ホンダ 初代S660の最後の特別仕様車「Modulo X VersionZ」とは?
更新日:2024.09.09
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ホンダ S660は、これまでさまざまな特別仕様車を出してきました。
モーターショーのコンセプトモデルをモチーフにした2015年の「CONCEPT EDITION」や、ジャジーかつ近未来的なデザインが特徴の2017年に発売した「Bruno Leather Edition」など一風変わった特別仕様車が多く存在します。
今回は、そんなS660最後の特別仕様車「Modulo X VersionZ」について詳しく見ていきましょう。
モーターショーのコンセプトモデルをモチーフにした2015年の「CONCEPT EDITION」や、ジャジーかつ近未来的なデザインが特徴の2017年に発売した「Bruno Leather Edition」など一風変わった特別仕様車が多く存在します。
今回は、そんなS660最後の特別仕様車「Modulo X VersionZ」について詳しく見ていきましょう。
ホンダ 初代S660特別仕様車「Modulo X VersionZ」とはどんなモデル?
S660は元々、ホンダのアイデンティティとなる「走りの歓び」を体現したクルマとして2015年4月に登場しました。2シーターオープンスポーツタイプの軽自動車でありながら、本格的な走りと上質かつしなやかな安定感のある走りを楽しめるというのが売りです。
軽自動車で最も需要の高いワゴンタイプなどと比べると大ヒットすることはなかったものの、そのクオリティの高さから根強いファンが多いクルマでした。
ところが、2022年3月に生産終了となってしまいます。
S660特別仕様車「Modulo X VersionZ」は、2022年3月に控えたS660生産終了に先駆けて、ファンへの感謝の意味を込めて生み出された最後のモデルです。
名前の通り、「Modulo X」をベースとしています。エクステリア(外装)・インテリア(内装)が従来グレードと異なるのはもちろん、従来グレードではオプション設定だった装備も標準装備になっているのが特徴です。
これから、そんな「Modulo X VersionZ」について詳しくご紹介します。
軽自動車で最も需要の高いワゴンタイプなどと比べると大ヒットすることはなかったものの、そのクオリティの高さから根強いファンが多いクルマでした。
ところが、2022年3月に生産終了となってしまいます。
S660特別仕様車「Modulo X VersionZ」は、2022年3月に控えたS660生産終了に先駆けて、ファンへの感謝の意味を込めて生み出された最後のモデルです。
名前の通り、「Modulo X」をベースとしています。エクステリア(外装)・インテリア(内装)が従来グレードと異なるのはもちろん、従来グレードではオプション設定だった装備も標準装備になっているのが特徴です。
これから、そんな「Modulo X VersionZ」について詳しくご紹介します。
ホンダ 初代S660特別仕様車「Modulo X VersionZ」のエクステリア
「Modulo X VersionZ」のエクステリアにおける最大の特徴は、ソニックグレーパールのボディカラーです。これは特別仕様車専用の色となっています。グレーと言いますが、色合いは少し青みがかったグレーです。紺色と灰色の中間といったイメージでしょうか。変わった色味ではありますが、どのような場所でも目立つことなく溶け込めます。
ロールトップの色は赤く、閉じているときは赤が良いアクセントになるのが魅力的です。標準装備されるホイールの内部にも赤が使われており、リアフェイスにも赤があります。アクセントに使う差し色が徹底的に赤に統一されているのがポイントです。
色は専用のソニックグレーパールの他に、より無難なプレミアムスターホワイト・パールを選ぶこともできます。これは透明感のあるホワイトが特徴的な色で、差し色の赤と相まってソニックグレーパールより上品さが際立つ印象です。
さらに、エクステリアには3つのエンブレムが付けられています。ホンダのHマークがフロントとリアに、S660のエンブレムがリアに、ModuloXのエンブレムがリアに装着。それぞれクローム調のブラックエンブレムで、高級感があります。
アルミホイールはステルスブラック塗装がされており、これも高級感とスポーティさが合わさった良いデザインです。サイズはフロントが15×5J、リアが16×6 1/2Jとなっています。
