アルファロメオ・147 (アルファ147)ってどんな車?
更新日:2024.09.09
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アルファロメオのアルファ147は、145/146の後継として2000年に欧州でデビュー。すでに人気の高かったアルファ156のデザインコンセプトを踏襲したプレミアムコンパクトカーとして、全世界で人気を博しました。さて、アルファ147はどんな車なのでしょう?スペックや中古価格は?
*2017年時点の情報になります
*2017年時点の情報になります
アルファ147ってどんな車?
アルファ147の日本における販売期間は2001年~2011年。2010年に後継車であるジュリエッタが発表され、世界的にも2011年前後で販売を終了しています。
途中、フェイスリフトはありましたが、約10年間という長きにわたって世界中で人気を集めたモデルで、世界累計販売台数は約64万7,500台に達しました。
147のボディタイプは、全車2ボックスのハッチバックスタイルで、3ドア/5ドアをラインナップ(2009年の一部改良以降は全車5ドア)。
ボディサイズは、前期型が全長4,170mm×全幅1,730mm×全高1,420mm、ホイールベース2,545mm。
2005年以降の後期型ではヘッドライト、テールライト、フロントグリルのデザインが大きく変わり、全長4,225mm×全幅1,730mm×全高1,450mm、ホイールベース2,545mmと、全長、全高が拡大。同時に、内装もアップグレードされ、サスペンションの改良も行われました。
途中、フェイスリフトはありましたが、約10年間という長きにわたって世界中で人気を集めたモデルで、世界累計販売台数は約64万7,500台に達しました。
147のボディタイプは、全車2ボックスのハッチバックスタイルで、3ドア/5ドアをラインナップ(2009年の一部改良以降は全車5ドア)。
ボディサイズは、前期型が全長4,170mm×全幅1,730mm×全高1,420mm、ホイールベース2,545mm。
2005年以降の後期型ではヘッドライト、テールライト、フロントグリルのデザインが大きく変わり、全長4,225mm×全幅1,730mm×全高1,450mm、ホイールベース2,545mmと、全長、全高が拡大。同時に、内装もアップグレードされ、サスペンションの改良も行われました。
アルファ147のスペックは?
アルファ147の欧州仕様には、ディーゼルエンジンも用意されていましたが、日本へ正規輸入された147は、すべてガソリンエンジンでした。
最初に輸入されたモデルは、2.0L 直列4気筒ツインスパークエンジンにAT免許で乗れる2ペダルMTのセレスピードを組みわせた仕様のみ。約半年遅れて、5速MTが導入されました。
このエンジンは、アルファ156と同じものですが、最高出力110kW(150ps)/6,300rpm、最大トルク181Nm(18.4kgm)/3,800rpmで、156に比べ5psほどパワーダウンされた仕様となっていました。
2004年には、廉価版の1.6Lモデルも輸入を開始。こちらのミッションは、5速MTのみです。その後アルファ147は、1.6L+MT、2.0L+MT、2.0L+セレスピードというラインナップで販売が継続されました。
156で初めて採用されたセミオートマ機構となる"セレスピード"は、マニュアルミッションのクラッチ操作を自動で行うもので、基本的な考え方はフェラーリのF1ミッションと同様。それが、300万円クラスの乗用車に搭載されたことでも注目されました。
サスペンションは、前ダブルウィッシュボーン、後マクファーソンストラットを採用し、前後ともにコイルスプリングを採用しています。
その他に、147の最上級バージョンとして、3.2L V6エンジンを搭載した147GTAが2003年に登場。最高出力184kW(250ps)のハイパワーエンジンをFFで駆動するという147GTAですが、大方の予想に反して意外に扱いやすいホットハッチでした。ミッションは、6速MT、セレスピードのいずれかが組み合わされています。
この時代のアルファロメオのネックは、センターコンソールに2DINのナビユニットが収まるスペースが確保されていないことです。そのため、多くのユーザーは1DINのインダッシュナビを使っています。
最初に輸入されたモデルは、2.0L 直列4気筒ツインスパークエンジンにAT免許で乗れる2ペダルMTのセレスピードを組みわせた仕様のみ。約半年遅れて、5速MTが導入されました。
このエンジンは、アルファ156と同じものですが、最高出力110kW(150ps)/6,300rpm、最大トルク181Nm(18.4kgm)/3,800rpmで、156に比べ5psほどパワーダウンされた仕様となっていました。
2004年には、廉価版の1.6Lモデルも輸入を開始。こちらのミッションは、5速MTのみです。その後アルファ147は、1.6L+MT、2.0L+MT、2.0L+セレスピードというラインナップで販売が継続されました。
156で初めて採用されたセミオートマ機構となる"セレスピード"は、マニュアルミッションのクラッチ操作を自動で行うもので、基本的な考え方はフェラーリのF1ミッションと同様。それが、300万円クラスの乗用車に搭載されたことでも注目されました。
サスペンションは、前ダブルウィッシュボーン、後マクファーソンストラットを採用し、前後ともにコイルスプリングを採用しています。
その他に、147の最上級バージョンとして、3.2L V6エンジンを搭載した147GTAが2003年に登場。最高出力184kW(250ps)のハイパワーエンジンをFFで駆動するという147GTAですが、大方の予想に反して意外に扱いやすいホットハッチでした。ミッションは、6速MT、セレスピードのいずれかが組み合わされています。
この時代のアルファロメオのネックは、センターコンソールに2DINのナビユニットが収まるスペースが確保されていないことです。そのため、多くのユーザーは1DINのインダッシュナビを使っています。
アルファ147の画像ギャラリー
アルファ147の中古価格は?
大手中古車情報サイトによると、アルファ147は日本でも人気モデルだったこともあり、200台以上がヒットしました。中古価格の最低価格は10万円、最高価格は198万円とかなり幅があり、平均価格は55.5万円。平均走行距離は63,752.4万kmと実用車らしくそこそこ長くなっています。(2017年5月時点)
最も安価なアルファ147は、2.0L+セレスピードの特別限定モデル、ブラックラインです。イタリア車は中古車になると大幅に値段が下落しますが、2006年モデルで整備状態も良く、10万円というのはなかなかのお買い得といえるでしょう。走行距離も8.5万kmと年式の割には少なめです。
最も安価なアルファ147は、2.0L+セレスピードの特別限定モデル、ブラックラインです。イタリア車は中古車になると大幅に値段が下落しますが、2006年モデルで整備状態も良く、10万円というのはなかなかのお買い得といえるでしょう。走行距離も8.5万kmと年式の割には少なめです。
一方、150万円以上のプライスタグが付けられているのは、すべて上級モデルのGTA。通常のアルファ147の最高値は、129万円でした。走行距離3.3万kmの1.6スポルティーバで、2007年式。ワンオーナーのMT車です。
アルファ147は日本でも運転しやすいサイズのボディに、上級モデルの156の要素を詰め込んだプレミアムコンパクトモデルとして人気となりました。
発売から10年以上が経過して、ぐっとリーズナブルな価格になっていますが、そろそろパーツの供給もあやしくなってくる頃ですので、中古車選びはアフターサービスまで含めて考えたいところです。
アルファ147は日本でも運転しやすいサイズのボディに、上級モデルの156の要素を詰め込んだプレミアムコンパクトモデルとして人気となりました。
発売から10年以上が経過して、ぐっとリーズナブルな価格になっていますが、そろそろパーツの供給もあやしくなってくる頃ですので、中古車選びはアフターサービスまで含めて考えたいところです。