運転が下手なドライバーの共通点とは?

運転中に「あのクルマ、運転が下手だなぁ」と思う時はありませんか?公道の運転においては、運転の上手い、下手は、車を操る技術よりもむしろドライバーのパーソナリティに影響することが大きいとも言われています。「運転が下手」なドライバーの共通点とは何でしょうか?

Chapter
他車に対しては厳しい目を向ける!?
難しい操作はクルマが代わりにやってくれる?
運転の上手い、下手ってどういうこと?
上手い下手が露呈するのは駐車場?!
イマドキのヘタはイノシシタイプか!?
運転姿勢が悪いのは下手!?
確認を怠るドライバーは下手!?
上手い、下手はやはり実績に現れる…?

他車に対しては厳しい目を向ける!?

運転

こんな奴は運転がヘタ!という意見は、ネットの書き込みでも散見されますが、大抵は乱暴な言葉が飛び交っていることが多く、ドライバーの不満はかなり溜まっているように見受けられます。

運転があまり上手ではないと感じる行為として挙げられているのは、マナー違反、駐車場で枠内に入れるために何度も切り返す、ブレーキを頻繁に踏む、動作がノロい、などなど。

路上では皆、他車に対してストレスを感じているのが実情のようです。

難しい操作はクルマが代わりにやってくれる?

今日の自動車文明を開いたT型フォードはズバリ、運転が難しい車でした。

戦前の車などは、ドライバーの技術で運転にも格差があったことでしょう。しかし現在はテクノロジーの進化が繰り返され、ドライバーへの負担を機械が肩代わりしてくれるようになりました。それが油圧ポンプやモーター、数々の電子制御技術であったりするわけです。 これらにより車の運転は、格段に快適になりました。

大きなデバイスとして例を挙げると、始まりはエンジンスタートでしょうか。クランクハンドルをブン回していた時代が、いまやボタンひとつになり、ミッションにしてもクラッチペダルを必要としていた時代がオートマチックになって、クラッチペダルが消えました。 

また、急ブレーキでタイヤのロックを防ぐポンピングブレーキをABSが代わりにやってくれますし、滑りやすい路面ではトラクションコントロールが介入し、4輪を制御して車を安定方向へ導いてくれます。 

最近では、運転の技量が試される駐車場でも、車から降りた後は車が勝手に駐車してくれる、なんて機能が実用化されているのですから、ホテルの駐車係はリストラを心配しなければいけない時代がくるかもしれません。

このように車がアシストしてくれる分だけ、運転操作はイージーになってきており、免許を持っている誰もが一定の技術で車を動かすことができる時代になりました。

では、現代の車の運転にあたり、上手い、下手の線引きになるのはどこなのでしょうか?

運転の上手い、下手ってどういうこと?

公道では、サーキットと違ってタイムを縮めたり、他車よりも先にコーナーに進入するような高度な技術を要する走り方はしません。車の性能が上がり、各種サポート機能も発達したので、昔のようなドライバーの格差もさほど大きくはないでしょう。

となると、運転の上手い、下手というのは、改めて定義付けをする必要があるのではないでしょうか。運転には公共性をともなうため、「道路交通法に則った運行をしている」「他人に迷惑をかけず安全に運行できる」ドライバーが、上手な運転者であると考えられます。

一方で下手なドライバーは、「交通ルールを守らない」「他者に迷惑をかける運転」をする人です。 毎日車に乗っていると、迷惑を被ることは多々ありますが、注意深く見ていると、ある共通項があることに気づくことでしょう。

それは、道路交通法というルールに則ってない”ルーズな運転“をするドライバーであることです。

上手い下手が露呈するのは駐車場?!

駐車場

アンケートでもよく上位にランクインされるのが、駐車場で何度も切り返すドライバー。

車両感覚を持っていれば、ゆっくり丁寧に車を動かすことで、前向きでも一発で入れられます。しかし、障害物の多い駐車場では慣れていないと難しいでしょう。

事故がもっとも多い場所が駐車場と言われてますから、今後、カメラやセンサーのサポートを受けられる車が増えてきそうです。

イマドキのヘタはイノシシタイプか!?

ドライブ

ルーズなドライバーに共通するのが、気の向くままに運転していることではないでしょうか。この手のドライバーは周囲のことに注意が回っておらず、前へ出ようとやたら車線変更をしたり、ウインカーも付けないで車線を変更することが多いです。

結局、急いでいるわりには赤信号で追い越した車に追いつかれることもありがちで、ちょっとぐらい速く走っても、到着時間は変わらないことに気づいてない。これでは「下手だなぁ」と思われても仕方ないですね。

運転姿勢が悪いのは下手!?

ドライブ

ルーズな運転になりがちなのは、ドライビングポジションにも起因しています。

よく見るのは、背もたれを倒しすぎている状態。バックミラーを確認するときに、リビングで寝そべってるかのように体が斜めを向いて、片手はハンドルの12時に乗せているだけ、というドライバーを見たことはありませんか?

このようなくつろいだドライビングポジションは、緊急時の回避が遅れる要因になります。また、運悪く事故にあった場合、シートベルトやエアバッグが作動しないという二次災害の原因になることもあります。

正しいドライビングポジションは、車両を運行する上でも安全であり、上手い運転に繋がります。

確認を怠るドライバーは下手!?

ドライブ

他にもルーズなドライバーの特徴として挙げられるのは、自転車や歩行者の確認が十分でないケース。

たとえば、裏通りから出るときや、車両が歩道などを通過しなければならないときに、ドライバーが確認を怠ったため、歩行者側が道を譲っているシーンをよく見かけます。

運転中、歩行者から道を譲られ、申し訳ないという気持ちにかられた方も多いのではないでしょうか?ルーズなドライバーというのは、 まさに“ 急 “の付く動作が多いようです。

急発進、急ブレーキ、急ハンドル等は、クルマの挙動が破綻する要因になりますし、その影響で横滑りを起こしたり、物や人に衝突したりすると、他車に対しても迷惑ですね。

上手い、下手はやはり実績に現れる…?

公道は、個々のドライバーが協調しあって車両を運行することが求められます。これが上手く出来るか、出来ないかが、現代の車社会で運転の上手い、下手の判断材料なのかもしれません。 

運転歴が長くとも、たびたび事故や違反があったり、クルマをぶつけてしまったという経験が多いドライバーは、ちょっと厳しい言い方になりますが、下手だと自認すべきかもしれませんね。

道路交通法は、そういった意味では理にかなっているのかもしれません。