レンタカー増加により、「わ」ナンバーが売り切れ!? 次のナンバーは?

日産 ノート

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大半の方はレンタカーといえば、「わ」ナンバーというイメージしかないでしょう。しかし、レンタカーで「わ」以外にも使われているひらがながあるのです。
Chapter
「わ」以外のナンバーのレンタカーは存在する!
ナンバーに使われない「ひらがな」も存在
ナンバーは枯渇するのか!?

「わ」以外のナンバーのレンタカーは存在する!

レンタカーといえば、「わ」ナンバーですが、当然ナンバーの組み合わせには限りがあり、いずれは枯渇します。それが現実になってしまった自治体が、沖縄県です。

ご存じのように沖縄は、日本を代表する観光地のひとつ。しかし交通インフラは、鉄道はほぼ皆無で、バスはあっても都市部を離れると1日の本数が少ない…。旅行者のアシは必然的にレンタカーがメインとなり、そのニーズは、他自治体よりはるかに多いのです。

そのため2015年2月より、枯渇した「わ」に代わって「れ」ナンバーのレンタカーが登場しました。基本的には「わ」ナンバーが枯渇した際に「れ」ナンバーを使用することになっていますが、北海道では2017年現在から10数年前までは「れ」ナンバーがレンタカーの主流でした。

レンタカーが使う「わ」や「れ」ですが、実は車検証備考欄に「貸渡」の記述があればレンタカーということになり、レンタカーが必ずしも「わ」や「れ」である必要はないそうです。

しかし現在では、『「わ」ナンバー=レンタカー』という認識が根付いており、無認可業者による類似行為防止の観点からも、陸運局等で登録手続を行う際には必ず「わ・(れ)」ナンバーが交付されるというのが現状のようです。

沖縄に行った際には、ナンバーのひらがなをチェックしてみると面白いかもしれませんね。

ナンバーに使われない「ひらがな」も存在

知っている方も多いかもしれませんが、ナンバープレートには使われないひらがなが存在します。それが「お、し、へ、ん」です。

まず「お」。これは「あ」と形が似ていることから、誤認するのを避けるために使われないそです。

「し」はお気づきのように、「死」を連想するということから。

「へ」は、少々面白い理由で、屁を彷彿させることから使われないのだとか。冗談かと思えば本当なのだそうですよ。

「ん」は発音しにくい、というのが理由。「お」もそうですが、取り締まりや通報等の際に確実に確認できるように、という意図も感じとれますよね。

また数字でも「42」など「死」をイメージするような番号は出さないようにしているそうです(ただし希望ナンバーなら取得可能です)。

堅いお役所仕事のイメージがあるナンバー制度ではありますが、心情的な理由で使われない数字や仮名があるというのが、非常に面白いところではないでしょうか。

ナンバーは枯渇するのか!?

先に述べたように、ナンバープレートは現状のままではいずれ枯渇します。希望ナンバーが多い現在、枯渇しそうな数字はすでに抽選になっていますしね。

こうした事態に対応すべく、国交省は2017年4月以降、地名の隣にある「分類番号」にアルファベットを導入することを決定しました。確かにアルファベットを加えれば、バリエーションは相当増えるでしょうし、枯渇を避けることができますね。

とりあえずは、希望ナンバーを使いたい方にとっても朗報、といえる状況になってきているようです。

このように調べてみると、いろいろ面白いことがわかるナンバー事情。皆さんも4月以降、街でナンバーをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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