車の修理代を安くしてる人が使ってるフレーズとは?

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1台の車を長く乗っていると、さまざまな不具合が出てきます。特に、10万km、20万km乗り続けると、エンジンやミッションといった大きなパーツの修理や交換すべき機会も増えてきます。その修理代は時に50万円以上になることも!修理代が安くなる方法は、ないものでしょうか?
Chapter
「リビルトパーツでお願いします」
中古部品との違いは何?
どんな部品がリビルト品になる?
リビルトパーツを自分で探すことはできる?

「リビルトパーツでお願いします」

リビルトパーツとは、再生部品を意味します。

新品を使うよりもパーツによっては、10万円単位で安くなる場合もあります。リビルトパーツで修理代を安くしたい場合は、整備工場やディーラーに聞いて見積もりを出してもらうのが一番です。ただし、リビルト品での対応をしない場合もありますので、注意が必要です。

では、どれくらい安くなるのか?ネットで調べてみると、いろいろな体験談がありました。

●FF車の「ドライブシャフト」→2〜3万円安くなった
ドライブシャフトとは、エンジンの動力を駆動輪に伝えるパーツです。ドライブシャフトに不具合が出ると、ステアリングをいっぱいに切ったときや加減速時などに、駆動輪の付近からカタカタと音がし始めます。ドライブシャフトは、国産でも新品で1本(片側)4〜5万円という価格になりますが、リビルト品を使うと1本15,000円程度で購入が可能になります。

●A32セフィーロの「パワステポンプ」→5万円以上も安くなった
A32セフィーロとは、1994年発売の2代目セフィーロになります。車によっては20年以上経過しているケースもあり、走行距離が伸びると、パワステポンプに異音やオイル漏れなどのトラブルが発生します。
新品なら7~8万円という価格ですが、リビルト品を使用すると1年・1万kmの保証がついて、なんと2万円以下で購入可能!5万円以上もお得に修理ができました。

中古部品との違いは何?

リビルトパーツは、もともと中古部品ですが、パーツ分解し、磨耗・劣化した部分を新品部品と交換して再生しています。

メーカーの新パーツとの違いは、まだ使えるパーツは中古部品のままということです。国内のメーカーで再生されたものは、すべてを分解・洗浄し、悪いところがあれば新品部品に交換してから組み付けられ、最終的には品質チェックまで行って出荷されているので、それなりの信頼性も担保されています。

ただし、正規のメーカー以外、または海外のリビルドパーツの場合、悪いところを交換しただけというものもあるので、注意が必要です。

リビルドパーツは、中古部品があって始めて成立するものなので、車種によっては見つからないこともあります。発売されたばかりの新しい型式の車や販売台数の少ない車などは必然的に数が少なくなります。

どんな部品がリビルト品になる?

代表的なラインナップとしては以下のような内容となります。もちろんこれらのパーツ以外でもリビルト品で販売されることもあります。

【リビルト品】
・オルタネーター・セルモーター・デストリビューター・エアコンコンプレッサー・パワステポンプ・ステアリングラック・トランスミッション(AT、MT)・エンジン・噴射ポンプ・ターボチャージャー・ドライブシャフト、などなど

取り扱い業者やパーツによっても異なりますが、リビルト品の場合は1〜2年間2〜4万km程度の保証を付けて販売されるのが一般的です。

リビルトパーツを自分で探すことはできる?

リビルト品で修理ができたらユーザーとしてはとても助かるのですが、工場やディーラーによっては「パーツが見つからない」と拒否される場合もあります。

そこでおすすめしたいのが、自力でリビルトパーツを探すこと。リビルトパーツを扱う業者はいくつかあり、だいたいどの業者も自分で検索ができるようになっています。

検索する場合には、「部品の名称」と「車検証データ(型式・車体番号・型式指定・類別区分)」の2つがあればOKです。

気を付けたいのは、同じ年式の車でもグレードの違いによって使用している部品が違う場合があること。車検証記載のアルファベットや数字は、間違いのないように検索をかけましょう。

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