トヨタ ライズのインテリアを紹介!【プロ徹底解説】

ライズ

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2019年11月にデビューして、すぐにヒットモデルとなったのがトヨタのコンパクトSUVであるライズです。そのライズのインテリアは、どのようなデザインが施されており、そして、どんな特徴を持っているのかを解説します。

文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK

鈴木 ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 自動車技術会会員 環境社会検定試験(ECO検定)

鈴木 ケンイチ
Chapter
ライズの内装について①|使いやすさと遊び心が両立するインテリア
ライズの内装について②|クラスを超えた広い室内
ライズの内装について③|遊び心ある4パターン表示のメーター
ライズの内装について④|ホールド性を高めたフロントシート
ライズの内装について⑤|スマートフォンと連携するディスプレイオーディオ

ライズの内装について①|使いやすさと遊び心が両立するインテリア

ライズの車としてのコンセプトは「アクティブ・ユースフル・コンパクト」です。アクティブで使いやすくコンパクトなSUVということ。そのコンセプトに則り、インテリアデザインは、“アクティブ”に相応しく、遊び心のあるワクワク感にあふれたものとなっています。運転席周りは、ドライバーを囲むコクピットのような配置となっており、シルバー加飾も数多く採用されています。
上級グレードでは、シートやコンソールポケットなどに、赤いパイピングや加飾が使われており、スポーティ感を高めています。

また、「使いやすさ」という点では、665mmに設定された高いヒップポイントが生む、良好な視界が特徴となります。また、リヤドアガラスにリヤクオーターガラスがあることで、左後方の視界も十分。コンパクトなボディによる扱いやすさが、視界の良さでさらに磨かれています。

ライズの内装について②|クラスを超えた広い室内

ライズは、室内空間の広さも魅力のひとつ。室内長1995×幅1420×高1250mmは、幅は狭いものの、高さは2クラス上のカローラクロスと同等、室内長は、さらにライズの方が長くなっています。
そのため、前席と後席の乗員の距離(カップルディスタンス)は、余裕たっぷりの900mm。後席に座ったときの膝回りは、子供ではなく大人でも十分な空間となります。

ライズの内装について③|遊び心ある4パターン表示のメーター

ライズの上級グレードにはLEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイが備えられています。これはLEDデジタルスピードメーターと7インチのTFTカラー液晶ディスプレイが、まるでひとつのフルスクリーンになったかのように表示されるというのが特徴です。
しかも、7インチのTFTカラー液晶ディスプレイは「先進」「ワクワク」「シンプル」「アナログ」という4パターンの表示変更ができるようになっています。運転が楽しくなる、遊び心満点のメーターです。

ライズの内装について④|ホールド性を高めたフロントシート

フロントシートは、座面のサイドサポート部の角度が高くなっており、腰の座りがよくなっています。背面はサイドパットとの硬さに違いがあり、身体のホールド性が高くなっています。
デザイン的には上位グレードには赤いパイピングを採用。4WDモデルには運転席・助手席にシートヒーターを標準装備しています。

ライズの内装について⑤|スマートフォンと連携するディスプレイオーディオ

ライズは、全車パッケージオプションとして9インチのディスプレイオーディオが用意されています。自身のスマートフォンと連携することでApple CarPlayやLINEカーナビなどを使えるSmartDeviceLinkが利用可能となります。

使い慣れたスマートフォンのアプリを車で使うことができるのが大きなメリットとなります。
「小さいけれど、アクティブで使いやすい」というのがライズの特徴であり魅力です。インテリアも、そうしたコンセプトに則ったデザインや内容となっていました。室内空間は広くて使いやすいだけでなく、ワクワクさせるような遊び心に満ちていたのです。

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