まだ若い僕が、「マークX」を選んだワケ

トヨタ マークX 2016

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来年で30歳になる。まだまだ若いつもりだけど、なんだか30歳となると、「一線」を超えてしまうような気もする。そんな僕の愛車はトヨタ マークX。おそらく「FRスポーツセダン」というワードが響いたのだろう。
Chapter
オトナへと進んでいく僕のFRスポーツセダン
高い質感・ポテンシャルと相反するコストパフォーマンス
休日のハイウェイ、そしてワインディングに万能なマークX

オトナへと進んでいく僕のFRスポーツセダン

正直、トヨタのFRといえば真っ先に「86」が浮かぶだろう。まだ独身なんだし、2ドアのスポーツクーペたる86をマニュアルで振り回すのも痛快だろうな、とも思う。ただ正直、仕事も忙しくてなかなかそうした余裕もない。それにいま付き合ってる彼女は「走り」にあまり理解がない。まあ、結婚の話もチラホラ…という部分もあるし、少し僕も真剣にいろいろ考えないとだめなのだ。

そんなこんな自分のライフスタイルを考えていったら、自然とマークXを選んだ、というわけ。2.5L V6エンジンに6速ATの組み合わせは十分にスポーティ。昔はオートマはダサい、なんて言われていたようだけど、僕の世代ではそうしたこだわりはあまり無いかな。

実際トルコンATとはいえ、マニュアルモードを使えば意のままに走る事ができる。それに疲れてる時や渋滞時は絶対ATがいいと思う。これはきっと渋滞の多い日本ならではの価値観なのかもしれない。

高い質感・ポテンシャルと相反するコストパフォーマンス

2.5Lの25Gをチョイスした。勿論3.5Lモデルの圧倒的なパワーも体験してみたかったけど、収入や今後の支出を考えたら分相応だと思う。それでも車両価格が265万円~というのは相当コスパが良いのではないだろうか。昨今では軽自動車だって200万円近くするんだからね。

それと何より言っておきたいのが、マークXは「カッコいい」という事。やはりデザイン、とくにフロントマスクはクルマにとって重要なファクター。マイナーチェンジしたマークXをディーラーで見た時に、一目惚れというか、これで間違いない!なんて。正直、現行プリウスのデザインを見た時は「なんじゃこれ」と思ったけど、実物を見たら「お、これは凄いな」と思ったのも事実。

まあとにかく、マークXはカッコいいと思う。スポーツセダンという意味では、ランエボやインプレッサあたりと比較しても良いのかもしれないね。ただ自然吸気V6エンジンは、ターボとまた違う、スムースで爽快な廻り方をしてくれる。これはWRC直系セダンとは一線を画すところだね。そもそもFRモデルだし。

休日のハイウェイ、そしてワインディングに万能なマークX

納車されて間もなくの日曜日、早起きをして箱根のターンパイクに繰り出す。自宅から首都高に乗り、そして東名〜小田厚というルートで。

レーダークルーズコントロールは高速で本当に役に立つ。ともすると眠くなってしまうかもしれないね。でも車線をはみ出すと警告音がなるレーンディパーチャーアラートがあるのも心強い安全性能。とはいえ、対面通行の一般道だと車線を越えざるを得ないことが多く、不必要に警告音が鳴っちゃうのもこれから買う人に言っておこうかな。もちろんOFFにもできるけど、あったほうがなんだかんだと安心。とくに高速ではね。

ターンパイクの料金所に入る時、何時来てもなんともドキドキ感がある。さあ走るぞ、みたいな。とはいえ、ニュースで報じられたような事故も起きてるから無茶はしない、と自分に言い聞かせ、SPORT MODEのスイッチを押す。そもそもまだ慣らし中なのだ。

しかし登りのワインディングは気持ち良い。こういうシーンでこそFRである優越感を感じる。なにせこのクルマの重量バランスときたら、フロント54:リヤ46という非常に理想的なものなのだから。SPOT MODEを選択すると、アクセルレスポンスが向上する。それと電動ステアリングの反応も良くなる。
心地良い緊張感を感じつつも、非常に安定した走りに信頼感を覚えながら、大観山パーキングに到着。FRという古典的なレイアウトながら、電子制御でしっかりと躾けられた現代のクルマ。芦ノ湖をバックに眺めるマークXもなかなか良い。やはり日本のクルマなんだな。

さて、そろそろ帰らないと。今日は彼女と横浜でランチする約束だった。ちょっと箱根のお土産を物色して、マークXと横浜方面に走り出す。きっと彼女もコイツを気に入ってくれるだろうな。
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