これがスズキ流のコンパクトSUV!? スズキ イグニスのグローバルな立ち位置とは?

スズキ イグニス 2017

今回は、スズキ イグニス(5AA-FF21S)がどのようなモデルか紹介します。

スズキが2016年2月に小型クロスオーバーSUV「イグニス」を発売してから4年以上が経ちました。世界的な流行となっているクロスオーバーSUVをスズキ流で開発するとこうなる、といった形が現れたモデルと言えます。改めてイグニスはどんなモデルなのか見ていきながら、そのグローバルな立ち位置を探ってみましょう。

Chapter
スズキ流小型クロスオーバーSUV 「イグニス」
スズキ イグニスは日本にも適したボディサイズ!
スズキ イグニスは安全装備もばっちり!
スズキ イグニスのグレード展開とその他の装備
スズキ イグニスの追加グレード「ハイブリッドMF」SUV色が強い!?
スズキ イグニスの狙いは新しいジャンルの創出?

スズキ流小型クロスオーバーSUV 「イグニス」

スズキ イグニスは2016年2月に販売が開始された、スタイリッシュなエクステリア(外装)と使い勝手の良さを追求したクロスオーバーSUVです。スズキの名車のデザイン要素を継承しながら、新しさと存在感のあるスタイリングとなっています。

そして、販売されてから4年が経過した2020年2月に行われたマイナーチェンジを受け、再び注目を集めています。

イグニスの特徴としてデザインや使い勝手の良さなど多くの部分が挙げられますが、注目すべき部分は低燃費であることです。モーターをエンジンのサポートに使うマイルドハイブリッドによって、2WDモデルでは19.8km/L(WLTCモード)という数値を達成しています。

ワゴンRのエネチャージから、マイルドハイブリッドへと進化したこのシステムはモーターの出力は3.1PSですが、軽量化と低燃費の両立を可能にしています。

その結果、FFモデルでは車重850kg。重量が重くなりがちな4WDモデルであっても、920kgと軽量に仕上がっています。エンジン最高出力は、91ps/67kW(91PS)/6,000rpm、最大トルクは118Nm(12.0kgm)/4,400rpmです。

数字だけを見て物足りないと思う人もいるかもしれませんが、軽量な車重を考えるとパワー不足を感じるシチュエーションはそうそうないと思われます。

スズキ イグニスは日本にも適したボディサイズ!

近年、国内の自動車メーカーも海外市場がメインとなりつつあります。日本市場を主戦場にしているのは軽自動車程度で、他はどのメーカーも日本以外の市場に力を入れるようになっています。

円安基調であるため当然ではありますが、同時に車の大型化が進み、5ナンバーサイズの普通車が珍しくなってきました。とはいえ、日本の道路事情を考えると3ナンバーモデルは、取り回しに関して少々手に余る部分があるのも事実です。

その点イグニスは海外市場でも販売されていますが、全長3,700mm×全幅1,660-1,690mm×全高1,605mmとかなり小型で、4.7mmの最小回転半径であるため、取り回しに優れたパッケージとなっています。

それでいてホイールベースは2,435mmと全長に対して長くなっており、コンパクトなボディながら居住性は十分に確保されています。日本市場で求められているベストなサイズ感の力作と言えるでしょう。

<次のページに続く>
次ページ
スズキ イグニスは安全装備もばっちり!