車のミラーのベストポジションとは?
更新日:2024.09.09
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皆さんはクルマを運転するとき、サイドミラーやルームミラーの調整をどんなふうに行っているでしょうか?最近ではほとんど車が運転席から調整にしやすいリモコン電動ドアミラーとなっていますが、車の各種ミラーの調整は実は事故を防ぐためにとっても大事なこと。走行前にきちんと合わせておきましょう。
サイドミラー調整の前にまずは、正しいドライビングポジション
運転席での姿勢やシートの高さ、位置などによってもサイドミラーの見え方は全く違っています。サイドミラーは小さなスペースなので、ほんの数センチ着座位置が違うだけでもサイドミラーに写る景色や運転席からの見え方は全く異なってきます。サイドミラーを調整する前に、まずは正しいドライビングポジションをおさらいしておきましょう。
正しい運転姿勢
腰
シートに深く座り、腰と背中をシートにぴったりつけ隙間をあけない。浅く座って背もたれと背中の間に空間ができると腰のおさまりが悪く腰痛の原因にもなります。ぴったりくっつけて空気を入れないことは腰の保温にも効果があります。
足
ブレーキペダルを右足で(マニュアル車はクラッチペダルを左足で)いっぱいに踏み込んだとき、ヒザがのびきらず、少し余裕がある位置にシートをスライドさせて合わせます。フットレストがある場合は、左足をフットレストに置き体を安定させることをお勧めします。フットレストを使うと姿勢を保ちやすく、疲労感が少なくなります。
背中
背中をシートにつけたまま両手でハンドル上部を握り、ひじに少し余裕ができる角度にシートバックを合わせる。ハンドルの高さを調整できるチルトステアリングや、シート座面の高さ調整機能がついている場合は、ぜひこの2つを使ってベストな高さに持って来ましょう。特に小柄な女性の方は積極的に使って欲しいですね。
頭
ヘッドレストの高さの調節機能がついている場合は、耳の中心とヘッドレストの中心の高さが合うように調整しましょう。
シートに深く座り、腰と背中をシートにぴったりつけ隙間をあけない。浅く座って背もたれと背中の間に空間ができると腰のおさまりが悪く腰痛の原因にもなります。ぴったりくっつけて空気を入れないことは腰の保温にも効果があります。
足
ブレーキペダルを右足で(マニュアル車はクラッチペダルを左足で)いっぱいに踏み込んだとき、ヒザがのびきらず、少し余裕がある位置にシートをスライドさせて合わせます。フットレストがある場合は、左足をフットレストに置き体を安定させることをお勧めします。フットレストを使うと姿勢を保ちやすく、疲労感が少なくなります。
背中
背中をシートにつけたまま両手でハンドル上部を握り、ひじに少し余裕ができる角度にシートバックを合わせる。ハンドルの高さを調整できるチルトステアリングや、シート座面の高さ調整機能がついている場合は、ぜひこの2つを使ってベストな高さに持って来ましょう。特に小柄な女性の方は積極的に使って欲しいですね。
頭
ヘッドレストの高さの調節機能がついている場合は、耳の中心とヘッドレストの中心の高さが合うように調整しましょう。
サイドミラーの重要性
サイドミラーを最適な位置にセットすることは高速道路での車線変更や追い越し、後続車(特に自転車やオートバイ)の確認などの際、事故防止のために重要な作業です。また、最適なセット位置にすることで車庫入れもスムースにできるようになります。少し体を動かせば見える場合でも、めんどくさがらずに正しい位置にミラーを調整しましょう。
通常運転時のミラーの合わせ方
正しい運転姿勢でシートに座り、シートベルトを着用してからミラーの調節を行いましょう。ルームミラーはリアウインドウがミラーの中央にくるように調整すると、後続車の位置が確認しやすくなります。ドアミラーは左右後方の道路が映り、そこに自分のクルマの一部(車体の1/3程度)が映り込むように調整すると、後続車との距離感がつかみやすくなります。
そう、単に後続車などが写っているだけではなく、大事なことは自車との位置関係です。
そう、単に後続車などが写っているだけではなく、大事なことは自車との位置関係です。
バックするときに最適なミラー位置
最近ではR(後退する際に使うギア・リバース)にシフトチェンジすると、自動的にサイドミラーの鏡面が動いて、やや下向きになる車も増えています。調整する手間が不要でとても便利ですね。
そう、車庫入れやバックをする際にはドアミラーは走行時の位置とがって、少し下向きになっている方が見えやすいのです。ポイントは、サイドミラーで後輪の位置がわかる程度の角度です。これが後退時にはベストな角度となります。もちろん、運転席からストレスなく見えることが前提です。
そう、車庫入れやバックをする際にはドアミラーは走行時の位置とがって、少し下向きになっている方が見えやすいのです。ポイントは、サイドミラーで後輪の位置がわかる程度の角度です。これが後退時にはベストな角度となります。もちろん、運転席からストレスなく見えることが前提です。
最近の車はリアビューモニターがついているケースが多いですが、純粋なリアビューモニターだけではやはり映らない部分もあります。特にミニバンやSUVなど車高の高い車は注意に注意を重ねて下さい。サイドの後方エリアに小さな子供がいることだってあるのです。サイドミラーを使って確認することが重要です。
死角を作らないためには?
サイドミラーやルームミラーで、ある程度は運転席からの安全確認ができます。が、やはりどうしても出てくるのが「死角」です。死角を作らない、極力少なくするためには、目視(実際に自分の目で見て確認すること)が一番です。瞬間的に安全が判断できるため、すぐに車をとめたり、警笛を鳴らしたりして、注意を促すことも簡単です。
ガソリンスタンドなどで車をバックで誘導してもらうとき、一緒に運転席の窓を下げることをお勧めします。つまり運転席助手席の窓を開けるのです。これは周囲の声や音が良く聞こえるようにするためで、誘導してくれる人に対するマナーでもあります。
ガソリンスタンドなどで車をバックで誘導してもらうとき、一緒に運転席の窓を下げることをお勧めします。つまり運転席助手席の窓を開けるのです。これは周囲の声や音が良く聞こえるようにするためで、誘導してくれる人に対するマナーでもあります。