フェラーリ599がベース!日本人が開発した2億円超えのスーパーカーを解説

kode57

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億単位の高級スーパーカーといえば、ブガッティやアストンマーティンなど、メーカー純正モデルであってもなかなかお目にかかることはできません。しかし、なかには日本人デザイナーの手により、日本で2億円を超えるスーパーカーが生産されています。いったい、どんなマシンに仕上がっているのでしょうか?じっくり見ていきましょう。
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KEN OKUYAMA CARSがハンドメイドで製作
kode 57はどんなクルマ?
価格は?

KEN OKUYAMA CARSがハンドメイドで製作

「KEN OKUYAMA CARS」は、イタリアのピニンファリーナでデザインディレクターを務めた奥山清行氏が設立した組織で、Ken Okuyama(ケン オクヤマ)というのは本人の海外での活動名です。

ピニンファーリナ時代には、フェラーリ エンツォやマセラティ クアトロポルテなどを担当、自動車のほかに鉄道や時計、オートバイなども手がけています。

そんな奥山清行氏は、2016年にアメリカ カルフォルニアで開催されたモントレー カーウィークで、スーパーカー「kode 57(コード57)」を世界初公開。そして先日2017年8月19日には新型「Kode 0(コードゼロ)」を公開しました。

今回は昨年発表された「kode 57」について見ていきましょう。

kode 57はどんなクルマ?

ドライバーの眼前、フロントスクリーンの直前に搭載されるエンジンは、V型12気筒。

シャシーには高剛性アルミを採用し、ボディにはカーボンファイバーが与えられ軽量化も図られています。深紅の内外装がとても印象的ですね。

じつは、フェラーリ599がベースとされており、最高出力620ps、最大トルク62.0kgmを発揮するエンジンもフェラーリ599からの流用と思われます。ボディサイズは、全長4,650mm×全幅2,080mm×全高1,175mmと、幅が大きく日本ではやや扱いにくいサイズですね。

ホイールベースは2,750mmで、これもフェラーリ599と共通している部分です。

また、フェラーリのチューニングで有名なNovitec Rossoによれば、最高出力702ps、最大トルク65.4kgmまでその性能を引き上げることが可能だといいます。

価格は?

気になる価格ですが、約250万ドル。日本円にすると約2億5千万円という超高級スーパーカーです。

総生産台数は5台で、すでに4台は買い手が決まっているとのこと。

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