アストンマーティン DB9の維持費ってどれぐらい?

アストンマーティン DB9

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アメ車、ドイツ車、イタリア車と異なるオーラを持っているのが、イギリス生まれの車です。なかでも、高級車のアストンマーティンに憧れる方は多いのではないでしょうか?今回は、後継のDB11がデビューしてもなお輝きを放ち続けるDB9の維持費について紹介します。
Chapter
アストンマーティン DB9とは?
DB9の維持費はいくらかかる?
税金は?
任意保険は?
ランニングコストは?

アストンマーティン DB9とは?

DB9は、イギリスのアストンマーティンが販売する高級クーペです。DB7の後継車として2004年にデビューしました。

ボディタイプは、ハードトップのクーペとソフトトップのヴォランテがあります。新車価格はクーペが約2,300万円、ヴォランテが約2,500万円と超高級車です。

2017年現在は、よりハイパワーとなったDB9 GTのみが販売されていますが、DB11がすでに控えていますので、まもなく絶版になるでしょう。

中古車サイトでDB9を探すと、おおよそ475〜2,098万円(ヴォランテは1,080〜1,117 万円)で販売されています。(2017年11月現在)

エンジンは、6.0LのV12で、最高出力は517ps(GTは547ps) 、最大トルクは620Nm(63.2kgm)。まさにラグジュアリーとスポーティ両方を兼ね備えた究極のスポーツカーと言えます。

アストンマーティンの車両は、これまで出荷した車の9割が現存しているといいます。そんな一面も、アストンマーティンのブランド力を伺わせますね。

では、この次元の異なるDB9、維持費はいくらくらいかかるのでしょうか?

DB9の維持費はいくらかかる?

税金は?

まず税金面ですが、取得税、重量税、自動車税は下記のようになっています。
  取得税 重量税 自動車税
金額 318,000円 49,200円 88,000円
※取得税はDB9の中古平均相場の1,178万円を目安に計算。

やはり、これだけ大きなエンジンを積んでいる高級車は、私たちが普段乗っている車とはかけ離れた金額ですね。高額なのは購入費用だけではない、ということを念頭に入れておかなければなりません。

任意保険は?

新車価格が2,000万円を超える高級車ともなれば、任意保険もすごい金額になりそうですね。

見積もりの条件として6等級、26歳以上補償、対人対物無制限、車両保険なしの場合でネットで検索すると、年間56,410円ほど。

しかし、アストンマーティンは修理代も高額になるため、車両保険は必須。車両保険をつけると保険料は、ある程度の等級があるドライバーでも20万円は超えてしまうようです。

ランニングコストは?

6.0L V12エンジンはとにかくパワフルですが、その代償は大きく燃費もリッター5kmほどとなっています。

年間5,000km走行の場合でも、ガソリン代は140,000円(ハイオク140円/L)ほど掛かる計算になります。

12ヶ月点検は整備費用だけでみれば10万円弱ですが、年数が経過し消耗品の交換が多くなると50万円ほどになることもあるようです。

タイヤはポルシェのようにN指定というものでなければいけないということはありませんが、ハイパワーを受け止めるタイヤですから、それなりの性能を持つものをおすすめします。4本でおおよそ10万円~20万円ほどが相場でしょうか。

あらゆるものが現実離れした金額で、ため息が出てしまいますが、「いつか乗ってみたい...」そんな想いを抱かせてくれる車ではないでしょうか?

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