スバル「クロストレック」のグレード別の特徴を解説!ツーリング・リミテッドの違いとは?
更新日:2024.11.20
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スバルの最小クロスオーバー/SUVである「クロストレック」。現行モデルは、昨年の暮れに価格が公開されて、日本での販売が開始されています。その新型「クロストレック」に用意されたグレードは、どのようなものなのか。そして、それぞれの違いを解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
クロストレックのグレード比較表
型式 | 新車価格 | 中古車価格 | 販売開始年月 | 車両重量 | 乗車定員 | ドア数 | 排気量 | 駆動方式 | 燃料 | 燃費 | トランスミッション | ハンドル | 全長×全幅×全高 | 最小回転半径 | 前輪サイズ | 後輪サイズ | 福祉車両 | |
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2.0 ツーリング | 5AA-GUD | 266.2万円 | 280.5〜386.8万円 | 2022年12月1日 | 1,540kg | 5名 | 5ドア | 1,995cc | フロント | 無鉛 | 16.4km/L | マニュアルモード付CVT | 右 | 4,480mm×1,800mm×1,550mm | 5,400mm | 225/60R8 | 225/60R8 | - |
2.0 リミテッド | 5AA-GUD | 306.9万円 | 280.5〜386.8万円 | 2022年12月1日 | 1,560kg | 5名 | 5ドア | 1,995cc | フロント | 無鉛 | 16.4km/L | マニュアルモード付CVT | 右 | 4,480mm×1,800mm×1,575mm | 5,400mm | 225/55R10 | 225/55R10 | - |
ツーリング・リミテッド、2つのグレード・駆動方式を選べる
新型「クロストレック」のグレード編成は、スタンダードの「ツーリング」と、上位となる「リミテッド」の2つ。パワートレインは、どちらも2リッターの水平対向エンジンに「リニアトロニック」CVT、そしてモーターを組み合わせたハイブリッドとなる「e-BOXE」です。また、2つのグレードには、それぞれ4WDとFFが用意されています。
そのため、実際に選べるのは2グレード×2つの駆動方式で、4種類となります。その価格は以下のようになります。
・ツーリング FFモデル 266万2,000円
・ツーリング 4WDモデル 288万2,000円
・リミテッド FFモデル 306万9,000円
・リミテッド 4WDモデル 328万9,000円
・ツーリング FFモデル 266万2,000円
・ツーリング 4WDモデル 288万2,000円
・リミテッド FFモデル 306万9,000円
・リミテッド 4WDモデル 328万9,000円
タイヤ&ホイールからヘッドライト、加飾が異なる
スタンダードのツーリングと、上位のリミテッドのエクステリアの違いは「タイヤ&アルミホイール」「ヘッドランプ」「フロントグリルバー」「LEDフロントフォグランプ」「電動格納式リモコンドアミラー」「ルーフレール」「アンテナ」です。
スタンダードの「ツーリング」は、225/60R17のオールシーズンタイヤに17インチのダークメタリック塗装のアルミホイールを装着。ヘッドライトはLEDハイ&ロービームランプ。フロントグリルバーとLEDフロントフォグランプ、電動格納式リモコンドアミラー、ルーフレールは、すべてブラック塗装となります。アンテナはルーフアンテナとなります。
スタンダードの「ツーリング」は、225/60R17のオールシーズンタイヤに17インチのダークメタリック塗装のアルミホイールを装着。ヘッドライトはLEDハイ&ロービームランプ。フロントグリルバーとLEDフロントフォグランプ、電動格納式リモコンドアミラー、ルーフレールは、すべてブラック塗装となります。アンテナはルーフアンテナとなります。
一方、上位の「リミテッド」では、225/55R18のオールシーズンタイヤに18インチのダークメタリック塗装+切削光輝のアルミホイールを装着。ヘッドライトはフルLEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ+コーナーリングランプ。フロントグリルバーと電動格納式リモコンドアミラー、ルーフレールは、ダークグレー塗装。LEDフロントフォグランプは、ダークグレー塗装加飾付となります。ドアミラーには、リバース連動、メモリー&オート収納機能が追加されます。アンテナはシャークフィンタイプとなります。
シート表皮とオーディオ、シフト回り、ペダルなどに違いがある
「ツーリング」と「リミテッド」のインテリアの違いは、「シート」「オーディオ」「インパネセンターリング加飾」「シフトレバー周り」「ペダル&フットレスト」といったもの。
「ツーリング」は、トリコットのシート表皮、オーディオレス、ブラックインパネセンターリング加飾、ウレタン/ブラックのシフトレバー周り、ブラックのペダル&フットレストが標準となります。
「ツーリング」は、トリコットのシート表皮、オーディオレス、ブラックインパネセンターリング加飾、ウレタン/ブラックのシフトレバー周り、ブラックのペダル&フットレストが標準となります。
一方、「リミテッド」では、ファブリックのシート表皮に運転席&助手席のパワーシート、11.6インチセンターディスプレイ&インフォテイメントシステム、シルバーインパネセンターリング加飾、シルバー加飾付本革革巻き/ピアノブラック調/シルバーステッチのシフトレバー周り、アルミパッド付のスポーツペダル&フットレストになります。
シートの本革表皮は、「ツーリング」と「リミテッド」の両方にオプションで用意されています。また、「ツーリング」でも、オプションを使えば、11.6インチセンターディスプレイ&インフォテイメントシステム、シルバーインパネセンターリング加飾、シルバー加飾付本革革巻き/ピアノブラック調/シルバーステッチのシフトレバー周りを装着することができます。
ADAS系の違い
先進安全機能であるアイサイトは、両グレードに標準装備となります。基本性能に違いはありませんが、ヘッドライトとディスプレイが異なるため、それにかかわる機能に違いがあります。
上位となる「リミテッド」では標準となる、フルLEDハイ&ロービームランプ(オートヘッドランプレベライザー、ステアリング連動ヘッドランプ+コーナーリングランプ)、アレイ式アダプティブドライビングビーム、デジタルマルチビューモニター、ドライバーモニタリングシステムが、「SUBARU STARLINK」コネクテッドサービスなどが、「ツーリング」ではオプションとなります。
上位となる「リミテッド」では標準となる、フルLEDハイ&ロービームランプ(オートヘッドランプレベライザー、ステアリング連動ヘッドランプ+コーナーリングランプ)、アレイ式アダプティブドライビングビーム、デジタルマルチビューモニター、ドライバーモニタリングシステムが、「SUBARU STARLINK」コネクテッドサービスなどが、「ツーリング」ではオプションとなります。
新型「クロストレック」には、スタンダードの「ツーリング」と、上位の「リミテッド」の2グレードが用意されています。エクステリアとインテリアなどの見栄えの部分が異なるだけでなく、ヘッドライトとセンターディスプレイにも違いがありました。ただし、走る・曲がる・止まる、そしてアイサイトの基本機能という、車のベーシックな部分に違いはありません。