日産 3代目ノートのグレードを比較!
更新日:2024.09.09
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2020年にフルモデルチェンジされた新型3代目ノートでは、2WDと4WDで計5グレード、特別仕様車3グレードがラインアップされています。
エンジンスペックなどには違いはないものの、装備やオプションなどに差があります。各グレードで具体的にどのような差があるのかみていきましょう。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
エンジンスペックなどには違いはないものの、装備やオプションなどに差があります。各グレードで具体的にどのような差があるのかみていきましょう。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
ノートのグレードを紹介その①|【2WD】3グレード【4WD】2グレードの計5グレードを用意
新型3代目ノートでは、日産のシリーズ方式ハイブリッドシステム「e-POWER」が全グレードで標準装備されており、ハイブリッドカーのみのラインアップとなります。先代まであったガソリン車の設定は廃止されました。
2WDモデルとして「F」、「S」、「X」の3グレード、4WDモデルとして「S FOUR」、「X FOUR」の2グレード、計5グレードが用意されています。
エンジンは5グレードすべて共通となり、1.2リッターガソリンエンジン(HR12DE型)を搭載しています。
モーターは、2WDモデルにはEM47型フロントモーター(116馬力)が1基のみ搭載、4WDモデルにはEM47型フロントモーター+MM48型リアモーター(68馬力)の計2基が搭載されています。
カラーは、2トーン2色、モノトーン11色の全13色が用意されています。
2WDモデルとして「F」、「S」、「X」の3グレード、4WDモデルとして「S FOUR」、「X FOUR」の2グレード、計5グレードが用意されています。
エンジンは5グレードすべて共通となり、1.2リッターガソリンエンジン(HR12DE型)を搭載しています。
モーターは、2WDモデルにはEM47型フロントモーター(116馬力)が1基のみ搭載、4WDモデルにはEM47型フロントモーター+MM48型リアモーター(68馬力)の計2基が搭載されています。
カラーは、2トーン2色、モノトーン11色の全13色が用意されています。
ノートのグレードを紹介その②|各グレードの違いは?標準装備や付けられるオプションなどが異なる
どのグレードでも走行スペックに関する部分は基本的に同じですが、外装パーツや安全装備、また付けられるオプションの数などに差があります。各グレードの特徴を見ていきましょう。
エントリーグレードの「F」
「F」は、新型3代目ノートのエントリーグレードにあたります。リア間けつ式ワイパーを非装備とし、メーカーオプションについても設定範囲を狭めており、LEDヘッドランプしか追加オプションは付けられません。
その分、燃費は全グレードで最もよく、38.2 km/L(JC08モード)となります。車重も最も軽く、この「F」のみ1190kgとなります。
ただし燃料タンクが32リットルとやや小さめに設計されています。他グレードの燃料タンクは36リットルです。
その分、燃費は全グレードで最もよく、38.2 km/L(JC08モード)となります。車重も最も軽く、この「F」のみ1190kgとなります。
ただし燃料タンクが32リットルとやや小さめに設計されています。他グレードの燃料タンクは36リットルです。
S / S FOUR
「S」は、新型3代目ノートのスタンダードグレードです。価格的にはエントリーグレードである「F」よりも安く、全グレードの中で最安値となります。「F」では装備されているフロントドアのIRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラスが「S」では装備されていません。
「S」の特徴として、付けられるオプションが「F」よりも豊富です。インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーなどの便利機能、インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)などの安全機能もオプションで装着できます。
「S FOUR」はリアモーター+4WDシステムが追加され車重が120kgほど大きくなります。それ以外の部分は基本的に「S」と変わりません。
「S」の特徴として、付けられるオプションが「F」よりも豊富です。インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーなどの便利機能、インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)などの安全機能もオプションで装着できます。
