800馬力のナバラRなど…GT-Rのエンジンを搭載した車は?

2017年モデルや世界記録に挑戦などで、話題の尽きない日産 GT-R。そんなGT-Rの強力無比なエンジンをスワップして、モンスターに仕立てあげられたマシンをご紹介しましょう。
800馬力の日産ピックアップトラック「ナバラ-R」
※画像は日産 NP300ナバラ
日産には、ナバラというピックアップトラックが存在します。残念ながら日本での販売は行われておらず、北米やオーストラリア等がメインマーケットになっているモデル。そのナバラに、GT-RのVR38DETTを搭載したチューナーがイギリスに存在するようです。
ナバラ-Rと名付けられたチューニングマシンを手掛けたのは、英国のGT-Rチューナー、セヴァーン ヴァレー モータースポーツ(Severn Valley Motorsport)。ノーマルでも550psを発揮するGT-Rのエンジンにチューニングを施し、800psにまでパワーアップを施しているのだとか。
ナバラは、本来2.5L 直4 QR25DEエンジンを搭載しており、基本的にはFRレイアウト。このボンネットにVR38DETTを搭載するのですから、かなり尖がったカスタムマシンといえますね。
同社は、1,500馬力までのエンジンチューンに対応しているとしていますが、残念ながら市販されていません。どちらかというと、技術力を示す広告塔としての試作モデルなのでしょう。
ピックアップトラックに強烈なスーパースポーツの心臓というカスタマイズは、痛快ですね。
GT-Rのエンジンを搭載してしまったクルマといえば、やっぱりコレ!
GT-Rエンジンを搭載したトンデモマシンといえば、2011年に欧州日産が作ったジュークRでしょう。
ジュークといえば、1.5L~1.6Lのエンジンを搭載したコンパクトSUV。それにGT-Rのエンジンを搭載!発表当時、最高に痛快なモデルとして大きな話題になりました。
NISMO仕様エンジン搭載「ジュークR 2.0」
また、2015年にはジュークの発売5周年として、ジュークR 2.0というバージョンアップ仕様が誕生。NISMO仕様の600psエンジンを搭載して、さらにぶっ飛んだモデルに。ちなみに初代ジュークRは、約6,000万円で販売されました。
いずれにせよ、購入できるのは物好きな富裕層だけでしょうが、こうしたモデルはメーカーの販促マシンとしても活躍するというわけです。