オーナーは要注意！盗難や事故が多い車種ランキング！

一般社団法人日本損害保険協会は、各国内保険会社で構成されている団体です。そして各保険会社が盗難事故および車上ねらいに関して支払った保険金回数をもとに、よく盗難の被害に遭遇する車を自動車盗難事故実態調査結果としてランキング付で紹介しています。

第20回目の調査結果は…

1位【レクサス】66件

2位【プリウス】41件

3位【ランドクルーザー】35件

4位【ハイエース】17件

5位【アクア】14件

6位【アルファード】8件

7位【カローラ】7件

7位【ハリアー】7件

9位【ヴェゼル】5件

9位【フォワード】5件

9位【レンジャー】5件

となりました。

1位は車種ではなく、トヨタの高級ブランドであるレクサスです。国外でもレクサスブランドの車がたくさん購入されており、人気があります。前回調査では4位でしたが、盗難件数が一気に膨れ上がり、1位になってしまいました。

2位はトヨタのプリウスです。ハイブリッドカーの代名詞として広く認知されており、レクサスと同じように海外でも人気があります。ちなみに前回プリウスは1位でした。

3位はトヨタのSUV、ランドクルーザーです。SUVは悪路の多い国でも走行しやすいので人気があります。またSUV系の車は盗難グループの犯行車両として使われることもあり、うれしくないですが窃盗犯に人気のある車種になります。

そして4位はハイエース、5位はアクアと、トヨタの車が上位に並んでいます。すべて見てみると、上位10位のうち、実に8つがトヨタ系の車になっています。

先ほども書きましたが、トヨタは世界的メーカーで認知度も高く、海外で売買すると高値で売りやすいのが特徴です。ですから20回目に限らず、今までの調査でも上位にトヨタの車がたくさん入っていました。

どんな車でも盗難される可能性はありますが、特にトヨタの車に乗っている方は、盗難被害に気をつけないといけません。

スマートキーを使っている場合は、電波を傍受されスマートキーなしで車のロックを解除されてしまう危険性があります。ブリキなど電波を遮断する素材でできたケースにスマートキーを保管すれば、電波傍受の危険性は低下します。

またナンバープレートが盗難されて悪用される可能性もあるので、気になる方は盗難防止ネジをつけておくと安心です。他にもいろいろな防犯対策があるので、自分に合った方法を見つけて実践してみてくださいね。