懐かしの「ホンダミュージック」…どんな排気音?
更新日:2024.09.09
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「ホンダミュージック」という言葉を聞いたことはありますか?ホンダに所属する方たちの音楽部隊ではありません。その起源は、ホンダ製エンジンが奏でるサウンドにあるようです。
- Chapter
- ホンダミュージックとは?
- これがホンダミュージック
- エンジン音は車の命でもある
ホンダミュージックとは?
「ホンダミュージック」とは、1960年代初めにホンダがオートバイレースに参戦していた頃に呼ばれたのが始まりとされています。
ホンダの創設者である本田宗一郎氏は、「エンジンは回れば回るだけ良い」という考えを持っており、当時の250ccGPレーサーのエンジンは空冷4サイクルで18,000回転(最高出力60ps以上)も回ったという超が付くほどの高回転型でした。
このメカニズムは明らかにライバルメーカーとは異なるもので、高回転による高周波音を管楽器のが奏でる音に例えて「ホンダミュージック」と呼ばれるようになりました。
それを1989年からF1の実況をしていた古舘伊知郎氏が流用し、ホンダF1のエンジン音(エキゾーストノート)を指すのが一般的となりました。
当時のF1は、自然吸気の3.5Lで争われており、ホンダは1989年にRE109E=V10(マクラーレンMP4/5)、1991年にRE121E=V12(マクラーレンMP4/6)を投入。いずれも13,000回転以上回ったとされ、これらが「ホンダミュージック」と呼ばれることになったのです。
ホンダの創設者である本田宗一郎氏は、「エンジンは回れば回るだけ良い」という考えを持っており、当時の250ccGPレーサーのエンジンは空冷4サイクルで18,000回転(最高出力60ps以上)も回ったという超が付くほどの高回転型でした。
このメカニズムは明らかにライバルメーカーとは異なるもので、高回転による高周波音を管楽器のが奏でる音に例えて「ホンダミュージック」と呼ばれるようになりました。
それを1989年からF1の実況をしていた古舘伊知郎氏が流用し、ホンダF1のエンジン音(エキゾーストノート)を指すのが一般的となりました。
当時のF1は、自然吸気の3.5Lで争われており、ホンダは1989年にRE109E=V10(マクラーレンMP4/5)、1991年にRE121E=V12(マクラーレンMP4/6)を投入。いずれも13,000回転以上回ったとされ、これらが「ホンダミュージック」と呼ばれることになったのです。
これがホンダミュージック
フェラーリやランボルギーニのV12エンジン音も聞いていて心地良いものですが、ホンダが採用していたV12気筒エンジンがもっとも「ミュージック」と表現できるのではないでしょうか。
それでは「ホンダミュージック」が、どんなものだったのか聞いてみましょう。
それでは「ホンダミュージック」が、どんなものだったのか聞いてみましょう。
どこまでも伸びていく高周波音が印象的ですね。特に動画の2分30秒あたりでストレートを通過するマクラーレン ホンダMP4/6の超高回転音は,
エンジンの唸りというよりは管楽器を思わせる高周波音ですね。
エンジン音は車の命でもある
車に興味のない人にとってエンジン音は、特に気にならないかもしれません。しかし、車好きにとっては、車が奏でる「音」というのはスタイリングと同等に重要です。いくらカッコよくて速い車でも、奏でる音がそれに見合わないようであれば、百年の恋も冷めてしまいますよね。
そのため、どのメーカーでもフラッグシップとなる、特にスポーツ向けの車では、音作りにもこだわりを見せているのです。
みなさんも愛車のエンジン音を、あらためて確認してみてはいかがでしょうか?
そのため、どのメーカーでもフラッグシップとなる、特にスポーツ向けの車では、音作りにもこだわりを見せているのです。
みなさんも愛車のエンジン音を、あらためて確認してみてはいかがでしょうか?