実は石油が毎年増えているって本当?今後のガソリン車はどうなる?

ずいぶん前から、「石油資源は、あと○○年で枯渇する」とか「原油の埋蔵量はどれくらい」などという話がされてきました。皆さんも耳にしたことがあると思いますが、実際には増加しているようなのです。それは一体どういうことなのでしょうか?また、そうだとするとガソリン車の今後にも影響があるのでしょうか?

Chapter
石油資源は減っていない!?
次世代自動車の将来的な普及
エコカーは本当にエコなのか?
ガソリン車の将来は?

石油資源は減っていない!?

石油

地球上にある天然資源は、基本的に無限ではありません。皆さんは、現在のペースでガソリンや石油を消費した場合、石油資源が枯渇するまであと何年くらいだと思いますか。

1970年代にオイルショックが発生し、石油資源の枯渇問題が深刻に懸念されました。1980年代以降も、石油資源の可採年数は40年程度と言われ続けています。

ところが、実際には年々減っていくはずの石油資源の可採年数は減るどころか増えているようなのです。その可採年数は2015年末時点で、なんと50年。1980年代から30年を経て、約3割の増加です。(BP統計2016より)

その理由は、技術進歩による資源回収率の向上や新たな石油資源の発見があるからなのです。

世界の原油生産量は、この40年間で1.6倍になり、今後も増加傾向が維持されそうです。ちなみに、2015年時点で世界最大の確認埋蔵量を保有しているのはベネズエラと言われています。

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