中古車価格の『ASK』…なぜ価格を表示しないのか?

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中古車サイトを見ていると、ときどき目に入ってくる『ASK』という文字。気になる車を見つけても、重要な価格が表示されていないと、買えるかどうかの判断ができません。この価格を提示しない理由とは何でしょう?
Chapter
価格欄の『ASK』とは?
『ASK』はどんな車に多くみられる?
価格を表示しないのはなぜか?

価格欄の『ASK』とは?

ASKとは直訳すると”尋ねる”という意味です。つまり、価格表示の部分に『ASK』と書かれていたら「価格は問い合わせてくださいね」という意味合いになります。

またこの『ASK』は、相談に応じますという意味合いで、中古車サイトによっては『応談』または『応相談』と表記されることもありますね。

『ASK』はどんな車に多くみられる?

ではこの『ASK』は、どんな車に多く見られるのでしょうか?

まず、多いのが希少車です。全国で数えても数台あるかどうかで、一部のファンからは絶大な人気を誇る車に多く見られます。お店側としても、車の価値のわかる人に買ってもらいたいということなのでしょうね。

もうひとつは、クラシックカー。いわゆる旧車です。

30年以上前の車でも、絶大な人気を誇るモデルもいくつか存在します。しっかりメンテナンスがされていなければ劣化が進みますが、レストア済だったり程度の良い車は、高額で取引される傾向があります。

古い車なので、個体によって履歴もメンテナンス具合もさまざまで、参考価格というものがあってないようなもの。価格決めが難しいジャンルと言えます。

では、なぜお店側は価格を表示しないのでしょうか?

旧車 画像ギャラリー

価格を表示しないのはなぜか?

この『ASK』表示については、いくつかの理由があります。

一般的に言われるのは、お店が客を選ぶためです。応相談としてあっても、大体いくらで販売するかは決めてあるものです。

基本的に価格を提示すると、誰にでも売らなくてはなりませんが、お店側は売りたくないと思う場合もあります。それはお客さんの収入だったり、お店のスタイルに合わない、前述の車の価値を本当にわかっている人に乗ってほしい、などいろいろとありますが、そのバッファを残しておきたいのです。

いずれにしても価格を『ASK』にするということは、お店にとっても大切な車であることは間違いありません。大事に長く乗ってくれる人が現れるのを待っているのかもしれませんね。

価格を伏せることで「安く買えるかもしれない」と考える方もいるかもしれませんが、『ASK』と表示されている場合は、決して安いということではありません。

またもうひとつ、店側のメリットとして挙げられるのが、競合店に価格を知られないという点です。特に希少車の場合だと、全国に数台あるかどうかですから、なかには安く購入して転売したいと考える業者も現れます。

しかし『ASK』には、「業販はしませんよ」という暗黙のメッセージが込められていますので、業者からの問い合わせが無くなり、販売側の手間が省けるというメリットもあるのです。

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