FFで310馬力を超えるシビック タイプR…2017年モデルはどうなる?
更新日:2024.09.09
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2015年、5年ぶりにホンダのシビック タイプRが日本で販売され、事実上の復活となりました。とはいえ、販売台数は750台限定。指をくわえて見ていたという方もいるのではないでしょうか。しかしついに2017年、本格的にタイプRが復活となるようです。
日本でついに復活したシビック タイプR
2015年10月、ホンダは台数限定ながらシビック タイプRを販売するというニュースを配信しました。一体どんなスペック、モデルとなるのかと多くの人々が期待したことでしょう。
4代目シビック タイプRは、9代目シビック(FB型 欧州仕様)の5ドアハッチバックに、2.0L直列4気筒VTECターボエンジンを搭載。そのパフォーマンスは、最高出力310ps/6,500rpm、最大トルク40.8kgm/2,500-4,500rpmという歴代最強の凄まじいものでした。
それだけでなく、ニュルブルクリンク北コースを当時のFF最速となる7分50秒63でラップするという輝かしい称号をともなっていたのです。それまでは、ルノー メガーヌRS 275トロフィーRの7分54秒36が最速でした。
とはいえ、限定ゆえに限られたオーナーのみが入手できるモデルであったと同時に、スペック同様、価格も428万円と、かつてはボーイズレーサー的存在であったシビック タイプRが手の届かない存在になった、と嘆く声も多く聞かれたのも事実でした。
4代目シビック タイプRは、9代目シビック(FB型 欧州仕様)の5ドアハッチバックに、2.0L直列4気筒VTECターボエンジンを搭載。そのパフォーマンスは、最高出力310ps/6,500rpm、最大トルク40.8kgm/2,500-4,500rpmという歴代最強の凄まじいものでした。
それだけでなく、ニュルブルクリンク北コースを当時のFF最速となる7分50秒63でラップするという輝かしい称号をともなっていたのです。それまでは、ルノー メガーヌRS 275トロフィーRの7分54秒36が最速でした。
とはいえ、限定ゆえに限られたオーナーのみが入手できるモデルであったと同時に、スペック同様、価格も428万円と、かつてはボーイズレーサー的存在であったシビック タイプRが手の届かない存在になった、と嘆く声も多く聞かれたのも事実でした。
新型シビック タイプRは間違いなく歴代最強モデル
2017年1月の東京オートサロンにて、新型シビックのプロトタイプが日本初公開されました。日本では6年ぶりの復活となるシビック。ホンダブースのセンターに配置されたその新型シビックの中に、なんとタイプRも展示されていたのです。
ホンダ、次期シビック タイプRのプロトタイプをSEMAショーで公開!
さらに当日のブリーフィングで、ホンダの寺谷公良執行役員から「2017年夏に販売を予定」とアナウンスされ、日本では久しぶりにシビックシリーズが本格展開するということになりそうです。
シビックとしては10代目、そしてタイプRとしては5代目となる新型は、当然のごとく歴代最強モデルとなるでしょうし、それこそがタイプRのアイデンティティ。スペック等、詳細はまだ明らかになってはいませんが、先代タイプRのエンジンをブラッシュアップしたものとなるようで、10~40ps出力が向上するとみられています。
そうなると噂通り、最高出力345ps、最大トルク44kgm、といったスペックに近づきそうです。
また基本レイアウトもキャリーオーバーするでしょうから、FF駆動のVTECターボということになりますが、前輪駆動でそれほどのパワーとトルクをコントロールするために、電子制御が多用されるのかもしれませんね。
ちなみに0-100km加速は、現行TYPE Rが5.7秒。これは、どれぐらい縮まるのでしょうか。いずれにしても、その運動性能を期待せずにはおれません。
気になる価格はどうでしょうか。なんとか少しでも廉価にしてほしいと願うところですが、限定の4代目と変わらない400~450万円あたりのプライスタグが付くのでしょうね…。この辺は、ぜひ予想を裏切って欲しいところです。
ホンダ、次期シビック タイプRのプロトタイプをSEMAショーで公開!
さらに当日のブリーフィングで、ホンダの寺谷公良執行役員から「2017年夏に販売を予定」とアナウンスされ、日本では久しぶりにシビックシリーズが本格展開するということになりそうです。
シビックとしては10代目、そしてタイプRとしては5代目となる新型は、当然のごとく歴代最強モデルとなるでしょうし、それこそがタイプRのアイデンティティ。スペック等、詳細はまだ明らかになってはいませんが、先代タイプRのエンジンをブラッシュアップしたものとなるようで、10~40ps出力が向上するとみられています。
そうなると噂通り、最高出力345ps、最大トルク44kgm、といったスペックに近づきそうです。
また基本レイアウトもキャリーオーバーするでしょうから、FF駆動のVTECターボということになりますが、前輪駆動でそれほどのパワーとトルクをコントロールするために、電子制御が多用されるのかもしれませんね。
ちなみに0-100km加速は、現行TYPE Rが5.7秒。これは、どれぐらい縮まるのでしょうか。いずれにしても、その運動性能を期待せずにはおれません。
気になる価格はどうでしょうか。なんとか少しでも廉価にしてほしいと願うところですが、限定の4代目と変わらない400~450万円あたりのプライスタグが付くのでしょうね…。この辺は、ぜひ予想を裏切って欲しいところです。
FFモデル ニュル最速の座を奪還できるか!?
現行モデルはデビュー当時、ニュルブルクリンク北コースで最速のFFモデルでした。しかし現在のニュルFF最速モデルは、ゴルフ GTI クラブスポーツS、となっており、タイプRよりも1.42秒早い7分49秒21というタイムをマークしています。
こういう尖がったスポーツモデルにとって、ニュル最速というのはマーケティング的にも非常に重要なトピックとなっており、ホンダは新型タイプRでこのタイムを上回ることを狙っているはずですし、間違いなく越えてくるでしょう。
シビック タイプR、ゴルフGTI、メガーヌRS。この三つ巴の戦いが今後も続き、FFスーパースポーツとして切磋琢磨していって欲しいところ。ユーザーとしては、こうしたライバル同士の戦いを見届けていきたいものですよね!
こういう尖がったスポーツモデルにとって、ニュル最速というのはマーケティング的にも非常に重要なトピックとなっており、ホンダは新型タイプRでこのタイムを上回ることを狙っているはずですし、間違いなく越えてくるでしょう。
シビック タイプR、ゴルフGTI、メガーヌRS。この三つ巴の戦いが今後も続き、FFスーパースポーツとして切磋琢磨していって欲しいところ。ユーザーとしては、こうしたライバル同士の戦いを見届けていきたいものですよね!