トヨタ ノア&ヴォクシーのエクステリアをチェック!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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通算4代目となった新型ノア&ヴォクシー。すべてのトヨタディーラーが全車取り扱いをスタートさせたことで、1車種に統合されるというウワサもありましたが、消滅したのはエスクァイアのみで、新型もノアとヴォクシー両方が登場することとなりました。
ただ両車を同一のディーラーで販売するということもあり、ノアは従来型のテイストを色濃く残すデザインとなった一方で、ヴォクシーはより押し出し感の強い先鋭的なデザインを纏ったものへと大きく舵を切っているのが特徴です。
また、ノアでは従来型と同じくエアログレードと標準グレードの2本立てとなっていますが、ヴォクシーはエアログレードのみで標準グレードは設定されていない点も大きな違いと言えるでしょう。
ではここからは両車のエクステリアを細かくチェックしていきたいと思います。
文・写真/小鮒 康一
ただ両車を同一のディーラーで販売するということもあり、ノアは従来型のテイストを色濃く残すデザインとなった一方で、ヴォクシーはより押し出し感の強い先鋭的なデザインを纏ったものへと大きく舵を切っているのが特徴です。
また、ノアでは従来型と同じくエアログレードと標準グレードの2本立てとなっていますが、ヴォクシーはエアログレードのみで標準グレードは設定されていない点も大きな違いと言えるでしょう。
ではここからは両車のエクステリアを細かくチェックしていきたいと思います。
文・写真/小鮒 康一
ノア&ヴォクシーのフロントデザイン
ノアのフロントデザインは横方向に走った3本のラインという、先代の後期型と同じ意匠を踏襲しています。標準グレードではボディカラー同色の大型グリルにはメッキモールを配し、カラーの異なるフードモールディングで奥行き感を演出。
フードモールディングは「G」と「X」はブラック塗装、「Z」ではメッキとなり、グレード毎でも異なる表情となっています。フロントバンパーサイドには縦方向のスリット風の加飾が配され、「Z」と「G」にはメッキ加飾付きのLEDフォグランプが標準装備となりました(「X」ではディーラーオプション)。
一方のエアログレード(「S-Z」と「S-G」)では横方向に3本のラインという意匠は共通ながら、グリルがメッキとなり、それを取り囲むようにブラックアウトされた部分が備わるため、よりワイド&ロー感が強調されています。
また、標準グレードでは別体となっていたフォグランプベゼルもグリルと一体化したデザインとなり、フードモールディングはブラックアウトされたグリル周囲と同じくブラック塗装とすることで精悍なものへとなりました。
フードモールディングは「G」と「X」はブラック塗装、「Z」ではメッキとなり、グレード毎でも異なる表情となっています。フロントバンパーサイドには縦方向のスリット風の加飾が配され、「Z」と「G」にはメッキ加飾付きのLEDフォグランプが標準装備となりました(「X」ではディーラーオプション)。
一方のエアログレード(「S-Z」と「S-G」)では横方向に3本のラインという意匠は共通ながら、グリルがメッキとなり、それを取り囲むようにブラックアウトされた部分が備わるため、よりワイド&ロー感が強調されています。
また、標準グレードでは別体となっていたフォグランプベゼルもグリルと一体化したデザインとなり、フードモールディングはブラックアウトされたグリル周囲と同じくブラック塗装とすることで精悍なものへとなりました。
ヴォクシーでは、ほぼ全面すべてがグリルと言っても過言ではない先進かつ独創的なスタイルを実現。グリル全体をメッキモールで囲むことで押し出し感もアップしています。
特徴的な灯火類は、一番上がLEDのクリアランスランプとターンランプ。グリルに囲まれた中断部がLEDのヘッドライトとなり、「S-Z」グレードではグリル下端にも灯火が追加となりますが、こちらはフォグランプではなく「薄暮灯」という扱い。そのため、ヴォクシーには純正フォグランプは設定されないということになります。
