次期 日産スカイラインはどんな車になる?
更新日:2024.09.09
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2017年が誕生60周年のアニバーサリーイヤーでもある日産 スカイライン。当然ニューモデルの投入が期待されており、実際2017年度中に、新型スカイライン クーペの発売が噂されています。この新型スカイライン、どのようなモデルになるのでしょうか。
誕生60周年の2017年、新型スカイラインが登場する!?
1957年、スカイラインがこの世に生を受けてから60年。日産は六本木ヒルズアリーナで記念イベント「SKYLINE 60th presents『SKYLINE TIMELINE』」を開催しています(4月21日(金)~4月24日(月)までの4日間)。
スカイラインのフラッグシップだったGT-Rが、独立したモデルとなったことで、存在感が希薄になっていた感もあるスカイラインですが、2017年のアニバーサリーイヤーに動きがありそうです。
というのも、2017年度中に新型スカイライン クーペの発売が予定されているようなのです。しかも、注目すべきはそのパワーユニット。
現行型のセダンは、ルノー・日産アライアンスとダイムラーの戦略的協力関係から、ダイムラー製エンジンを搭載(2.0Lモデル)していますが、新型スカイラインクーペには、新開発されたVR30型V6ツインターボエンジンが搭載されます。
スカイラインのフラッグシップだったGT-Rが、独立したモデルとなったことで、存在感が希薄になっていた感もあるスカイラインですが、2017年のアニバーサリーイヤーに動きがありそうです。
というのも、2017年度中に新型スカイライン クーペの発売が予定されているようなのです。しかも、注目すべきはそのパワーユニット。
現行型のセダンは、ルノー・日産アライアンスとダイムラーの戦略的協力関係から、ダイムラー製エンジンを搭載(2.0Lモデル)していますが、新型スカイラインクーペには、新開発されたVR30型V6ツインターボエンジンが搭載されます。
新型スカイライン クーペ(インフィニティQ60)でブランド力復権なるか!?
北米では、インフィニティQ60として、すでにデリバリーが開始されているスカイライン クーペ。新型のVR30DETTエンジンは、パワー違いの2種類が設定され、ハイパワーバージョンは、なんと298kW(406ps)を発揮します。
■インフィニティQ60 S 3.0T
エンジン:V型6気筒2997ccツインターボ
最高出力:298kW(406ps)/6,400rpm
最大トルク:475Nm(48.4kgm)/1,600-5,200rpm
トランスミッション:7速AT
0-100km/h加速も5.0秒とされており、相当な俊足です。従来のダイムラー製2.0L 4気筒ターボエンジンも用意される模様ですが、やはり日産製エンジンに注目が集まるのは間違いありません。
価格は、ハイスペックモデルで600万円あたりの設定のようですから、BMW4シリーズや、レクサスRCあたりと競合することになりそうです。
いずれにせよ重要なのは、往年の「スカイライン」ブランドの復権でしょう。
■インフィニティQ60 S 3.0T
エンジン:V型6気筒2997ccツインターボ
最高出力:298kW(406ps)/6,400rpm
最大トルク:475Nm(48.4kgm)/1,600-5,200rpm
トランスミッション:7速AT
0-100km/h加速も5.0秒とされており、相当な俊足です。従来のダイムラー製2.0L 4気筒ターボエンジンも用意される模様ですが、やはり日産製エンジンに注目が集まるのは間違いありません。
価格は、ハイスペックモデルで600万円あたりの設定のようですから、BMW4シリーズや、レクサスRCあたりと競合することになりそうです。
いずれにせよ重要なのは、往年の「スカイライン」ブランドの復権でしょう。
スカイライン復権の「要」は新型エンジン
※画像はスカイライン350GT
先代スカイライン クーペは北米マーケットをターゲットにしたモデルゆえに、3.7Lという大きな排気量でもありました。これは環境性能や日本での維持費に課題があったのも事実ではないでしょうか。
今回、日産はひさびさに3.0L V6ターボエンジンを開発し、新型スカイライン クーペから展開しようとしています。
3.0Lは決して小さな排気量ではないですが、高効率を追求するダウンサイジングの思想をもって開発されているのは間違いありません。
実際、排気量を縮小しながらも400馬力を超える出力、そして燃費も12km/Lあたりを達成しているようですから、環境性能も向上しているといえます。もちろん、3.0L以下の排気量となりますから、日本では税制度でも有利となります。
この新型VR30DETTエンジンは、スカイラインクーペのみならず、フェアレディZにも搭載されるようですし、当然ながらセダンのスカイラインにも採用されるでしょう。
世界戦略車となった現在、スカイラインはドメスティックな存在ではなくなってしまいました。しかし、やはり「スカイライン」という響きに特別なものを感じてしまう私達。伝統の「スカイライン」の名を継ぐ以上、優れた運動性能、そして魅力があって欲しいと願ってしまいます。
新型スカイライン クーペはそうした魅力が備わっている…そう願いも込めて、日産の発表を待つことにしましょう。
先代スカイライン クーペは北米マーケットをターゲットにしたモデルゆえに、3.7Lという大きな排気量でもありました。これは環境性能や日本での維持費に課題があったのも事実ではないでしょうか。
今回、日産はひさびさに3.0L V6ターボエンジンを開発し、新型スカイライン クーペから展開しようとしています。
3.0Lは決して小さな排気量ではないですが、高効率を追求するダウンサイジングの思想をもって開発されているのは間違いありません。
実際、排気量を縮小しながらも400馬力を超える出力、そして燃費も12km/Lあたりを達成しているようですから、環境性能も向上しているといえます。もちろん、3.0L以下の排気量となりますから、日本では税制度でも有利となります。
この新型VR30DETTエンジンは、スカイラインクーペのみならず、フェアレディZにも搭載されるようですし、当然ながらセダンのスカイラインにも採用されるでしょう。
世界戦略車となった現在、スカイラインはドメスティックな存在ではなくなってしまいました。しかし、やはり「スカイライン」という響きに特別なものを感じてしまう私達。伝統の「スカイライン」の名を継ぐ以上、優れた運動性能、そして魅力があって欲しいと願ってしまいます。
新型スカイライン クーペはそうした魅力が備わっている…そう願いも込めて、日産の発表を待つことにしましょう。