税額については、のちほど詳しく見ていきましょう。

法定費用：印紙代

印紙代は、車検証に貼付する収入印紙の費用です。これは車検証発行に対する手数料として必要です。

金額は車種や、新規か継続かによって異なります。また、指定工場以外で車検を受ける場合には、別途証紙代が加算されることがあります。

整備料金

車検における整備料金は、車検費用の中でも最も変動幅が大きい部分です。この料金を左右する主な要因として、以下の4つが挙げられます。

車両の状態
車の年式
走行距離
整備場所の選択

日頃からきちんとメンテナンスを行っている車は、比較的低コストで済む傾向にあります。一方、整備が不十分だった場合は高額になる可能性が高くなります。

また、年数が経過した車は、部品交換が必要になることもあります。また、走行距離が長い場合も、ブレーキパッドやタイヤなどの交換時期が早まります。

消耗品はそれほど高価ではありませんが、バッテリーなどの主要部分は数万円することもあります。

特にハイブリッド車の場合は、ハイブリッドバッテリーの冷却ファン清掃や、回生ブレーキシステムに対応したブレーキパッドなど、特有の部品も多くあります。こうした部品の交換は、ガソリン車の部品よりも高くなる傾向があります。

車検を受ける場所も、整備費用に大きく関わります。

ディーラーでの車検は比較的高額ですが、純正部品を使用し、メーカー推奨の整備が受けられます。メンテナンスの不足や部品の消耗が気になるときは、車検の機会に、きちんと見てもらうのもよいでしょう。

一方、専門店やガソリンスタンドは比較的安価で、車検期間も短く、便利な車検システムです。しかし使用部品や整備内容は、簡易的になる傾向があります。

どちらがよいかは、車の状態によって見極めましょう。

ハリアーの年式・グレード別の車検費用相場

年式やグレードが違うと、車検費用にどのくらい影響を及ぼすのでしょうか。ここでは年式やグレードごとに、ハリアーの車検費用の違いや目安をお伝えします。

ハリアーの年式別の車検費用相場

重量税は、新車の登録から13年・18年を超えたタイミングで増加します。長く乗った車ほど劣化も激しく、事故などの危険が大きくなりやすいと考えられるからです。

ハリアーはいずれのグレードも1.5tから2tの区分ですので、ガソリン車の重量税は以下のとおりです。

登録からの期間	重量税額
13年未満	32,800円
13年から18年	45,600円
18年以上	50,400円

重量税の変動を踏まえると、エコカー減税のないガソリン車の場合、年式別の車検費用の目安は以下のようになります。

年式別ハリアーの車検相場（エコカー減税なし）
車検費用相場
	合計	車検基本料金	法定費用
13年まで	65,250円～80.850円	13,000円〜28,600円	52,250円
13年超	78,050円〜93,650円	13,000円〜28,600円	65,050円
18年超	82,850円〜98,450円	13,000円〜28,600円	69,850円

※別途整備料金がかかります

なお、前述のとおり、プラグインハイブリッド車とハイブリッド車は100%減税となります。

年式が古い車は、整備費用等も増加します。主要なパーツ等は10年も使用すれば交換が必要ですから、整備費だけで10万円以上かかるケースも珍しくありません。また、年式が古い車は、燃費が落ち、日常的な維持コストも高くなっていきます。

一方で、車は交換用の部品等が高額です。

どちらがよいか検討する際は、乗車スタイルやメンテナンスの頻度もあわせて考えるとよいでしょう。

ハリアーのモデル・グレード別の車検費用相場

重量税が免除されるプラグインハイブリッド車とハイブリッド車の場合、年式による車検費用の増減は、ほとんどありません。

エコカー減税の対象となるモデルは、以下のとおりです。

Z（プラグインハイブリッド車・E-Four）
Z“Leather Package”（ハイブリッド車）
Z“Leather Package”（ハイブリッド車・E-Four）
Z（ハイブリッド車）
Z（ハイブリッド車・E-Four）
G（ハイブリッド車）
G（ハイブリッド車・E-Four）

ハリアーのエコカー減税対象車（1tから2t）と、対象外の場合の車検費相場は、以下のとおりです。

ハリアーのエコカー減税対象車（1tから2t）の車検費相場
車検相場	基本料金	法定料金
32,450円〜48,050円	13,000円〜28,600円	19,450円
ハリアーのエコカー減税なし（ガソリン車）の車検費相場
車検相場	基本料金	法定料金
65,250円～80,850円	13,000円〜28,600円	52,250円

