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運転中のお礼のサインとは？クラクションは道路交通法違反？

更新日：2023.08.22

運転中に道を譲ってもらったとき、お礼のサインをする方も多くいるでしょう。お礼のサインはいくつかありますが、サンキュークラクションは厳密にいうと道路交通法違反になるのでは？という意見もあります。それは本当なのでしょうか？

運転中のお礼のサインとして浸透しているもののひとつが、「サンキュークラクション」です。しかし、厳密にいうとサンキュークラクションは道路交通法違反にあたります。

道路交通法（第54条）では、「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。」と定められています。

つまり、お礼のサインとしてクラクションを使うのはNGなのです。人によっては、サンキュークラクションを苦情と勘違いする方もいるかもしれませんし、大きな音は出さないようがベターでしょう。

サンキュークラクションのほかにもお礼のサインはいくつかあります。たとえば、手をあげたり、会釈をしたり、サンキューハザードをしたりする方もいるでしょう。

なかには、サンキューパッシングをする方もいますが、これには注意が必要です。サンキューパッシングには、「ありがとう」のほかにも「お先にどうぞ」「早く行け」「無灯火ですよ」「ハイビームですよ」「危ない」「道を譲ってほしい」など、いろいろな意味で使われるためです。

誤解を与えてしまってトラブルになることもあるかもしれません。相手の怒りを買ってしまい、大声で怒鳴られたり、煽り運転されたり……。嫌な思いをするのは避けたいですよね。

そこで、分かりやすく「ありがとう」という意思を伝える方法を探してみると「ありがとうランプ」というグッズに出会いました。

「ありがとうランプ」とは、「ありがとう」や「Thank you」という文字を表示させるランプのことです。