RX-8の後継車"RX-9"の開発を正式決議?搭載されるエンジンは?
更新日:2024.09.09
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マツダ RX-8の後継車 RX-9の開発が正式決議されたと噂になったことで、RX-9発売の期待がさらに高まっています。
2012年にロータリーエンジン搭載のスポーツカー マツダ RX-8の販売が終了して早8年。復活や開発中止の不確定情報が繰り返されていましたが、東京モーターショー2015でRX-VISIONが公開されたことから、ロータリースポーツの復活が濃厚との読みが高まり、マツダ RX-8の実質後継車であるRX-9の開発が本格始動しているとも言われています!
2012年にロータリーエンジン搭載のスポーツカー マツダ RX-8の販売が終了して早8年。復活や開発中止の不確定情報が繰り返されていましたが、東京モーターショー2015でRX-VISIONが公開されたことから、ロータリースポーツの復活が濃厚との読みが高まり、マツダ RX-8の実質後継車であるRX-9の開発が本格始動しているとも言われています!
予想以上に反響の大きかったRX VISION
新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」が開発され、ディーゼルモデルにも注力し、過去とは違うコンセプトで販売を強化しているマツダ。東京モーターショー2015では、ロータリースポーツの復活を示唆するRX VISIONを目当てに会場を訪れる人が数多く見られました。
この予想以上の盛り上がりが影響してか、ついにRX-9の開発が正式に承認されたとも噂されています。RX-9は、あくまで仮名であり正式名称として決定したわけではありません。しかし、Mazda RX-9が商標登録してあること、RX-8の後継モデルであることから考えるとRX-9が有力といえるでしょう。
(※写真はRX-VISION)
この予想以上の盛り上がりが影響してか、ついにRX-9の開発が正式に承認されたとも噂されています。RX-9は、あくまで仮名であり正式名称として決定したわけではありません。しかし、Mazda RX-9が商標登録してあること、RX-8の後継モデルであることから考えるとRX-9が有力といえるでしょう。
(※写真はRX-VISION)
マツダ RX-9はどんな車になる?
RX-VISIONはロングノーズ・ショートデッキが強調され、大胆な出で立ちが非常に魅力的な仕上がりとなった車でした。
マツダ RX-9市販モデルでは、RX-VISIONのコンセプトをしっかり踏襲しつつも小型化・軽量化を行い、より日常的な生活において扱いやすいモデルになるといわれています。なお、RX-8は4シーターでしたが、RX-9は2シーターとなると予想されています。
このRX-9のボディータイプは、日本ではほぼ需要のないジャンルといわれていますが、同社のロードスターの好調ぶりを見れば、やはり"良い車は売れる"ということが分かります。
マツダ RX-9に搭載されるエンジンはSKYACTIV技術を投入したロータリーエンジンSKYACTIV-Rになると言われています。SKYACTIV-Rは排気量は800cc×2でターボチャージャーの装着により、最高出力はもちろん、これまでロータリーエンジンが苦手としてきた低速トルクも大幅に向上できるといわれています。加えて、燃費の向上も期待できます。
一説によると、最高出力は450PSをマークし、バイクのような加速を味わえるモデルを目指しているとのこと。重量は1300kg以下、ミッションとリアデフを一体化したトランスアクスル方式が採用されるとの見方があります。
マツダ RX-9市販モデルでは、RX-VISIONのコンセプトをしっかり踏襲しつつも小型化・軽量化を行い、より日常的な生活において扱いやすいモデルになるといわれています。なお、RX-8は4シーターでしたが、RX-9は2シーターとなると予想されています。
このRX-9のボディータイプは、日本ではほぼ需要のないジャンルといわれていますが、同社のロードスターの好調ぶりを見れば、やはり"良い車は売れる"ということが分かります。
マツダ RX-9に搭載されるエンジンはSKYACTIV技術を投入したロータリーエンジンSKYACTIV-Rになると言われています。SKYACTIV-Rは排気量は800cc×2でターボチャージャーの装着により、最高出力はもちろん、これまでロータリーエンジンが苦手としてきた低速トルクも大幅に向上できるといわれています。加えて、燃費の向上も期待できます。
一説によると、最高出力は450PSをマークし、バイクのような加速を味わえるモデルを目指しているとのこと。重量は1300kg以下、ミッションとリアデフを一体化したトランスアクスル方式が採用されるとの見方があります。
マツダ RX-9の価格と発売時期は?
これだけ高性能なモデルになると気になるのは価格ですが、現在は800万円前後と言われています。この価格設定はマツダのロータリースポーツのブランドイメージ、フラッグシップモデルという位置づけを守るためという意図があるようです。気軽に手が出せるスポーツカーでなくなってしまうのは少々残念なところでしょうか。
2017年にはロータリーエンジンを搭載していると思われるテストカーの存在が発見され、サーキットなどでスポーツカーとしての熟成を進めるための試験走行を行っている様子が、いくつかのWEBサイトでもスクープ写真とされ話題になりました。
2019年の東京モーターショーでは市販モデルを公開し、2020年1月にマツダ創業100周年を記念して発売という流れが予想されていましたが、2020年7月現在まだ姿を見せていません。計画は大幅に遅れているようです。
2017年にはロータリーエンジンを搭載していると思われるテストカーの存在が発見され、サーキットなどでスポーツカーとしての熟成を進めるための試験走行を行っている様子が、いくつかのWEBサイトでもスクープ写真とされ話題になりました。
2019年の東京モーターショーでは市販モデルを公開し、2020年1月にマツダ創業100周年を記念して発売という流れが予想されていましたが、2020年7月現在まだ姿を見せていません。計画は大幅に遅れているようです。
マツダは近年スポーツカーに関する特許を複数取得!