特徴的な灯火類は、一番上がLEDのクリアランスランプとターンランプ。グリルに囲まれた中断部がLEDのヘッドライトとなり、「S-Z」グレードではグリル下端にも灯火が追加となりますが、こちらはフォグランプではなく「薄暮灯」という扱い。そのため、ヴォクシーには純正フォグランプは設定されないということになります。
ノア&ヴォクシーのリアデザイン
先代モデルではリアのテールランプがリアウインドウ両端に備わるデザインとなっていたノア&ヴォクシーですが、新型ではちょうどベルトライン辺りで止まる形状となり、リアウインドウとサイドウインドウがあたかも繋がっているかのようなデザインに改められました。
エアログレードと標準グレードの違いはリアバンパーの形状の違いのみとなり、エアログレードでは若干デフューザー形状となり(ただし長さは不変)、サイドに備わる反射板部分に加飾が備わるといったもの。
このエアロバンパーはノアのエアログレードとヴォクシーで同一の意匠となっており、ノアとヴォクシーの違いはテールランプ及びリアガーニッシュの違いとなります。
ノアが一般的な赤系のテールとなるのに対し、ヴォクシーはクリアテールとなり、横方向のアクセントが付いたガーニッシュと組み合わせることで、横基調のテールランプイメージとなるのが大きな特徴と言えるでしょう。
エアログレードと標準グレードの違いはリアバンパーの形状の違いのみとなり、エアログレードでは若干デフューザー形状となり(ただし長さは不変)、サイドに備わる反射板部分に加飾が備わるといったもの。
このエアロバンパーはノアのエアログレードとヴォクシーで同一の意匠となっており、ノアとヴォクシーの違いはテールランプ及びリアガーニッシュの違いとなります。
ノアが一般的な赤系のテールとなるのに対し、ヴォクシーはクリアテールとなり、横方向のアクセントが付いたガーニッシュと組み合わせることで、横基調のテールランプイメージとなるのが大きな特徴と言えるでしょう。
ノア&ヴォクシーのサイドデザイン
兄弟車関係にあるノアとヴォクシーだけにサイドからの見た目はどちらも同一(バンパー部は当然デザインが異なりますが)となります。エアログレードと標準グレードではサイドマッドガードの形状がやや異なりますが、前後バンパーほどの違いはなく、幅や最低地上高に関しても同一となっています。
サイドからの見た目で大きく異なるのはドアベルトモールディングで、「S-Z」と「Z」がステンレス、それ以外のグレードはブラックとなるため、見た目の印象が意外と大きく違ってくるでしょう。
また、ホイールについてもグレード毎にデザインやサイズが異なっており、「S-Z」の2WD車では17インチのアルミホイールが標準装備。デザインはノアもヴォクシーも同一ですが、ノアが切削光輝+ブラック塗装となるのに対し、ヴォクシーでは切削光輝+ダークグレーメタリック塗装となります。
「S-Z」の4WD車と「S-G」については16インチのエアログレード専用アルミホイールが標準となり、こちらもノア、ヴォクシーともにデザインは同一となるものの、ノアがシルバーメタリック塗装、ヴォクシーがミディアムグレーメタリック塗装となります。
そしてノアのみに設定される「Z」と「G」ではエアログレードとは異なるデザインの16インチアルミホイールが標準となり、「X」グレードでは16インチのスチールホイールに樹脂フルキャップという組み合わせとなります。
サイドからの見た目で大きく異なるのはドアベルトモールディングで、「S-Z」と「Z」がステンレス、それ以外のグレードはブラックとなるため、見た目の印象が意外と大きく違ってくるでしょう。
また、ホイールについてもグレード毎にデザインやサイズが異なっており、「S-Z」の2WD車では17インチのアルミホイールが標準装備。デザインはノアもヴォクシーも同一ですが、ノアが切削光輝+ブラック塗装となるのに対し、ヴォクシーでは切削光輝+ダークグレーメタリック塗装となります。
「S-Z」の4WD車と「S-G」については16インチのエアログレード専用アルミホイールが標準となり、こちらもノア、ヴォクシーともにデザインは同一となるものの、ノアがシルバーメタリック塗装、ヴォクシーがミディアムグレーメタリック塗装となります。
そしてノアのみに設定される「Z」と「G」ではエアログレードとは異なるデザインの16インチアルミホイールが標準となり、「X」グレードでは16インチのスチールホイールに樹脂フルキャップという組み合わせとなります。