MT車でしか味わえない楽しさとは?シビックのMT仕様が人気な理由
更新日:2024.09.09
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2016年の日本自動車販売協会連合会の統計よると、同年に新車登録された国産乗用車の98%以上がAT車でした。運転が簡単で、若者はAT免許を選ぶのが当たり前になってきています。ところが、先日販売開始された新型シビックは、ハッチバック車に設定されるMT車の受注比率が約35%、2,100台にものぼる人気となっています(2017年11月時点) 。車を運転する楽しさを味わうには、MT車が一番と言われていますが、MT車の楽しさとは、どういったものなのでしょうか?
MT車の魅力とは
AT車との決定的な違いと言えば、クラッチペダルがあることです。
アクセルを踏み込むだけで加速するATは、誰でも同じような加速を味わえるので、万人向きではありますが、トルコン式のATはギアチャンジ時のタイムラグが気になったり、CVTでは思うように高回転まで回らなかったりと、ドライバーの加速したい感覚とのズレが生まれます。
また、半クラッチの位置なども車種によって違うため、うまく操れるようになることで「自分だけの車」という感覚が強まります。
アクセルを踏み込むだけで加速するATは、誰でも同じような加速を味わえるので、万人向きではありますが、トルコン式のATはギアチャンジ時のタイムラグが気になったり、CVTでは思うように高回転まで回らなかったりと、ドライバーの加速したい感覚とのズレが生まれます。
また、半クラッチの位置なども車種によって違うため、うまく操れるようになることで「自分だけの車」という感覚が強まります。
MT車はギアチェンジが楽しい!
MT車は、ギアチェンジを自分で行いますから、そのときにもっとも適切なギア比を選んで走ることができます。またサーキットのタイムトライアルなどでは、ギアチェンジに要する時間を惜しんであえてギアをホールドしたままというドライビングも可能。
クラッチペダルを踏んでギアチェンジを行い、再度クラッチをつなぐ。この一連の動作がうまくいくと、ドライビングの腕がワンランク上がったように思え、優越感に満たされることでしょう。
エンジンの回転などを考えながら、クラッチとギアを操作する感覚は、他のミッション形式では味わうことができません。
クラッチペダルを踏んでギアチェンジを行い、再度クラッチをつなぐ。この一連の動作がうまくいくと、ドライビングの腕がワンランク上がったように思え、優越感に満たされることでしょう。
エンジンの回転などを考えながら、クラッチとギアを操作する感覚は、他のミッション形式では味わうことができません。
MT車はエンジンブレーキが使いやすい!
MTでは、シフトダウンによってエンジンブレーキを簡単に使えます。
トルコン式のATでエンジンブレーキをかけようとシフトチェンジをすると、ギア比が離れていることで想像したよりも減速しなかったり、逆にシフトダウンによって回転数が上がりすぎると車が判断したときにはシフトダウンが行われなかったり、思うようにいかないことがあります。
その点MTは、低速側のギアを選択していれば、クラッチ操作だけでエンジンブレーキを使えるためとてもスムーズに減速できます。
トルコン式のATでエンジンブレーキをかけようとシフトチェンジをすると、ギア比が離れていることで想像したよりも減速しなかったり、逆にシフトダウンによって回転数が上がりすぎると車が判断したときにはシフトダウンが行われなかったり、思うようにいかないことがあります。
その点MTは、低速側のギアを選択していれば、クラッチ操作だけでエンジンブレーキを使えるためとてもスムーズに減速できます。
MT車はダイレクトな加速感を楽しめる!
アクセルとエンジンが直結したかのようなダイレクト感は、MTもしくはMTの発展したDCTのようなセミAT以外では味わうことができません。
車を楽しむには、これがもっとも重要な部分ではないでしょうか。
この他にも実燃費の良さやアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故の減少、常に両手足を使うため眠くなりにくい、なんてメリットもあります。
渋滞時のストップ&ゴーなどでは、両足を使って操作しなければならないなど、大変なことも多いMTですが、だからこそ楽しい。自動車メーカーには、MTの火を消さずにいてほしいものですね。
車を楽しむには、これがもっとも重要な部分ではないでしょうか。
この他にも実燃費の良さやアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故の減少、常に両手足を使うため眠くなりにくい、なんてメリットもあります。
渋滞時のストップ&ゴーなどでは、両足を使って操作しなければならないなど、大変なことも多いMTですが、だからこそ楽しい。自動車メーカーには、MTの火を消さずにいてほしいものですね。