日本花子さんの免許証が最強と話題に…全種類の免許取得は可能なのか!?

車やバイクに乗っている方なら必ず持っている免許証。自動車運転免許には様々な種類がありますが、そのすべてを取得し、免許証の種類の欄がすべて記載される事は可能なのでしょうか?

Chapter
「日本 花子」さんの最強免許証
日本の免許の種類はいくつある?
どうやればフルビット免許証にできる?

「日本 花子」さんの最強免許証

東京花子 運転免許証

以前Twitterで、「日本花子さんの免許がすごすぎる」というつぶやきが話題になりました。すごい理由は、注目取得免許種類の欄。なんと全種類取得で埋まっているのです。見た目も古風な感じの日本花子さんですが、なかなかのツワモノです。しかもゴールド免許!

そんな日本花子さんの最強免許ですが、実は免許センターなどでサンプルとして利用されているもの。地域によって、こういったサンプルも多数あるようで、この日本花子さんと同じ女性が、東京都では「東京花子さん」、京都府では「京都花子さん」、大阪では「門真花子さん」として使用されています。

ちなみにすべての種類の免許が記載されている免許証を「フルビット免許証」、フルビット免許証の所有者を「フルビッター」と呼んだりするようです。

フルビットと呼ばれる理由は、1994年までの運転免許証では、所有する免許種類に「1」、所有していない種類は「0」、と2進数のように表記されていたことによります。そこから、すべての欄に「1」と表記されているものをフルビット免許証と呼ぶようになったとのことです。

※写真はイメージ(東京花子さん)

日本の免許の種類はいくつある?

運転免許

運転免許証の種類の欄は14ですが、実際に自動車運転免許は何種類あるのでしょうか。

まず運転免許は、第一種免許、第二種免許、仮免許の3種類に区分されており、そのうちの仮免許は、自動車運転免許を取得するため公道での運転練習や技能試験や技能検定を受けるときに必要な免許になるので、一般的な免許からは除外されます。

残る第一種に9種類、第二種に5種類で、合計は14種類です。第一種免許、第二種免許種類の詳細は以下の通り。取得可能な年齢と受験資格もあわせて記載します。

【第一種免許】
 ・原付:16歳、必要資格なし
 ・小型特殊:16歳、必要資格なし
 ・普通自動二輪:16歳、必要資格なし
 ・大型自動二輪:18歳、必要資格なし
 ・普通一種:18歳、必要資格なし
 ・中型一種:20歳、普通、大特いずれかの免許を通算2年以上保有
 ・大型一種:21歳、普通、中型、大特いずれかの免許を通算3年以上保有
 ・大型特殊一種:18歳、必要資格なし
 ・けん引一種:18歳、第一種か第二種の普通、中型、大型、大特のいずれかの免許

【第二種免許】
 ・普通二種:21歳、普通、中型、大型、大特いずれかの免許を通算3年以上保有
 ・中型二種:21歳、普通、中型、大型、大特いずれかの免許を通算3年以上保有
 ・大型二種:21歳、普通、中型、大型、大特いずれかの免許を通算3年以上保有
 ・大型特殊二種:21歳、普通、中型、大型、大特いずれかの免許を通算3年以上保有
 ・けん引二種:他の二種免許とけん引第一種を通算3年以上保有

こうやって改めて見てみると、意外とたくさんの種類がありますね。

どうやればフルビット免許証にできる?

教習車

公道を走れるすべての車両を運転するには、大型二種、大型特殊、けん引二種、大型二輪の4つの免許を保有していればOKです。ただし、実際にはけん引二種の取得にけん引一種が必要になりますし、大特や二種、けん引免許取得には、最低でも普通一種免許が必要となります。また、最短でも21歳以上にならないと、全車両を運転できる免許を取得することができません。

では、肝心の「フルビット免許証」を取得するにはどうしたらよいのでしょうか。フルビット免許証の場合には、下位の免許から取得しないといけません。例えば最下位の「原付」や「小型特殊」免許よりも先に下位免許を含む上位免許を取得してしまうと、種類欄には下位免許が記載されません。

そういった理由により、フルビットにするには、下位免許証から順番に取得していかないとならないのです。では、具体的にどういった順番に取得していけばよいか、以下に記載します。

1、原付と小型特殊を取得
最下位であるこの2つの免許をまず取得します。

2、普通一種と普通自動二輪を取得
次に上記2つを除くと最下位になるこの2つの免許を取得します。

3、残りの免許を下位免許から取得
中型一種→大型一種、けん引一種→けん引二種、普通二種→中型二種→大型二種、大特一種→大特二種のように下位免許から取得します。大型二輪は普通二輪取得後であれば、いつ取得しても問題ありません。

以上のような手順を踏めば、免許証をフルビットにすることが可能です。実現には気の遠くなるような時間や労力、お金も必要になりますが、マニアにはたまらないのでしょうか。ただし、免許制度が変更になったら、フルビットで無くなる可能性があるのが難点です…。