570万円のオモチャ【ケータハムセブン 170S】土屋圭市 狐塚来愛が徹底試乗!工藤貴宏 が徹底解説
更新日:2022.11.10
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今回の車選びドットコムは、ケータハム セブン 170S。
先祖は1957年に生まれた「ロータス セブン」。その製造権を1973年にケータハムが引継ぎ、現在はスズキの軽自動車用エンジンを搭載し販売しているのが「セブン 170」です。
大人のための究極のオモチャとも言えるこのクルマ。運転は楽しいのでしょうか?
狐塚来愛(こづからいあ)さんのレビューも要注目です。
先祖は1957年に生まれた「ロータス セブン」。その製造権を1973年にケータハムが引継ぎ、現在はスズキの軽自動車用エンジンを搭載し販売しているのが「セブン 170」です。
大人のための究極のオモチャとも言えるこのクルマ。運転は楽しいのでしょうか?
狐塚来愛(こづからいあ)さんのレビューも要注目です。
ケータハム セブン 170Sの解説を動画で観る
ケータハム セブン 170Sってどんなクルマ?
ケータハム セブンの何よりの特徴はとにかく軽いこと。
そりゃそうです。走るのに必要なエンジンとミッション、足回り…それらだけをカートのようなシャシーに搭載し、快適装備は皆無なのですから。
車重はなんと440kg。
現行の軽自動車の半分ほどの軽さなのです。
そりゃそうです。走るのに必要なエンジンとミッション、足回り…それらだけをカートのようなシャシーに搭載し、快適装備は皆無なのですから。
車重はなんと440kg。
現行の軽自動車の半分ほどの軽さなのです。
歴史の長いセブンは、これまで色々なメーカーのエンジンを搭載してきました。
現行モデルとなる170Sは、現行のスズキの軽自動車用エンジンを搭載しています。
現行モデルとなる170Sは、現行のスズキの軽自動車用エンジンを搭載しています。
軽自動車だからといってその走行性能は侮れません。
1トンあたりの馬力に換算すると193馬力の出力を誇ります。
1トンあたりの馬力に換算すると193馬力の出力を誇ります。
ラインナップは「170S」と「170R」の2種類があり、今回は170Sをご紹介。
こちらは街乗りを快適にドライブできるラグジュアリー志向のモデルです。
170Rはサーキットスペックの足回りとなり、フルバケットシートを搭載。軽量化のために幌とフロントガラスが撤去されるという尖ったモデルです。
こちらは街乗りを快適にドライブできるラグジュアリー志向のモデルです。
170Rはサーキットスペックの足回りとなり、フルバケットシートを搭載。軽量化のために幌とフロントガラスが撤去されるという尖ったモデルです。
乗り降りはどうするの?幌を取り外すと?
とにかくオモチャのようなこのクルマ。
ドアが無いので乗り降りは少々の苦労が必要です。
ドアが無いので乗り降りは少々の苦労が必要です。
幌を取り外す際も、固定のホックを取り外すだけ。まるでプラモデルのような感覚です。
幌を取り外すと開放感に包まれます。
幌を取り外すと開放感に包まれます。
ボンネットの固定も非常にシンプル。
取り外したボンネットは女性が一人でかんたんに持てるほどの軽さです。
取り外したボンネットは女性が一人でかんたんに持てるほどの軽さです。
狭いコックピットはまるで戦闘機のようです。
足元も非常にタイトなので、ペダルの間隔が近いため、運転がしやすい靴を用意する必要があります。
足元も非常にタイトなので、ペダルの間隔が近いため、運転がしやすい靴を用意する必要があります。
この日の箱根は少々冷えていて、オープンで乗ると寒いです。(ごめんなさい。)
ケータハム セブンを試乗インプレッション!
いよいよ試乗インプレッション。
走りだすとエンジンの快音とともに、ものすごい風が横から吹きつけてきます。
走りだすとエンジンの快音とともに、ものすごい風が横から吹きつけてきます。
本当にすみません…。
ですが運転の楽しさはピカイチ。
究極の軽さと小ささで、バイクのようにワインディングをスイスイと駆け抜けることができます。
エンジンのレスポンスも良く、鋭い加速でコーナーを立ち上がります。
究極の軽さと小ささで、バイクのようにワインディングをスイスイと駆け抜けることができます。
エンジンのレスポンスも良く、鋭い加速でコーナーを立ち上がります。
試乗を終えて・・
究極に軽くて、コックピットのような車内、バイクのような乗り味…。
「それがいい!」という方にぴったりの、大人のためのおもちゃとも言えるクルマでした。
「それがいい!」という方にぴったりの、大人のためのおもちゃとも言えるクルマでした。