新型シビック タイプR、英国で価格を発表!日本はいくらになる?

ホンダ シビック タイプR 欧州仕様

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2017年6月より販売開始となる新型シビック タイプRの価格が欧州で発表されました。その価格は、先代モデルとなるFK2型に比べて約5%アップ、とほぼ同レベルに落ち着いた模様です。とはいえ、その装備内容を考えるとバーゲンプライスともいえるでしょう。では、2017年夏に発売予定の日本では、いくらになるのでしょう?
Chapter
6月発売開始の欧州仕様の価格は約457.2万円から!
新型シビック タイプRはどんなクルマ?
2017年夏、日本発売予定!その価格は?
ホンダの戦略的プライシングに期待!

6月発売開始の欧州仕様の価格は約457.2万円から!

2017年5月8日、ホンダ・オブ・UKは6月より発売を開始するシビック タイプR(欧州仕様)の価格を発表しました。

ベースモデルで3万995ポンド、装備をおごったGTバージョンは、2,000ポンド高の3万2,995ポンドです。5月10日時点で1ポンドは約147.5円ですから、日本円で換算するとベース車は約457.2万円、GTバージョンは約486.7万円になります。

GTバージョンには、ブラインドスポットモニター、きめ細やかな温度調整が可能なエアコン、自動防舷リアミラー、HONDA CONNECT対応ナビ、ワイヤレス充電器、高出力オーディオ、LEDフロントフォグランプなど、相当に充実した装備になります。

これが量販グレードになることは、間違いないでしょう。

新型シビック タイプRはどんなクルマ?

この新型シビック タイプRは、ニュルブルクリンクで、FF車世界最速タイムを塗り替えました。

そのエンジンは、2.0L VTECターボで、2015年10月に750台限定で販売された先代のエンジンをベースに最適化が図られた結果、最高出力320ps、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生します。

トランスミッションは、6速マニュアルでローレシオ化され、加速性を向上。さらに新プラットフォーム採用により、16kgのボディ軽量化を実現するとともに、ねじり剛性を38%アップ。

ワイドトレッド化、20インチタイヤの採用、マルチリンク式リアサスペンションの採用などによりステアリング応答性とコーナリング性能の向上が達成されています。

まさにサーキットから一般道の長距離ドライブまで快適に運転できる、次世代タイプRの第1弾となっているようです。

2017年夏、日本発売予定!その価格は?

新型シビック タイプRは、ロンドンの西側に位置するホンダ・オブ・UKのスウィンドン工場で生産され、全世界に輸出されます。

となると、欧州仕様の価格より輸送コストや関税の分、日本仕様車の価格も高くなりそうです。はたしていくらになるのでしょう?

日本に輸入する外国車の関税は?

結論から言ってしまえば、0%です。日本市場に外国の乗用車を輸入する場合、関税の支払いは必要ありません。

排気量により高額になる自動車税が非関税障壁と言えなくもないですが、シビック タイプRのの排気量は2.0Lなので、これも問題にはなりません。

日本への輸送コストは?

自動車完成車両の輸送コストは、新車価格の8~10%程度とされています。この考え方に基づけば、新型シビック タイプRの日本への輸送コストは、36~48万円かかることになります。

日本での販売価格は?

シビック タイプR欧州仕様の価格に輸送コスト(8~10%)を加えてみると、ベースグレードで493~502万円、GTバージョンで525~534万円。750台限定の先代タイプRの428万円に比べると、約100万円アップとなるかもしれません。

それでは、2.0L FFスポーツカーとしては高すぎる感じもしますね。

ホンダの戦略的プライシングに期待!

新型シビックは、カタログモデルとしては、8代目モデル以来7年ぶりの日本発売となります。

この間に発売されたFN2型タイプR ユーロ、FK2型タイプRが大人気であったことを考えると、価格上昇での失敗は許されません。

なんとか欧州仕様と同レベルの、450万円台からの価格となるよう、ホンダに期待しましょう。
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