これだけは見逃すな!マツダ「VISION COUPE」と「魁 CONCEPT」を世界初披露【全文書き起こし】

【東京モーターショー2017】マツダ

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2017年10月25日、東京モーターショー2017にてマツダはプレスカンファレンスを開催。マツダ代表取締役社長兼CEO 小飼雅道氏は、まさに日本の美と言える、エレガントで上質なデザイン「マツダ VISION COUPE」と次世代モデル「マツダ 魁 CONCEPT」を世界初披露し、2030年に向けた長期ビジョンを発表しました。今後もマツダに注目です。

Photo:M.Yamada
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マツダは2台のコンセプトモデルを発表!

マツダは2台のコンセプトモデルを発表!

本日はお忙しいところ、マツダスタンドにお越しいただきましてまことにありがとうございます。

今年のマツダスタンドのテーマは、マツダは走る歓びで、クルマを愛するひとに人生の輝きを提供する、将来にむけて新たな一歩を踏み出した私達の決意を、ご覧いただけたらと思います。

2012年に市場導入したスカイアクティブ技術と、鼓動デザインを採用した新世代商品が推進力となり、構造改革は成功し、現在私達は構造改革の第二ステージとして開発から販売までの質的成長と、ブランド価値向上に取り組んでいます。

その過程で、冒頭の映像でみていただいたようなお客様との絆を育み、走る歓びと人生の輝きを提供するブランドでありたいと思っております。

さらに、将来も持続的な成長を続けるため、今年8月、2030年に向けた技術開発の長期ビジョン、「サスティナブル"ZOOM-ZOOM"宣言2030」を発表いたしました。

世界の自動車産業をとりまく環境の急激な変化をふまえ、クルマの持つ魅力である、走る歓びによって、地球、社会、人、それぞれの問題解決を目指す、私たちの更なるチャレンジです。

地球の領域においては、Well-to-Wheelの考えに基づき、本質的なCO2削減を図ることで、豊かで美しい地球と、共存できる未来を誓いました。

これを実現するためには、各地域における自動車のパワーソースを、エネルギー事情や、電力の発電構成を踏まえ、内燃機関やハイブリッド、EVの電動化を適材適所で対応する、マルチソリューションが必要と考えています。

そのなかでも、今回の東京モーターショーでは、今後の地球環境保全に最も大きな影響を与える内燃機関の理想追求を中心にご覧いただきます。

また社会の領域につきましては、安心安全なクルマと社会の実現により、すべての人が心豊かに生活できる仕組みを創造すること、人の領域では走る歓びに溢れたクルマを通じて地球を守り、社会を豊かにすることで、人々の心の充足を提供することを目指します。
スタンドには、マツダの将来ビジョンを達成するための技術とデザインを展示しております。

まずは、世界一を目指した夢のエンジン、SKYACTIV-X(スカイアクティブX)。

マツダ独自の燃焼方式SPCCIによって、ガソリンの希薄混合器を、広い走行範囲で圧縮着火させる技術の実用化に世界で初めて目途を付けました。

ガソリンエンジンの高回転域までの伸びのよさとディーゼルエンジンの優れた燃費、トルク、レスポンスといった双方の利点を兼ね備え、優れた環境性能と出力、動力性能を両立、マツダが目指す人馬一体の走りをフルサポートいたします。
次にデザインについてですが、次世代マツダデザインのヴィジョンを示すコンセプトカー、「マツダ VISION COUPE(ビジョン クーペ)」をご覧ください。

魂動デザイン哲学をベースに、より自然な生命感を感じさせる、エレガントで上質なスタイルに進化させました。無駄な要素を極力削り落としたところに美しさを見出す、日本独自の美意識をクルマのデザインに表現しています。

それではここで、次世代のマツダへのさらなる一歩へ、その幕開けを担う、世界初公開のコンセプトモデルをご紹介いたします。

次世代ガソリンエンジンとスカイアクティブXと、人間中心の思想を突き詰め、各機能を最適化した次世代スカイアクティブ ビークルアーキテクチャーに加え、進化した魂動デザインを搭載したコンパクトハッチバックコンセプトです。

どうぞ、ご覧ください。
この魁コンセプトはマツダの将来技術とデザインを搭載しており、今後もクルマの本質にこだわり、走る歓びを追求するクルマづくりを進めていく、マツダの次世代商品の魁…というべきコンセプトカーです。

マツダは、クルマの持つ本質的な価値により、人の心を元気にしたいと考えています。

ただ豪華で高価格なものではなく、よりお客様に必要とされ、お客様と強い絆を持つ、マツダプレミアムの実現を目指してまいります。

このコンセプトにも込められた、常にお客様の期待を超え、心を込めてお客様をおもてなしするクルマづくりを行ってまいります。

マツダの挑戦にご期待ください。
ご清聴いただきまして、誠にありがとうございました。
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