Mazda RX-9の商標登録出願は2011年5月で2011年10月には承認されています。このことにより少なくとも2011年5月にはRX-9の構想があったことがうかがえます。
2019年1月には新しいロータリーエンジンの特許を公開し、9月には車両の衝撃吸収構造という特許を取得。一見一般的な車体の新しい衝撃吸収構造の特許のようですが、その設計図を見るとアルミ合金製とCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の複雑なフレーム構造とダブルウィッシュボーンのサスペンション、アルミ製のサスペンションアームなど、極端な軽量化と衝突エネルギーの吸収構造になっています。
今まで見たことのない、全く新しいプラットフォームになっていて、まるでフォーミュラーマシンのようだといわれ、これはRX-9のもの、と注目を集めました。
2020年に入り、いよいよロータリーエンジンに関する特許が数多く申請、取得されるようになりました。いよいよMazda RX-9の市販モデルの組み立てに着手か、業界が色めき立っています。
2019年1月には新しいロータリーエンジンの特許を公開し、9月には車両の衝撃吸収構造という特許を取得。一見一般的な車体の新しい衝撃吸収構造の特許のようですが、その設計図を見るとアルミ合金製とCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の複雑なフレーム構造とダブルウィッシュボーンのサスペンション、アルミ製のサスペンションアームなど、極端な軽量化と衝突エネルギーの吸収構造になっています。
今まで見たことのない、全く新しいプラットフォームになっていて、まるでフォーミュラーマシンのようだといわれ、これはRX-9のもの、と注目を集めました。
2020年に入り、いよいよロータリーエンジンに関する特許が数多く申請、取得されるようになりました。いよいよMazda RX-9の市販モデルの組み立てに着手か、業界が色めき立っています。
マツダ RX-9のバーチャルカーがゲームに登場!
2020年5月21日にはバーチャルレースカーゲームに、RX-VISION GT3 CONCEPTのオンライン提供を開始すると発表されました。このゲームはPlayStation4のドライビングシミュレーションゲーム『グランツーリスモSPORT』で、このRX-VISION GT3 CONCEPTを駆使してドライビングゲームを楽しめるものです。
今回はわざわざRX-VISION GT3 CONCEPTのスペックが公開されていますが、そのスペックがまるでRX-9と話題になっています。
Mazda RX-9は前述の通り、排気量は800cc×2でターボチャージャー付き、最高出力は450PSと推測されていますが、RX-VISION GT3 CONCEPTはさらにそれを上回る数値になっています。
RX-VISION GT3 CONCEPTは、コンセプトカーRX-VISIONがベースになっていて、エンジンがSKYACTIV-R 2.6L 自然吸気4ローター・ロータリーエンジン、最高出力570PS/9,000rpm、最大トルク540Nm/7,500rpm、全長4,590mm×全幅2,075mm×全高1,120mm、ホイールベース2,700mm、総重量1,250kg、フロントエンジン・リア駆動(FR)でタイヤはミシュラン310/700-18です。
スペック的には4ローター、2.6Lになり、RX-9で予測される2ローター 1.6L ロータリーエンジンより大きく、出力、トルクとも上回っていますが、あくまでバーチャルの世界。RX-9がこのスペックに決まったわけではありませんが、デザインはもちろんこのロータリーエンジンもレース仕様で開発可能なのではともっぱらの噂です。
今回はわざわざRX-VISION GT3 CONCEPTのスペックが公開されていますが、そのスペックがまるでRX-9と話題になっています。
Mazda RX-9は前述の通り、排気量は800cc×2でターボチャージャー付き、最高出力は450PSと推測されていますが、RX-VISION GT3 CONCEPTはさらにそれを上回る数値になっています。
RX-VISION GT3 CONCEPTは、コンセプトカーRX-VISIONがベースになっていて、エンジンがSKYACTIV-R 2.6L 自然吸気4ローター・ロータリーエンジン、最高出力570PS/9,000rpm、最大トルク540Nm/7,500rpm、全長4,590mm×全幅2,075mm×全高1,120mm、ホイールベース2,700mm、総重量1,250kg、フロントエンジン・リア駆動(FR)でタイヤはミシュラン310/700-18です。
スペック的には4ローター、2.6Lになり、RX-9で予測される2ローター 1.6L ロータリーエンジンより大きく、出力、トルクとも上回っていますが、あくまでバーチャルの世界。RX-9がこのスペックに決まったわけではありませんが、デザインはもちろんこのロータリーエンジンもレース仕様で開発可能なのではともっぱらの噂です。
マツダ RX-9は長い間噂には上っていましたが、マツダからは何も正式な発表がありません。2020年に入り、さまざまな情報からもう完成に近いのではないかという声が大きくなってきました。
ロータリーエンジンは世界にマツダを知らしめたマツダの宝であり、姿を消して約8年が経ち、そろそろファンもしびれを切らす頃。2020年はマツダの創立100周年という節目をむかえ、バーチャルの世界でコンセプトカーが登場したことは正式発表間近であることを思わせます。マツダにしか作ることのできないスポーツカーだけに期待が高まります。
ロータリーエンジンは世界にマツダを知らしめたマツダの宝であり、姿を消して約8年が経ち、そろそろファンもしびれを切らす頃。2020年はマツダの創立100周年という節目をむかえ、バーチャルの世界でコンセプトカーが登場したことは正式発表間近であることを思わせます。マツダにしか作ることのできないスポーツカーだけに期待が高まります。