トヨタライズのシートアレンジを解説！広い室内を活かした使い勝手の良さにも注目【プロ徹底解説】

更新日：2024.09.09

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2019年11月にデビューしたコンパクトSUVであるライズ。デビューと同時にヒット・モデルとなっています。そんなライズの魅力のひとつが広い室内空間です。そして、その広さを活かした使い勝手の良さもライズならではのものとなります。ラゲッジや収納など、ライズのユーティリティを解説します。

文・鈴木ケンイチ／写真・PBKK

鈴木ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3～4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）会員　自動車技術会会員　環境社会検定試験（ECO検定）

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Chapter: コンパクトなのに広々とした室内空間; ラゲッジの容量はクラストップレベルの369リットル; 6：4分割の後席が生み出すシートアレンジ; 嬉しい便利な機能と装備

ライズの中古車一覧

トヨタライズ 1.0 Z Z 検R7年1月メーカーOPブラインドSM 全周囲

本体価格

224.9万円
支払総額

229.9万円

年式：2020年
走行距離：3.5万km
車検：R.7年01月
なし

トヨタライズ 1.2 Z

本体価格

254.8万円
支払総額

267.9万円

年式：2022年
走行距離：1.2万km
車検：車検整備付
なし

トヨタライズ 1.0 G

本体価格

217.8万円
支払総額

230万円

年式：2021年
走行距離：1.8万km
車検：R.8年07月
なし

トヨタライズ 1.2 G 1オーナーディスプレイオーディオ

本体価格

204.6万円
支払総額

211万円

年式：2023年
走行距離：1.3万km
車検：R.8年05月
なし

トヨタライズ 1.0 Z モデリスタエアロ9型ナビ全方位ETCドラレコ

本体価格

226万円
支払総額

239.6万円

年式：2020年
走行距離：5.7万km
車検：車検整備付
なし

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コンパクトなのに広々とした室内空間

ライズの大きな魅力が、室内空間の広さです。全長は4mを切るほど小さいのに室内空間は、室内長1995×幅1420×高さ1250mmもあります。この数字は、2クラス上のカローラクラスの室内長1800×幅1505×高さ1260mmと比べると、幅こそ大きく負けてしまいますが、高さはわずか10mmの差しかありませんし、長さではライズが勝っています。つまり、2クラス上の車と、よい勝負になるほど、室内空間が広々としているのです。

ラゲッジの容量はクラストップレベルの369リットル

ラゲッジの幅は最大1000mmもあり、奥行きも755mm、高さは865mmにもなります。ちなみにライズには、ラゲッジの床面の高さを変化させることのできるデッキボードが装着されています。これを使うことで、ラゲッジの床面は、上段と下段の2つに変化させることができるのです。ラゲッジ容量369リットルと、高さ865mmは、デッキボードを下段に設置した時の数値となります。デッキボードを上段に設置した場合の容量は、303リットルとなります。

また、デッキボードの下にも収納スペースが存在します。その深さは、デッキボードを下段にしたときはデッキ面から215mm。デッキを上段にしたときは340mmとなります。デッキボードを外すと、荷室の高さは最大で1105mmにもなります。

デッキボード下の収納スペースの容量は、２WD、４WD、ハイブリッドで異なります。2WDの場合、デッキボード上段で145リットル、下段で80リットル。4WDは、デッキボード上段で104リットル、下段で38リットル。ハイブリッドは、デッキボード上段で81リットル、下段で17リットルとなります。

6：4分割の後席が生み出すシートアレンジ

後席シートは6：4分割可倒式となっています。そのため後席シートバックを片側だけ倒せば、後席に一人をのせたまま、長い尺のモノを運ぶこともできます。また、後席シートバックをすべて倒せば、バックドアの開口部まで、ラゲッジの床面はフラットに近くすることもできます。

ただし、バックドアから前席までの奥行きは、150㎝程度しかないので、大人が車中泊などで使うときは、前席シートを倒すなどの工夫が必要になります。

嬉しい便利な機能と装備

スマートフォンを充電するためのUSB端子は3個が標準装備となります。センターコンソール下部に1個、コンソールボックス後端に後席の人向けに2個となります。また、12Vのアクセサリーソケットも1個が全車標準装備となります。

オプションとなる9インチのディスプレイオーディオを装備した場合、これに加えてセンターコンソールボックス下にHDMI端子も備えられます。

運転席と助手席のシートヒーターは、4WDモデルと上級のZグレードに標準装備されています。

ハイブリッドには、電動パーキングブレーキと、停車時にブレーキを踏むとそのまま保持できるブレーキホールドを装備。また、ハイブリッドには、オプションでAC100V・1500Wの非常時給電システムが用意されています。ガソリンを満タンにしておけば、消費電力400Wであれば、約4日間も電力を供給することが可能。万一の災害時に、頼りになる存在となることでしょう。

2019年にデビューするやいなや、ヒット・デビューとなったライズ。その大きな魅力の一つが、広い室内空間を活かした使い勝手の良さと言えるでしょう。その使い勝手の良さのひとつが荷室です。ライズの特徴である、小さくても中が広い！というのは荷室の広さにも通じています。クラストップレベルの荷室空間の広さが、ライズの使いやすさの理由のひとつとなっているのです。

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