ポルシェが採用するオルガンペダルのメリット・デメリット

車好きな方はご存じかと思いますが、ペダルの方式にも種類があります。多くのクルマで採用されているのが"吊り下げ式ペダル"ですが、RRやミドシップのポルシェ、BMW、メルセデス・ベンツのように”オルガン式ペダル”を採用しているメーカーがあります。このオルガン式ペダルについて、メリット・デメリットに触れてみましょう。

オルガンペダルのデメリットは?

オルガンペダル

こうしたメリットを知ると、すべてのクルマが採用すべきではないか、とも思います。しかしそうなっていないのには、理由があるのです。

まずオルガン式は、吊り下げ式に比べ構造が複雑化するということです。

エンジンのスロットルは、上の方に配置されるのが普通です。特にフロントエンジンであれば、吊り下げ式ペダルの方がアクセルワイヤーの取り回しが簡単に済みました。それをオルガン式にするとなると、フロア下までワイヤーを取りまわすことになり、設計が複雑になってしまいます。

またオルガン式では、フロアマットの形状も考慮しなければならず、汎用品の使用が難しいということもデメリットとして挙げられるかもしれませんね。

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なぜ、ポルシェにはオルガンペダルが採用されていたのか?