そして、スポーツカーらしさを際立たせる専用アクティブスポイラーも特徴的です。
ロールトップの色は赤く、閉じているときは赤が良いアクセントになるのが魅力的です。標準装備されるホイールの内部にも赤が使われており、リアフェイスにも赤があります。アクセントに使う差し色が徹底的に赤に統一されているのがポイントです。
色は専用のソニックグレーパールの他に、より無難なプレミアムスターホワイト・パールを選ぶこともできます。これは透明感のあるホワイトが特徴的な色で、差し色の赤と相まってソニックグレーパールより上品さが際立つ印象です。
さらに、エクステリアには3つのエンブレムが付けられています。ホンダのHマークがフロントとリアに、S660のエンブレムがリアに、ModuloXのエンブレムがリアに装着。それぞれクローム調のブラックエンブレムで、高級感があります。
アルミホイールはステルスブラック塗装がされており、これも高級感とスポーティさが合わさった良いデザインです。サイズはフロントが15×5J、リアが16×6 1/2Jとなっています。
そして、スポーツカーらしさを際立たせる専用アクティブスポイラーも特徴的です。
ホンダ 初代S660特別仕様車「Modulo X VersionZ」のインテリア・装備
エクステリアは差し色が徹底的に赤にこだわられていましたが、インテリアもとことん赤にこだわられています。「Modulo X」はシートが本皮×ラックススウェードとなっているのですが、色合い自体は他のグレードとあまり変わりませんでした。
一方「Modulo X VersionZ」は、色合いがガラリと変わっています。座面と背もたれは黒で、真ん中に太いステッチが入っているのが特徴です。バケットシートのサポート部は、全て赤になっています。赤と言っても落ち着いたボルドーレッドといった色合いなので、派手派手しくはありません。
インテリアの他の部分の色も全て、ボルドーレッド×ブラックとなっています。
ドアライニングパネルは素材がラックススウェード×合皮となり、質感がアップ。メーターバイザーパネル、助手席エアアウトレットパネル、センターコンソールパネルは全てカーボン調に変わっています。
専用Version Zロゴ入りのアルミ製コンソールプレートもあり、所有感を高めてくれる工夫が随所に施されているのも特別仕様車らしいところです。
一方「Modulo X VersionZ」は、色合いがガラリと変わっています。座面と背もたれは黒で、真ん中に太いステッチが入っているのが特徴です。バケットシートのサポート部は、全て赤になっています。赤と言っても落ち着いたボルドーレッドといった色合いなので、派手派手しくはありません。
インテリアの他の部分の色も全て、ボルドーレッド×ブラックとなっています。
ドアライニングパネルは素材がラックススウェード×合皮となり、質感がアップ。メーターバイザーパネル、助手席エアアウトレットパネル、センターコンソールパネルは全てカーボン調に変わっています。
専用Version Zロゴ入りのアルミ製コンソールプレートもあり、所有感を高めてくれる工夫が随所に施されているのも特別仕様車らしいところです。
装備は、純正アクセサリーのシートセンターバッグが「Modulo X」ロゴ付となって標準装備されています。これはシート間のフックにかけられるバッグで、スマホ・財布・煙草などが入るようになっている収納機能です。
そのうえ、取り外して普段使いのバッグとして使うこともできます。これは化粧箱に入った状態で貰えるのも、ファンには嬉しいところではないでしょうか。
変更、追加された装備以外は「Modulo X」と同じです。
シフトノブがチタン製だったり、ステアリングホイールがアルカンターラ×本革巻きになっていたりと「β」に比べると大きくアップグレードされています。
そのうえ、取り外して普段使いのバッグとして使うこともできます。これは化粧箱に入った状態で貰えるのも、ファンには嬉しいところではないでしょうか。
変更、追加された装備以外は「Modulo X」と同じです。
シフトノブがチタン製だったり、ステアリングホイールがアルカンターラ×本革巻きになっていたりと「β」に比べると大きくアップグレードされています。
ベースとなったモデルのクオリティが高いうえに、変更点も全て統一性があるのがS660特別仕様車「Modulo X VersionZ」の最大の利点です。
まさに、S660の最後を飾る特別仕様車としてふさわしい出来ではないでしょうか。
まさに、S660の最後を飾る特別仕様車としてふさわしい出来ではないでしょうか。