"タカタ"が経営破たん…。日本では他にどんなエアバッグメーカーがある?

エアバッグ

タカタ製エアバッグの異常破裂によるリコール対象は、1億台もの規模に膨れ上がり、負債総額はリコール対策費用など含め1兆7000億円超。
2017年6月26日に民事再生法を申請し、製造業としては、戦後最大の倒産となりました。一時は世界シェア2位にまでなったタカタに次ぐ、日本のエアバッグメーカーを調べてみました。

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タカタは日本初の2点式シートベルトを開発した会社
タカタ以外にエアバッグメーカーってどこがある?
日本ブラスト

タカタは日本初の2点式シートベルトを開発した会社

タカタ=エアバッグのイメージがすっかり強くなってしまいましたが、実はタカタはもともとシートベルトのメーカーです。

その歴史は60数年前にさかのぼり、1952年に米国で行われていた「シートベルトの装備に関する研究」に触発され、パラシュート技術を応用したシートベルト研究に着手。その後、1960年に日本初の2点式シートベルトを発表、製造販売を開始しました。

エアバッグの調査研究を開始したのは1976年で、このときチャイルドシートの開発にも着手しています。1987年には、ついに運転席用エアバッグモジュールの量産を開始し、3年後の1990年には助手席用エアバッグの製造販売を開始しています。

タカタ以外にエアバッグメーカーってどこがある?

豊田合成

1989年の運転席エアバッグの量産から、側面、後席まで様々なエアバッグ製品を開発し、あらゆる角度の衝突から守る360°フルカバーエアバッグを実現しています。

歩行者の保護装置も量産しているほか、予防安全など次世代技術も積極的に開発しています。エアバッグモジュールとして、運転席用エアバッグ、助手席用エアバッグ、カーテンエアバッグ、ニーエアバッグ、シートクッションエアバッグ、サイドエアバッグ、後席センターエアバッグ、後突エアバッグの生産が行われています。

セーレン

「より安全に、よりコンパクトに、よりリーズナブルな価格で」をキーワードに、運転席用、助手席用、サイド用、カーテン用など各種エアバッグを提供しています。日本・中国・タイの三拠点で生産し、グローバルな生産体制となっています。

最近では足や膝を保護するニーエアバッグ、後席用エアバッグなどの生産も始めており、車外衝突を想定した、ボンネットエアバッグなどの開発にも力を入れ、より安全な車作りに貢献しています。

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