月2万円以下は最安値?約2億円のブガッティ ヴェイロンを所有できるその意外な方法って?

ブガッティ ヴェイロン

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月に1、2度程度訪れる別荘なら、購入するよりシェアしたほうが圧倒的にコスパは高く、リーズナブルに別荘暮らしが満喫できます。この発想を自動車にも取り入れたサービスが、いまアメリカで話題になっています!

*2019年時点の情報です
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サービス名は「Jointli」
Jointliでの自動車共同購入のコスト分担
ブガッティ ヴェイロンが月2万円以下?
アウディ R8なら月4万円?
Jointli利用時は細心の注意を

サービス名は「Jointli」

日本でも、高額商品を共同購入することはよくあります。別荘をタイムシェアするリゾート会員権、サラブレッドの1口馬主、自家用セスナ、クルーザー、さらに映画の個人スポンサーも見方によっては共同購入といえます。

ところが自動車となると、日本ではタイムシェアやレンタルが主流。共同購入は、保険や税金が関係するため、いまのところ難しいのかもしれません。

しかしアメリカには、いろいろな商品の共同購入を募る「Jointli」というサイトが開設され話題となっています。そこでは不動産やボートに加え、スーパーカーも取り扱われています。

Jointliでの自動車共同購入のコスト分担

Jointliで自動車を共同購入する場合、募集したオーナーで購入費用、ランニングコストを折半します。共同所有期間が終了すると車両を売却し、その売却益が各オーナーに分配されます。

この方法は、趣味性の強いスポーツカーが対象になりやすいようで、2017年7月現在、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、アウディ R8、日産 GT-R、ブガッティ ヴェイロンなどの共同オーナー募集が掲載されています。とりわけ目を惹くのは、やはりヴェイロンですよね。

ブガッティ ヴェイロンが月2万円以下?

ヴェイロンの募集要項です。車両は150万ドル。1ドル110円とすると、日本円でおよそ1億6,500万円です。売却予定額は明記されていませんが、このクラスなら1、2年後の寝落ちはほぼないでしょう。

募集オーナーは100人。1年間のランニングコストは、ブガッティジャパンによれば、10,000km走行した場合で1,800万円程度。売却費用が、購入費用を下まわることがないとすれば、1人あたり18万円、月に1万5,000円でヴェイロンを所有することができます。

ただし、100人のオーナーを募集するということは、年間の所有日数も100分の1ですから、およそ3日半。1日当たり6万円かかることになります。少し高いような気もしますが、1億を超える本物のスーパーカーを所有できるのであれば、安いのかもしれません。

アウディ R8なら月4万円?

現実的なところでは、アウディ R8があります。こちらは10人のオーナーを募集しています。

購入価格は7,000ユーロ、売却予定金額を4,000ユーロで見積もっているので、負担額は1人年間3,000ユーロです。1ユーロ130円とすると、39万円で月に3万3,000円。ランニングコストを加えても、4万円程度でしょう。

年間所有日数は約36日、1ヵ月に3日。1日当たり1万3,000円です。これは一考に値しますね。ただし、提案者がフランス在住の方なので、フランスに住んでいる場合の話です…。

Jointli利用時は細心の注意を

Jointliを利用するには、会員登録が必要です。会員種別は2種類で、Coonect(買い手)とShare(売り手)です。Share会員が、共同購入案件を投稿できます。

現在は本サービス開始前ということでConnect会員、Share会員とも月会費は無料ですが、本サービス開始後はShare会員は有料となる予定です。

Jointliは共同購入案件を掲載するだけでなく、Connect会員とShare会員の間の金銭授受の仲介を行い、安全性を担保しています。

とはいえ、先述のヴェイロンのように1日当たりの負担額が高額になるケースも考えられます。共同購入の落とし穴にハマらないよう気を付けたいものですね。
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