カレラ、タルガ、ターボ…911ってそれぞれ何が違うの?

911といえばポルシェを代表するスポーツカー。容易に手の届くクルマではありませんが、夢や憧れを持ってポルシェのサイトにアクセスする人は多いのではないでしょうか?しかし、911と付くモデルの車種だけでも、なんと25ものラインナップがあります。 それぞれ一体どんな違いがあるのでしょうか?今回は、ポルシェのフラッグシップ、911のグレードについて紹介していきます。

Chapter
911とは?
カレラとは?
タルガとは?
ターボとは?

911とは?

ポルシェ 911 カレラS

911は、ポルシェが1964年から販売しているスポーツカーです。前身となった356の後継車という位置づけのため、4人が乗車できるスポーツカーというコンセプトで開発されています。

駆動方式は、伝統的にRRを採用。これも911のアイデンティティのひとつです。

歴代、911というモデル名で呼ばれていますが、型式は901からスタートし、930、964、993、996、997と続き、2017年現在は991という型式になっています。

今回は、911のカレラ、タルガ、ターボについて説明していきます。

カレラとは?

"カレラ"という単語は、1950年頃メキシコで行われていたレース"カレラ・パナメリカーナ・メヒコ"にちなんでおり、もとを辿ると、スペイン語で"レース"という意味になります。

カレラという名前が初めて使われたのは、上記のレース向けに作られたポルシェ550で、市販車では356が最初でした。

カレラというグレード名は、シリーズのなかでも特に優れた性能を持つモデルにつけられていましたが、現在はシリーズのペースとなる911にカレラの名を使用しています。

ポルシェ カレラS 画像ギャラリー

タルガとは?

"タルガ"は、911にオープンモデルのラインナップが無かった時代に生まれたグレード。名前の由来は、イタリアのシチリア島で開催されていた公道レース、タルガ・フローリオです。

ボディは、Bピラーを固定にしてフロント乗車席頭上のパネルを取り外し可能としたもので、現行型は個性的なデザインのBピラーとパノラミックウインドウとされたリアガラスが特徴です。

911タルガは現在3つのグレードがありますが、搭載されるエンジンはすべて3Lターボエンジン、駆動方式は4WDみのとなります。

ポルシェ 911タルガS

ターボとは?

911ターボは911のなかで、最も高いパフォーマンス持つモデルです。ネーミング的にもなかり速そうな印象ですね。

心臓部には、3.8Lターボというハイスペックなエンジンを搭載しており、最高出力427kW(580ps)を発揮するターボSでは、0-100km/h加速2.9秒というスペックを持っています。ソフトトップを持つカブリオレモデルもありますが、パワートレインは同様です。こちらも駆動方式は、4WDとなっています。


ポルシェといえば、大排気量のスポーツカーというイメージでしたが、近年はダウンサイジングターボの流れに乗り、排気量を縮小、ベーシックな911にもターボエンジンを投入してきています。そのため、燃費も改善され経済性についても向上しています。

そうそう手が出るメーカーではありませんが、いつかはこんなクルマに乗って颯爽と駆け抜けてみたいものですね。

ポルシェ 911ターボSの画像ギャラリー