「ギブス・アクアダ」という水陸両用車について解説
更新日:2024.09.09
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GIBBS SPORTS AMPHIBIANS(以下ギブス社)という会社をご存知でしょうか?1994年から水陸両用車両の技術開発に取り組み、2003年から数々の水陸両用車両製造しているイギリスのメーカーです。その最初のモデル、Aquada(アクアダ)は、地上を100マイル(約160km)/h以上、水上30マイル(約48km)/h以上で走行するスポーツカーで、ほかにも非常に個性的なモデルがギブス社にはラインナップされています。
「ギブス・アクアダ」とは?
ギブス社が初めて公式にリリースしたモデルがアクアダです。エンジンは、最高出力175psのローバー製V6。地上での最高速度は160km/h、水上は48km/hです。
着水するとタイヤを車体に格納して、ジェット噴射で水上を航行します。タイヤの格納は、約5秒で完了します。
皆さんもご存じの国産オープンカーによく似たボディには、水の浸入を防ぐためにドアがありません。また3人乗りでドライバーが真ん中に位置するのは、モーターボート的なスタイルですね。このアクアダを運転するには、運転免許のほかにボート免許も必要です。
着水するとタイヤを車体に格納して、ジェット噴射で水上を航行します。タイヤの格納は、約5秒で完了します。
皆さんもご存じの国産オープンカーによく似たボディには、水の浸入を防ぐためにドアがありません。また3人乗りでドライバーが真ん中に位置するのは、モーターボート的なスタイルですね。このアクアダを運転するには、運転免許のほかにボート免許も必要です。
まるでボート!? Humdinga(ハムディンガ)
ギブス社の第2弾がこちらの「ハムディンガ」です。2005年にリリースされました。
インパクトのあるハムディンガの重量は、なんと3トン。かなりの大型車です。エンジンは、4.2Lの船舶用V8で、最高出力は370ps。地上での最高速度は約130km/h、水上では48km/hです。
乗車定員は、3名もしくは6名がスタンダードとして用意され、望めば9人乗りにまで拡大することができます。
ところで、ギブス社の考えとして「水陸両用車は単にレジャーを楽しむだけではなく、人助けにも役立つ」というものがあります。その言葉通り、ギブス社は将来アジアで起こるかもしれない津波や洪水の際の救援活動支援のために、このハムディンガをシンガポールの企業にライセンス契約しています。
インパクトのあるハムディンガの重量は、なんと3トン。かなりの大型車です。エンジンは、4.2Lの船舶用V8で、最高出力は370ps。地上での最高速度は約130km/h、水上では48km/hです。
乗車定員は、3名もしくは6名がスタンダードとして用意され、望めば9人乗りにまで拡大することができます。
ところで、ギブス社の考えとして「水陸両用車は単にレジャーを楽しむだけではなく、人助けにも役立つ」というものがあります。その言葉通り、ギブス社は将来アジアで起こるかもしれない津波や洪水の際の救援活動支援のために、このハムディンガをシンガポールの企業にライセンス契約しています。
こんなレジャービークルが欲しかった!Quadski(クアッドスキー)
最初のアクアダですが、排出ガス規制や安全基準をクルマと船の両方で満たさなければならないという壁にぶつかります。そこでギブス社が開発したのがこのクアッドスキーです。
地上ではATV、水上ではジェットスキーのように走るクアッドスキーは、2012年の年末からアメリカのフロリダを中心に約400万円で販売され始めました。
エンジンは140psを発生する4気筒。陸上でも水上でも約72km/hの最高速度を誇ります。
地上ではATV、水上ではジェットスキーのように走るクアッドスキーは、2012年の年末からアメリカのフロリダを中心に約400万円で販売され始めました。
エンジンは140psを発生する4気筒。陸上でも水上でも約72km/hの最高速度を誇ります。
Quadski XL
クアッドスキーの2人乗りモデルです。
最高速度は従来のクアッドスキーと変わりませんが、2人で乗れるようになったのは嬉しいですね。特にレジャーにはもってこいです。
水の抵抗にならないようタイヤハウスの上方にタイヤ&ホイールが格納されるというスタイルもまとまっているクアッドスキー。一度、乗ってみたいものですね!
最高速度は従来のクアッドスキーと変わりませんが、2人で乗れるようになったのは嬉しいですね。特にレジャーにはもってこいです。
水の抵抗にならないようタイヤハウスの上方にタイヤ&ホイールが格納されるというスタイルもまとまっているクアッドスキー。一度、乗ってみたいものですね!