タイヤワックスの効果とは?水性タイプと油性タイプどちらが良いの?メリットは?
更新日:2024.09.09
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クルマ用のケミカルグッズは、それこそ迷うほど販売されています。そのなかでも、身近なケミカルのひとつといえるのが「タイヤ用ワックス」。実際に、使っているという方もいると思います。そのタイヤワックスには、水性と油性があることをご存知ですか?
- Chapter
- タイヤワックスとは?
- 油性タイプか水性タイプか?
- 油性?水性??結論は?
タイヤワックスとは?
洗車した際、最後の仕上げにタイヤワックスを使うと、タイヤの黒が強調され、バリっとした印象になります。愛車の写真撮影を行う、なんて際はやっておきたい処理でもありますよね。
タイヤワックスは、油やシリコンを付着させて光沢や艶を出すアイテムですが、そのタイヤワックスを嫌うユーザーもいます。理由は、タイヤに悪影響があるというものですが、これはタイヤワックスに使用されている成分によるもので変わります。
タイヤワックスは、油やシリコンを付着させて光沢や艶を出すアイテムですが、そのタイヤワックスを嫌うユーザーもいます。理由は、タイヤに悪影響があるというものですが、これはタイヤワックスに使用されている成分によるもので変わります。
油性タイプか水性タイプか?
タイヤワックスは「油性」「水性」の2タイプが存在します。
・油性タイプ
以前からあるポピュラーなものは、石油系溶剤にシリコンを溶かしてある油性タイプです。親油性が高く、液ダレがしにくい、タイヤとの密着度も高く、雨などに強いということなどがメリットです。
しかし石油系溶剤がゴムに浸透することで、タイヤの組織を破壊してしまう(劣化を早める)ということが、デメリットとしてあげられます。
・水性タイプ
水性タイプのタイヤワックスは、シリコンを水の中に乳化分散させたものです。シリコン自体は油性のため、水に溶けることはなく、小さな固まりとなり水のなかに浮いているという状態になります。
メリットとしては、ゴムに浸透することがないシリコンが表面を覆うことでタイヤの劣化を防ぐ効果が期待できること。つまり、タイヤにやさしいケミカルといえます。
しかし油性タイプよりも当然親油性が低いため、雨などで流れやすく耐久性に劣ります。また油性タイプと比してコストが上がってしまいます。
・油性タイプ
以前からあるポピュラーなものは、石油系溶剤にシリコンを溶かしてある油性タイプです。親油性が高く、液ダレがしにくい、タイヤとの密着度も高く、雨などに強いということなどがメリットです。
しかし石油系溶剤がゴムに浸透することで、タイヤの組織を破壊してしまう(劣化を早める)ということが、デメリットとしてあげられます。
・水性タイプ
水性タイプのタイヤワックスは、シリコンを水の中に乳化分散させたものです。シリコン自体は油性のため、水に溶けることはなく、小さな固まりとなり水のなかに浮いているという状態になります。
メリットとしては、ゴムに浸透することがないシリコンが表面を覆うことでタイヤの劣化を防ぐ効果が期待できること。つまり、タイヤにやさしいケミカルといえます。
しかし油性タイプよりも当然親油性が低いため、雨などで流れやすく耐久性に劣ります。また油性タイプと比してコストが上がってしまいます。
油性?水性??結論は?
油性、水性タイプそれぞれメリット・デメリットが存在しますが、水性タイプのほうが安心して使えるのは事実といえそうです。
では、油性タイプは悪影響だから使わない方が良いのか?といえば、一概にそうとも言い切れません。コンテストやミーティングなど、ここ一番のときには、油性タイプの輝きは有効です。
また、定期的にタイヤワックスを使用するというのは、結果的に見落としがちなタイヤコンディションをチェックすることにも繋がりますから、油性タイプであっても、やらないよりもやったほうがメリットがあると言えますよね。
いずれにしても、タイヤワックスを購入する際は成分をしっかり確認して、その特性を把握したうえで使用することが重要といえそうです。
では、油性タイプは悪影響だから使わない方が良いのか?といえば、一概にそうとも言い切れません。コンテストやミーティングなど、ここ一番のときには、油性タイプの輝きは有効です。
また、定期的にタイヤワックスを使用するというのは、結果的に見落としがちなタイヤコンディションをチェックすることにも繋がりますから、油性タイプであっても、やらないよりもやったほうがメリットがあると言えますよね。
いずれにしても、タイヤワックスを購入する際は成分をしっかり確認して、その特性を把握したうえで使用することが重要といえそうです。