エコカー減税の対象車は、大きな減額になることがわかります。ただし、年式が古くなれば整備費がかさむのはプラグインハイブリッド車やハイブリッド車も同じです。最終的な車検費用は、車の状態によって大きく異なります。

車検費用を安く抑える方法

車を保有している以上、車検費用は、定期的に必要な出費です。とはいえ、ハリアーをはじめとした大型車は、車検費用も高くなりがち。できるだけ安く抑えたいですね。

ここでは、車検費用を安くするための2つのポイントをお伝えします。変動するのは、主に基本料金と整備費の部分です。賢く業者を選んで、車検費用を節約しましょう！

楽天Car車検などポータルサイトで複数の業者を比較する

車検費用を抑えるためには、まずは複数の業者から見積もりを取り、適正な価格を知っておくことが必要です。でも、ひとつひとつ企業に問い合わせるのは大変ですよね。

そんなときには便利なのが、楽天Car車検などのポータルサイトです。ポータルサイトでは、たくさんの業者の中から自分にあった業者を探し、一括で見積もりを取請求することができます。隙間時間でサッと業者を探せるのがうれしい！初めての車検でも、負担なく業者の比較が可能です。

そのほか、ポータルサイトを使う主なメリットは、以下のとおりです。

料金や整備内容など、項目ごとに業者を探せる
複数の業者への一括見積もり請求が簡単
条件に合う業者同士を比較し、特徴を比較しながら検討できる
すでに車検を受けた利用者のレビューが見られる

特にポータルサイトでは、利用者のレビューが確認できることも大きなポイント。「こんなはずじゃなかった！」を未然に防ぐことができます。

車検チェーン・ガソリンスタンド車検を利用する

車検チェーンやガソリンスタンド車検は、安く利用できることが最大のメリット。また、日帰りでの車検ができるサービスなど、企業ごとに異なる特徴を持っています。自分にあった企業を探せるのも利点のひとつです。

そのぶん、ディーラーでの車検に比べると、正規の部品ではなかったり、点検や検査が簡略化されていたりすることもあります。普段からメンテナンスしている車なら特に問題はありませんが、あまり手入れをしていない車の場合は、少し不安が残るかも。

ディーラー車検は価格面では比較的高めですが、メーカーの専門家による高品質な車検が受けられることが大きなメリットです。純正部品にこだわりたい場合にもおすすめです。

ハリアーの車検料金の目安を、ディーラー車検と車検チェーン・ガソリンスタンド車検で比較すると、以下のようになります。

車検の種類	車検料金相場
ディーラー車検	120,000円～200,000円
車検チェーン	60,000円～150,000円
ガソリンスタンド車検	60,000円～90,000円

車検チェーンやガソリンスタンド車検は、日頃から定期的にメンテナンスを行っている人、車の状態を自分では億できる人におすすめ。車に詳しくなく、あまりメンテナンスができない人は、メーカーのディーラーに隅々まで確認してもらうとよいでしょう。

自身のニーズと予算に合わせて、最適な車検を探してくださいね。

ハリアーの車検費用が高いと感じたら、買い替えも検討してみては

「ハリアーの車検費用って、思ったより高いな」と感じたら、買い替えのタイミングかもしれません。

重量税は、13年・18年のタイミングで増額となります。また、整備費もかさんでいきます。

新しい車両に買い替えると、メンテナンスや車検の費用を抑えられるだけでなく、燃費性能の向上や最新の安全機能を享受できることもメリットです。

買い替えを検討する際は、MOTA車買取の利用がおすすめです。MOTA車買取では、複数の業者の買い取り価格を、簡単に一括比較できます。査定価格に納得できなければ、売らなくてもOKです。

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ハリアーの車検費用相場のまとめ

車検は、主に「基本料金」「法定費用」「整備料金」の3つの費用から金額が決まります。車の年式が古く、走行距離が長いものほど、高額になる傾向です。また、部品交換が必要な場合など、車の状態によっても大きく異なります。

大型車乗用車であるハリアーは、車検費用も少し高めです。しかしエコカー減税の対象車種なら、重量税が100%減税！車検費用もぐっと安くなります。

さらに費用を抑えたい人は、楽天Car車検などのポータルサイトの利用がおすすめです。たくさんの業者の中から、自分が優先したい条件で絞りこみ、一括で見積請求ができます。それぞれの特徴を見極め、費用を比較することで、より満足度の高い車検が受けられますよ。

車検は法律で定められた重要な検査。安全性と車の長期的な維持のために必要なメンテナンスのひとつです。

複数の業者から見積もりを取り、じっくり比較検討して、満足のいく車検を見つけてくださいね。