「S FOUR」はリアモーター+4WDシステムが追加され車重が120kgほど大きくなります。それ以外の部分は基本的に「S」と変わりません。
X / X FOUR
「X」は、新型3代目ノートのハイグレードです。インテリジェントキー、合皮アームレスト、日産オリジナルナビ取付パッケージ、シャークフィンアンテナ、後席リクライニング、16インチホイールなど、豪華装備を標準で装着してます。
また、「X」のみのオプションとして、日産独自の自動運転化技術「プロパイロット」が用意されているのも注目点です。
プロパイロットは、高速道路でステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダルの操作をアシストしてくれる機能であり、ドライバーの負担を軽減してくれます。「標識検知」、「カーブ減速支援」、「停止後の追従再開」の3つの新機能も用意されています。
「X FOUR」はリアモーター+4WDシステムが追加され車重が120kgほど大きくなります。それ以外の部分は基本的に「X」と変わりません。
また、「X」のみのオプションとして、日産独自の自動運転化技術「プロパイロット」が用意されているのも注目点です。
プロパイロットは、高速道路でステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダルの操作をアシストしてくれる機能であり、ドライバーの負担を軽減してくれます。「標識検知」、「カーブ減速支援」、「停止後の追従再開」の3つの新機能も用意されています。
「X FOUR」はリアモーター+4WDシステムが追加され車重が120kgほど大きくなります。それ以外の部分は基本的に「X」と変わりません。
ノートのグレードを紹介その③|3つの特別仕様車
この他、特別仕様車として「エアリーグレーエディション」「AUTECH」「AUTECH CROSSOVER」の3つも用意されています。
エアリーグレーエディション
プロパイロット、NissanConnectナビゲーションシステムなどのアシスト機能、BSW (後側方車両検知警報)、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、RCTA(後退時車両検知警報)などの安全機能を標準装備した特別グレードです。内装をエアリーグレー色で統一しており、明るく解放感のあるインテリアにしているのも魅力です。
4WDモデルとして、「X FOUR エアリーグレーエディション」もラインアップされています。
4WDモデルとして、「X FOUR エアリーグレーエディション」もラインアップされています。
AUTECH
エクステリアやインテリアを専用デザインにカスタマイズした特別仕様車です。
エクステリアは、専用フロントグリル、グリルフィニッシャー、フロントプロテクター、サイドシルフィニッシャー、リヤプロテクターなどを専用デザインのものに変更。
インテリアは、「AUTECH」刺繍の入ったレザレットシート、ダークウッド調フィニッシャー、専用本革巻ステアリングなどを装備。全体的に引き締まった内装となっています。
4WDモデルとして、「AUTECH FOUR」もラインアップされています。
エクステリアは、専用フロントグリル、グリルフィニッシャー、フロントプロテクター、サイドシルフィニッシャー、リヤプロテクターなどを専用デザインのものに変更。
インテリアは、「AUTECH」刺繍の入ったレザレットシート、ダークウッド調フィニッシャー、専用本革巻ステアリングなどを装備。全体的に引き締まった内装となっています。
4WDモデルとして、「AUTECH FOUR」もラインアップされています。
AUTECH CROSSOVER
上記のAUTECHをベースとし、専用チューニングサスペンションを組んだクロスオーバー仕様車です。タイヤを16インチに大径化したことで車高が25mm高くなっています。車高アップに伴い、スプリング、ショックアブソーバー、パワーステアリング等にも専用チューニングを施しています。
インテリアはブラックをベースとした配色の専用デザインに変更。
4WDモデルとして、「AUTECH CROSSOVER」もラインアップされています。
インテリアはブラックをベースとした配色の専用デザインに変更。
4WDモデルとして、「AUTECH CROSSOVER」もラインアップされています。
3代目新型ノートではこのように豊富なグレードを用意しています。装備やオプションにそこまでこだわらないのであれば「F」や「S」も選択肢となりますが、注目の自動運転機能である「プロパイロット」などを装着したい場合は、上位グレードの「X」も検討したいところです。