バイクのすり抜けによる接触事故…逃げられた際の対処法は?

すり抜け

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車を運転しているとき、自車に接触しそうになる距離でバイクがすり抜けて、ドキッとした経験が一度ならずあるかと思います。特に渋滞の多い道路ではよくある話です。ギリギリでもぶつからなければ良いのですが、わずかなキズであってもとても嫌な気分になります。では、当て逃げされたらどうすれば良いのでしょうか?
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そもそもバイクのすり抜けって合法?
すり抜けで接触事故を起こされ、逃げられたら?
物損でも警察は動いてくれる?
自衛するならドライブレコーダー

そもそもバイクのすり抜けって合法?

歩道と車両の間ギリギリのところを走行し、クルマが渋滞している横をそのまますり抜けるバイクは少なくありません。対向車からは車の陰に隠れて見えにくいため、右直事故が起こりやすいのもこの状況です。しかし、この”バイクのすり抜け(車両左側)”に関して、明確な法規制はありません。

ただ、安全運転を心がけているバイクユーザーは、すり抜けをしないという方が多いようです。もちろん、クルマが渋滞しているときに横をすり抜けて、スイスイと走り抜けて行くことが、バイクの醍醐味という意見もあります。

ちなみに、クルマの右側から車線変更をせず(車と同一車線)追い越す場合は違反となります。

すり抜けで接触事故を起こされ、逃げられたら?

渋滞するクルマの横をバイクがスイスイとすり抜けていく様を「バイクは渋滞知らずでいいな~」と見ている分には良いのですが、すり抜けの際にクルマに接触し、そのまま逃げられたらたまったものではありません。

クルマはバイクのようにすり抜けることはできませんし、クルマから降りて追いかけることも不可能でしょう。

もし当て逃げをされそうになったら、まずは相手のナンバーを控えましょう。バイクのナンバーは小さくて読みにくいのですが、そんなときはバイクのカタチ、色、デザインなどを覚えておくと良いかもしれません。

また、すぐにスマホなどで写真が撮れる状況にあるなら写真を撮っておきましょう。バイクが遠く離れて小さく写ってしまっても、画像があるかないかは、後の捜査に大きく関係してきます。

※運転中の携帯電話・スマートフォンの使用は違反です。助手席に座っている方に撮ってもらう、もしくは車を停めてから携帯操作をしましょう。

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物損でも警察は動いてくれる?
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