新型となったプリウス、5%もアンチが減少!その理由とは?

2015年に発表となった現行プリウス(4代目)。これまでのプリウスのイメージから大幅に刷新され、話題となりました。その奇抜なフロントマスクを含め、賛否両論が巻き起こったのも記憶に新しいところ。しかし最近では、そのデザインと存在も受け入れられてきたようです。

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豊田社長自ら「カッコ悪い」と意見したプリウス
TNGA第一弾としてのトヨタの気合がこもったプリウス
向上しているプリウスへの印象…
この先も進化を続けるであろうプリウスという存在

豊田社長自ら「カッコ悪い」と意見したプリウス

2016年の豊田章男社長のインタビューで印象的なものがあります。

4代目プリウスの開発中、技術者たちに「(4代目)プリウスはカッコ悪い」と言い続けていたそうです。

これは、いいクルマを作るためにスタッフと忌憚ない意見を言い合える社風、という意味での言い回しであり、つまるところトヨタが個人商店ではないことを示すエピソード。社長個人の主観でモノづくりが右往左往しない、ということではないでしょうか。

実際、プリウスはかつてない挑戦的なデザインで市場に姿を現したわけです。

TNGA第一弾としてのトヨタの気合がこもったプリウス

現行プリウスは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー (TNGA) を採用した第1号モデルです。

そのため開発陣も、なみなみならぬ意気込みで挑んだことは間違いありません。これが、良くも悪くも若々しく奇抜なデザインとなった理由でもありそうです。

実車は、その佇まいや造形、質感など、画像で見る以上に良い印象です。そんな理由もあってか、現在ではデザインに対する評価にも変化が表れているようなのです。

向上しているプリウスへの印象…

CarMe編集部の独自調査※によると、先代プリウスについて83%、そして現行プリウスについては88%がポジティブな意見となっており、特に前述の奇抜なフロントマスク・デザイン・ボディーカラー、といったエクステリアについて好印象を多くの方々が持っている結果となっています。

あまりにもドラスティックな変化だっただけに、受け止めるユーザー側も当初困惑したものの、街で見かける実車を見て、それを受け入れる市場評価になっていったとも考えられますね。

もちろん、プリウスオーナーの満足度の高さというのもあるでしょう。なにせ現行プリウスは、世界最高レベルとなる40.8km/L(Eグレード:JC08モード)の燃費性能を持っていることに加え、TNGA採用により、全幅を35mm拡大、全高が20mm下がり、精悍なアピアランスと高いボディ剛性が得られました。

またリアサスペンションもトーションビーム式からダブルウィッシュボーンサスペンションへの刷新で、乗り心地の改善と安定感の高い走行性能がもたらされているのです。

エンジン出力は、燃費性能との兼ね合いから先代よりもスペックダウンしているのですが、プリウスの方向性としては、環境性能を高めることが正常進化でもあるので、これは止む無しといったところ。

それ以上にTNGAによるクルマとしての完成度向上が、パッケージの魅力と完成度を向上させているといえるでしょう。

※2017年1月10日〜2月8日(30日間)の日本のツイッター情報からCarMe編集部独自で調査

この先も進化を続けるであろうプリウスという存在

2017年2月、プリウスの新グレードといえる新型プリウスPHVがローンチされます。先代のPHVは、プリウスと同じデザインであったのに対し、新型ではエクステリアデザインを見直し、差別化を進めた印象を受けます。

世界中で「ハイブリッドの権化」と印象付けられたプリウス。その存在には賛否がつきまとい、多くの話題にのぼる存在ともなっています。その進化は止まることがないでしょう。

世界中のユーザーをいい意味で挑発する、斬新なエクステリアデザインを今後も展開し、話題を振りまいていくのは間違いありません。


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