SEMA2017で見つけた!びっくり!すごい!日本車一挙紹介

マツダ RX-7ドリフトカー

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2017年10月31日から開催されたSEMAショー2017にて、今年もたくさんの日本車カスタムカーが出展されました。その中から選りすぐりのカスタムカーをご紹介しましょう!
Chapter
①1000馬力のプリウス?「PriuSRT8」
②マツダ RX-7がド派手なドリフトカーに!
③レーシングでも街乗りでもいける!超クールな新型カムリ
④新型LC500から魅力的なカスタムモデル3台出展!
まとめ

①1000馬力のプリウス?「PriuSRT8」

アメリカでもプリウスは大人気の車ですが、今回遭遇したのは、とんでもないモンスタープリウスでした。

見た目は2代目プリウスですが、エンジンはなんと最高出力1000馬力。ハイブリッドエンジンはすべて取り去られ、4.5L V8ヘルキャットチューンのエンジンに換装されています。

製作したのはニューヨーク州ディアパークに本社を置くAmerican Racing Headers(ARH)で、同じくNYブルックリンにあるドラッグレースのシャシー専門チューナーであるFarks Supercarsのコラボによるもの。

インパネ周りや内装はほとんどがカスタムメイドされており、エンジンルームは魔改造の域すら逸脱していますが、ボディをワイド化することなしに、オリジナルボディのままですべてが収まっているのも注目すべき点です。

そして運転席には?なんとトランプ大統領が乗っていました!

②マツダ RX-7がド派手なドリフトカーに!

SEMAでは比較的珍しいマツダRX-7(FC)のカスタムカーです。

こちらは日本のガソリンブランドENEOS(エネオス)のブースに出展されていました。エネオスがコラボした相手は、あのクレイジーなHOONIGANブランドです。

1992年型のド派手なFCは新しいENEOS RACINGシリーズのエンジンオイルをプロモーションするために製作されました。というのもこのFCはアメリカで最初にエネオスのレーシングオイルを使ってドリフト競技に参加した車だからです。

エンジンはマツダ13BロータリーとギャレットGTX35rターボチャージャーを搭載。最新のレーシングオイルにより、高性能エンジンの敵であるスラッジの発生を防ぎます。また、より高い温度で優れた馬力を発揮するオイル成分により、エンジンを保護し、ドリフト時にとくに優れた潤滑性能を発揮します。

■スペック
・エンジン:Mazda 13B ロータリーエンジン(ブリッジポート by エンジェルモータースポーツ)、ハネウェル・ギャレット GT35R ターボ、ハルテックECU他
・トランスミッション:トレメックT56 6速MT with クイックタイム・アダプター・ベルハウジング
・サスペンション:BCレーシングDS シリーズ車高調
・ホイール/タイヤ:Work VS-KF ホイール/ファルケンタイヤRT615k
・エクステリア:BN スポーツボディキット、リヤウィング(Big Country Labs)、グラフィックス(Factory83)
・インテリア:スパルコ製レーシングシート、RacePak 製デジタルディスプレイ他

③レーシングでも街乗りでもいける!超クールな新型カムリ

こちらはトヨタブースに出展されていた、超クールなカムリです。

カムリといえば、15年連続で米国乗用車販売台数1位をキープしている怪物級人気を誇るセダンです。新型となったことで、今年のSEMAでは、カムリでNASCARに参戦している4名のドライバーがそれぞれカムリのカスタマイズを行いました。

そのうちの1台がこちら。NASCARレーシングドライバー、デニー・ハムリンによるカスタムです。

デニー・ハムリンは2006年にネクステルカップでルーキーオブザイヤーを獲得、2016年 デイトナ500では日系メーカーとして初めての優勝を果たしました。

SEMAに出展されたカムリはサーキットを走った後に、そのまま街乗りで使えるような洗練されたスタイルが特徴です。3インチ(約7.6㎝)張り出したワイドボディとその下の真っ赤なアメリカンレーシングのホイールが目を引きますね。

タイヤはミシュランパイロットスポーツ・カップ2(285/30R20)にサスペンションには日本の車高調メーカーであるTEINのシステムを採用しています。

内装はブラックレザーを基調としたレカロ製バケットシートで、サーキットでも街乗りでも快適に使えるよう快適性を重視した仕様になっています。

④新型LC500から魅力的なカスタムモデル3台出展!

LEXUSは、今年もSEMAに公式ブースを設営し、2017年3月に発売された「2018 LC500」2台のほかに、魅力的なカスタムモデルを出展していました。

LC500 (赤色)

赤色のボディカラーからして、かなり斬新なのがこちらのLCです。

2018年モデルのLEXUS LCをベースに、埼玉県に本社があるARTISAN SPIRITS(アーティシャンスピリッツ)がデザインしたボディキットを身にまとっています。鮮烈な赤色のボディが目を引きますが、リップやトランクリッド、GTスポイラーなどにあしらわれたカーボンパーツのブラックラインが引き締まった印象を与えます。

スパルコUSAのカーボンファイバー製レース用シートや、Greddyレーシング製エグゾースト、ピレリP-Zeroタイヤ、ブレンボ製ブレーキ、レイズ製鍛造ホイールを採用するなどレーシーな装備を満載しつつも、LCの高級でノーブルな雰囲気は失われていない至極のシルエットがさすがです。

「LC500 Inspiration Series」「ブラックパンサーINSPIRED LC」

アメコミ「ブラックパンサー」とレクサスLCがコラボしたオドロキのカスタムモデルがこちら。

「LC500 Inspiration Series」の方は100台限定で販売も予定されています。※日本での販売予定は未定

ストラクチュラル・ブルーという特殊な塗装技術がボディを美しく輝かせています。ペイントといっても実際にブルーで塗装されているのではなく、青色の光を反射させることによって独特の外観を作り出しています。手間のかかる塗装なので、1日に2台までしか生産できないとか。

「BLACK PANTHER INSPIRED LC」は、映画のキャラクター、ブラックパンサーのイメージがさらに強く反映されています。

ワイド化されたボディ、ドアミラーとフロントのホイールアーチ後方にしつらえたパンサーのかぎ爪やボンネットを覆うように描かれたブラックパンサーのマスクもクールです。

いずれのLCも2018年3月公開の映画「ブラックパンサー」に登場予定です。

まとめ

SEMAショーでは年々、日本車の出展が増えています。JDM専門のビルダーも全米各地に誕生しています。クールなJDMカスタムカーを知ることで、日本車の魅力を改めて気づかせてくれますね。

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