そもそもスポーツセダンとは何か?脱オジサン車?

マークX

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2ドアのスポーツカーに乗りたいけど、家族の目が冷たいから乗れない…そんな人はスポーツセダンをチョイスするのでしょう。ところで、スポーツセダンとはどういった車なのでしょうか?
Chapter
スポーツセダンとは何?
スポーツセダンの起源
1台で買い物からスポーツ走行まで。
現行モデルのスポーツセダン。

スポーツセダンとは何?

さて、言葉から連想される「スポーツセダン」像ですが、スポーツ(競技)という意味を考えると、レーシングカーのような絶対的な速さとは違い、スポーツカーの要素を持った車、つまり走らせても良し、操作感も良しという車こそが『スポーツセダン』と名乗れるのではないのでしょうか。

どこからどこまでがスポーツセダンなのかという定義付けは難しいですが、マニュアルミッションが設定されていたりすれば、それだけでスポーツセダンと捉えることもできるでしょう。もっと言えば、単なる移動手段としてだけではなく、移動中のドライビングに、ドライバー自らステアリングを握る楽しさをプラスしたセダンというのはすなわちスポーツセダンと言えるでしょう。

スポーツセダンの起源

かつて、プリンス(日産と合併する前のプリンス自動車という会社)・スカイラインと呼ばれる一見平凡なセダンがポルシェ904GTSを抜いたと新聞でもニュースになりました。一時ではあったものの、市販車ベースの車がレースカーに太刀打ちできたことは驚くべきことで、のちのGT-Rに続く「スカイライン神話」の誕生でもありました。

この際、見た目に対しての意外な中身を持っているモノに対して「羊の皮を被った狼」という言葉が冠されるようになりましが、このフレーズを聞いたことがある方も多いのでは?
国産スポーツセダンのルーツを辿れば、このプリンス・スカイラインが”はじめ”と言えます。

1台で買い物からスポーツ走行まで。

家庭を持ったスポーツカー好きな男性にとって、車選びは死活問題。クーペに乗ろうものなら、奥様からの苦情が出ることは間違いありません。

そんなお父様には一見ただのセダンに見える、「羊の皮を被った狼」的スポーツセダンがオススメです。先述のプリンス・スカイラインからスポーツセダンの歴史をたどれば、国産車ではマークⅡシリーズ、スカイライン、インプレッサ、ランサー・エボリューションシリーズなど、ノーマル・セダンをスポーティに仕上げたものから、レーシングカーの技術を普通車に落とし込んだものまで、多種多様なスポーツセダンがありました。

現在ではセダン自体のラインナップが下火になってきたこともあり選択肢は少ないですが、まだ新車でスポーツセダンを買うことができます。

現行モデルのスポーツセダン。

セダン自体のラインナップは正直なところ下火で少ないですが、そのなかでもいくつかの会社からスポーティなセダンが販売されています。

代表格ではスバル WRX、マツダ アテンザ、トヨタ マークXなどが一例です。これらの車に共通して言えるのは、セダン特有の「野暮ったさ」が感じられない点です。

やはりセダンといえば、ダンディなオジサマが乗るもの、つまり「ちょっとオジサン臭いもの」というステレオタイプが定着してしまっています。

しかし、スポーツセダンは走行性能、操作感はもちろんとして、ルックスからも躍動感を出すことでスポーティさを演出。そのため、老いを感じたくない「チョイ悪オヤジ」の皆々様から、2ドアは不便だけどスポーティな車に乗ってみたいという若人まで、年齢を問わず受け入れられます。

通常使う時は2〜3人しか乗せず、ミニバンの必要性を疑問に思っているそこのアナタ。今こそ「本当に大きな車が必要なときはレンタカーでいいじゃない」と奥さんを説き伏せ、またスポーティな車に乗ってみたくありませんか?スポーツセダンは、そんな欲求の解決策の一つです。
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