新型 シエンタ 7人乗モデル を 土屋圭市・佐々木萌香・工藤貴宏 が 徹底解説 & 試乗レビュー!

車選びドットコム 新型シエンタ

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小さなボディに最大7人まで乗れて、運転もしやすくて維持費も安く、家族で使うのに便利な装備が満載…

そんな「コンパクトミニバン」としてホンダ フリードと双璧をなすトヨタ シエンタ

フルモデルチェンジを経て新型となった2022年モデルを解説&試乗レビューします。

今回は7人乗モデルのガソリン車の中で最上級グレードである「Z」をご用意しました。

独特のデザインに隠された秘密や、先代と同じところや変わったところ、各段に進化した走行性能と乗り心地まで…徹底的に解説します。

CarMe編集部

新車・自動車ニュースのWEBマガジン「CarMe[カーミー]」を運営。
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Chapter
新型シエンタの解説を動画で観る
「小さくて便利」のコンセプトはそのまま
外装チェック!高くなったボンネット、黒い樹脂パネルの意味とは?
荷室の広さは?3列目の畳み方がホンダ フリードと違う!
3列目の座り心地は?
2列目の居住性は広々と超快適
運転席の居心地は?オーディオやドラレコも標準装備
試乗インプレッション!コンパクトミニバンと思えない軽快な走り
家族で使うのに最適なバランスよくまとまった1台

新型シエンタの解説を動画で観る

「小さくて便利」のコンセプトはそのまま

先日フルモデルチェンジを経て3代目となったシエンタ。

初代からのコンセプトはそのままに正統進化を遂げています。

ボディのサイズはほぼ同じで5ナンバーサイズをキープ。

ヤリスやアクアと同じプラットフォームを一部に使用しています。

お値段は256万円とお手頃価格。

外装チェック!高くなったボンネット、黒い樹脂パネルの意味とは?

エクステリアの特徴の1つである黒い樹脂パネルには、様々な意味があります。

まず、15インチタイヤという比較的小さなタイヤサイズでありながらも、この樹脂パネルによって視覚的にタイヤをより大きく見せています。

そしてもう1つの意味は、ぶつけてしまってもこの黒いパネルだけを交換すれば、修理費が安上りになること。

さらにボンネット先端の位置は先代よりも少し高くなっており、運転席から見るとボディの先端がどこにあるのかより分かりやすくなっています。

荷室の広さは?3列目の畳み方がホンダ フリードと違う!

この手のクルマで荷室の使い勝手はかなり重要と言えます。

さすがに3列目を使用する状態では荷室はかなり狭いですが、3列目を畳んだ時に本領を発揮します。

ポイントは3列目の畳まれ方にあり、2列目の下にもぐるように畳まれるので、まるで3列目が消えたかのような状態になります。

こうするとかなり広大な積載空間が生まれます。

ホンダ フリードの3列目は左右への跳ね上げで3列目を収納するので、この点は大きく異なります。

3列目の座り心地は?

3列目の空間は、ボディサイズがコンパクトなだけあってなかなかタイト。

「これは86 BRZ (のリアシートのよう) だ」と土屋さん。

あくまで3列目は緊急用で、普段は5人乗りとして使うのが良いでしょう。

2列目の居住性は広々と超快適

コンパクトなボディサイズながらスペース効率が良く、2列目の座り心地は快適です。

リクライニングでゆったりと過ごすこともでき、サーキュレータによってエアコンを空気を後席まで届ける工夫も施されています。

運転席の居心地は?オーディオやドラレコも標準装備

運転席に座ると、先代からメーターの位置が変わっていたり、インパネが刷新されていたりと、運転のしやすさへの配慮がされていることが分かります。

驚くべきなのは、最上級グレードであればナビとドラレコを標準で搭載していること。

試乗インプレッション!コンパクトミニバンと思えない軽快な走り

いよいよ試乗インプレッション。

ボディはコンパクトかつ大きな開口部があり、走行性能には不利な条件が揃っています。

にも関わらず、刷新されたプラットフォームは安定感のある走りを実現。

120馬力ガソリンエンジン×CVTの加速力も十分で、先代から走りの軽快さは各段に進化していました。

「ファミリーカーとしては上出来」と土屋さん。

家族で使うのに最適なバランスよくまとまった1台

コンパクトミニバンとして必要な利便性はさらに磨きをかけ、走行性能まで向上させた新型シエンタ。

家族で幸せなドライブに出かけるには最適な1台です。

最上級グレードでも256万円というお値打ち価格も魅力の1つでしょう。

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