【祝! 初出場】ファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームが「メディア対抗ロードスター耐久レース」に参戦! 結果はいかに?

メディア対抗ロードスター耐久レース
36年の伝統を持つ「メディア対抗ロードスター耐久レース」にファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームが参戦しました。
祝! 初出場! その結果はいかに!?

宇田川 敦史|うだがわ あつし

旧ヤフージャパン社の元自動車サービスマネージャー、カービュー社のプロデューサー、carview!編集長、日本カー・オブ・ザ・イヤー執行役員。
現ファブリカコミュニケーションズ社のメディア車選びドットコムとカープライムの統括編集長。
消費者目線でのクルマ選びとクルマ好きならではの目線をバランス良く発信し、一人でも多くの方が車が好きになっていただける世界に貢献したいと考えています。

宇田川 敦史
Chapter
2025年10月4日開催の第36回メディア対抗ロードスター耐久レースにファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームが初参戦
マツダファンフェスタでCARPRIME車選びドットコムチームブースも出展
舞台は筑波サーキットから富士スピードウェイへ
予選時にハプニングが
終始レースはウェットコンディション
21チーム中8位でチェッカー
メディア対抗ロードスター耐久レースに参加して

2025年10月4日開催の第36回メディア対抗ロードスター耐久レースにファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームが初参戦

2025年10月4日(土)に第36回メディア対抗ロードスター耐久レース(メデ耐)にファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームが参戦しました。

著名な自動車メディアが年に一度、イコールコンディションの「マツダロードスター(ND2型NR-Aのメデ耐レース仕様)」で3時間を競い合う伝統のレースに、ファブリカ CARPRIME/車選びドットコムも今回初めて参加させていただくことができました。

マツダファンフェスタでCARPRIME車選びドットコムチームブースも出展

当日は雨のマツダファンフェスタとなってしまいましたが、マツダファンやクルマ好きな方々、そのご家族などで賑わい、ファブリカとしてCARPRIME/車選びドットコムチームブースも出展し、多くの方にご来場いただきました。

舞台は筑波サーキットから富士スピードウェイへ

メデ耐とは、国内外の主要自動車メディアなどによって構成されるチームで、3時間無給油、ドライバーは4〜5名で交代してゴールを目指すルールのレースです。よりモータースポーツを身近に感じたり、ロードスターの楽しさをメディアが体現することによって、マツダやロードスター、自動車ファンの醸成につなげることを目的とした36年の伝統と格式のあるレースです。

メデ耐に出場するドライバーは、自動車メディア媒体関係者で、JAF国内A級ライセンスが必要です。競技車両はマツダロードスター(ND2型NR-A)のワンメイク。ほとんど市販車に近い仕様の車両で競技が行われます。

33号車ファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームのチーム構成は、監督が蔵人脩平、ドライバーは近藤智司、岩館徹、宇田川敦史(ファブリカ社内メンバー敬称略)にレーシングドライバーの大井貴之氏、Hana Burton氏、レースマネジメントに加藤芳皓氏を加えた体制とし、ほぼ全員がレース経験者という盤石なメンバーを揃えました。狙うは初出場初優勝です。

昨年までの筑波サーキットから、富士スピードウェイ(FSW)へ開催地が変更になり、以前までの燃費戦略が使えないため、1〜4番手までが燃費重視な走りで、状況に応じて大井氏がスパートをかける、という基本戦略のもと、予選に挑みます。

予選時にハプニングが

雨の予選は大井氏が担当します。さすがの走りで2番手のタイムでピットに戻ります。

すると、左リアタイヤからのエア漏れにより、スローパンクチャー状態に。どうやらバルブが原因ではないか、とのことでした。左リアのタイヤの空気圧が低い状態でのアタックだったのか、ピットでエアが抜け始めたのかは定かではありませんが、大井氏によるとタイヤの空気圧不良のため、トップタイムが出せなかったとのこと。真相はいかに……。

パンクしたタイヤとホイールは交換となり、新品のタイヤになったことで5グリッド降格となったため、7番手スタートに。新しいタイヤになったので本番は左リアタイヤをアドバンテージに戦おう、と難しいハードルをポジティブに変換しながら、気持ちを切り替えて本番に臨みます。

終始レースはウェットコンディション

走行順は1番近藤、2番Hana氏、3番宇田川、4番岩館、5番大井氏。蔵人監督はYouTubeチャンネルCARPRIMEの撮影もしながら他のチームとの連携を取りスムーズにレースを運びます。
レースマネジメントはS耐クラス優勝経験もある加藤芳皓氏がレースやコースコンディションと合わせてドライバーに指示を出していきます。

スタートドライバーの近藤は休日にスーパーセヴンで鈴鹿を走るファブリカ副社長。メデ耐初参戦とは思えない走りで混戦の中を安定したペースで次につなぎます。
2番手のHana氏はKYOJO3年目の走りで、慣れない日本の箱車でもペースを守り順調に周回を重ねます。
3番手の編集長宇田川は出場14回目。燃費を守ってバトンをつなげます。
4番手ファブリカ取締役岩館は出場9回目。筑波でも活躍した実力で5番手大井氏に託します。

この時点で燃料が余る可能性が出てきたため、大井氏がスパートをかけます。

ドライバーとして、毎回レース後に思いますが、やはりロードスターはドライビングが楽しいクルマであることを再認識させてくれます。今回からND2型のトラクションコントロール「DSC-TRACK」の解除は、OFFにできないルールになりましたが、FRの挙動感覚は残りつつ、ウェットでも安全なスライド幅でコントロールできるので、安心してサーキットでFRを楽しむことができます。

21チーム中8位でチェッカー

大井氏はスティントでトップのラップタイムを刻みながら追い上げます。例年の筑波サーキットでのメデ耐では、どのチームも燃料ギリギリのペースで走るため、最後にガス欠でリタイヤすることが多いレースですが、今回はガス欠リタイヤチームはゼロでした。

入賞が見えるか、というところまで大井氏が怒涛の追い上げを見せてくれましたが、結果は8位。

ペース配分が難しいレースでしたが、クルマを壊すことなく完走することができました。

メディア対抗ロードスター耐久レースに参加して

今回、ファブリカ CARPRIME/車選びドットコムチームとして初参戦できました。

伝統の自動車メディアの仲間入りができたこと、読者や視聴者の皆さま、関係者の方々に、あらためて感謝申し上げます。

CARPRIME/車選びドットコムチームは、日本発のライトウェイトスポーツカーの文化を未来につないでいくためにも、来年以降もメディア対抗ロードスター耐久レースに参加し続けます。(予定)
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